日本の熱い夏が始まった−−都議選・静岡県知事選、、、、

久しぶりに何も予定のない日曜日。

昼前から近くのアウトレットのセールにでかけ、着るものをいくつか買う。

駅前に貼ってある東京都議選のポスターを見ると、この地区では自民党2、民主党2、公明党共産党生活者ネットワーク、無所属の計8人の顔写真が貼ってあった。ちょうど、そのうちの一人の街頭演説があり、美人の女性の国会議員が応援にかけつけていた。この人は都議を二期8年つとめているので安定感がある。「握手をすると親密感が増してその候補に投票する」ということなので、自分の心の動きがどうなるか試しに握手してみる。

午後、アイフォンでオーディオブック「菜根譚」を聴きながらウオーキング。いつも見ている小山の上にある寺院は日蓮宗であった。人の出入りも多い。途中で見かけた都議選のポスターは、7人の顔しかなく、一人は出遅れている。ある小さな功績をたたえて人の名前がついている木がある。いろいろ発見がある。最近は愛犬との散歩が中心だったが、一人のウオーキングもまた復活しよう。

夜は、城山三郎原作の「官僚たちの夏」をテレビで見る。この本はすでに読んでおり、その後、「小説日本銀行」、「落日燃ゆ」など城山三郎の本を愛読するきっかけになった記憶がある。今日の番組の舞台は昭和30年頃の自動車産業を何としても育成しようとする通産官僚の戦いを描いた物語で、当時のアメリカとの国力の違い、自動車産業の圧倒的な格差、など最近のGMの破綻などを念頭に置くと隔世の感があり、先達の構想と努力に頭が下がる想いがした。愛国心をゆさぶる物語だ。日米自動車摩擦交渉を担当した私の知っている通産官僚にもこの男達のような匂いがある。

深夜に、静岡県知事選で川勝平太さんが初当選のニュース。

日本の熱い夏が始まった。