ホテル松島大観荘で開かれたコンサルタント会社の幹部会で講演

雨の中、松島のホテル松島大観荘に出かける。

復建技術コンサルタントという会社の年一回の幹部会での講演のためである。
中期計画、業務効率化、業務プロセス見直し、販売、社員教育コンプライアンスなどの発表などの前に、総括的講演として「合意」をテーマに1時間半の講演を行った。話の中にそういう話題を盛り込んだ。

この会社は官庁を相手にした技術関係のコンサルタント会社で、仙台に本社があり、東北全県で300人弱の陣容で仕事をしている。公共投資の縮小で厳しい運営が続いているようだ。私の講演の前に社長の挨拶があり、業界や会社の現状がよくわかった。

定性情報、図解思考、顧客視点、前業、考える社員の育成、経営の本質はコミュニケーションにあり、インフラと情報、箇条書き信仰からの脱却、説得型から納得型へ、垂直と水平の相似形、全体と部分、現場と見晴らし、理解と疑問と反論、合意形成、、、。

社長以下70人ほどの幹部は楽しげに聞いていたような気がするが、、、、、。

終了後、ホテルの温泉に入浴させてもらった。
数年前、山形県の熱海温泉から講演依頼があって、温泉に入れると思って引き受けたが、実際は仙台でのキャンペーンに呼ばれて温泉に入れなかった記憶があるが、今回の講演は温泉つきだ。この話を枕にして講演を始めてみた。

ホテルの湯には「判官の湯」との表示があった。源九郎義経が平泉の藤原家に身を寄せるときにこの地を通った。確かにこのホテルの地名は義経の名乗った判官だった。判官びいきのあの判官である。その判官にちなんでこの湯の名前をつけた。
浴槽から松島の絶景が見えるが、あいにくの大雨で残念だ。

このホテルでは、土曜日だったせいもあるだろうが、観光客を乗せた大型バスが頻繁に到着する。九州のある県の商工会議所などの名前も見える。
また、夜にあるのだろうか、松島の近辺の小学校や中学校の同窓会のパーティが2つ準備されていた。
この季節は遠くからの観光客と同窓会と企業の研修会がホテルの主なお客のようである。


帰って、ダルビッシュの快投を楽しんだ。素晴らしい投手になったなあ。