セコム飯田亮・パソナ南部靖之・ユニクロ柳井正---優れたビジネスモデルと事業家のキャリアデザイン

明日の2回目の「ビジネスモデル論」の準備をしている。初回は主として後藤新平論だったが、今回は現代の事業家を取り上げる。講義のテーマは「優れたビジネスモデルと事業家のキャリアデザイン」である。2004年に日経ベンチャー誌で「久恒啓一の名経営者解剖論」という連載をしたときに取り上げた3人の事業家を論じる。各事業家の本社ビルでのインタビューを思い出しながら準備をしている。それぞれのビジネスモデルの説明と本人のキャリアデザインの解説を図で行う予定。


セコム創業者の飯田亮さん。

資本金663億円・社員1万2800人。売上高3130億・経常利益709億円!グループ155社39634人。37期連続増収増益。全ての分野が黒字経営。ガードマン。本社:渋谷区神宮。東京が俯瞰できる高層ビル最上階。社会システム産業というビジネスモデル。本場ヨーロッパに行かなかった。勉強しない・真似しない。予算制度なし・公正な人事評価。組織の遺伝子(国家防衛・地域安全)


パソナ創業者の南部靖之さん。

パナソニックソニー・南部の頭文字がパソナ。資本金82億・売上1302億・従業員1219人。野田一夫生(引越し時)・人材派遣・大手町の本社でインタビュー・神宮でテニス。書生っぽさ。事業家は社会の問題点を解決する存在。


ユニクロ創業者の柳井正さん。

資本金102億・売上4449億・経常利益723億。国体からオリンピック出場(1兆円企業)へ。2010年目標。経営チームは3つ必要(米・欧・亜)。人材育成がテーマ。社会運動。革命家・宗教家のにおい。。ユニクロモデルに10年。大田区蒲田本社。物静かな完璧主義者・分析家。海外:2006年秋NYCソーホー旗艦店。2005年秋の韓国・香港は好調。