第二回の教職員によるティーチイン。以下、学長発言のキーワード。
- 組織論や意思決定プロセスにばかり関心が向くのがダメになる組織の典型。インナールッキングにならないように。
- 本当の実学とは、経営の現場の人が持っているニーズに応える力があるということ。ニーズはプロジェクトエンジニアリング。
- ビジョンと構想
- 強いメッセージがなければ誰もサポートしてはくれない。社会的価値の向上を目指そう
- 全体的底上げプランとして、アジア・ユーラシア時代にふさわしい大学へ。
- 平準化への刺激としての国際化と地方学生
- 多摩学。広がりと深まり。
- 全員参加で外に向かってエネルギーを燃やす
- リスクを取って時代に発言している識者の話、一流の人の話を聞かせるのがリレー講座だ。答案を読むと響いていることがわかる。
- インターゼミ(社会工学研究会)は1年やってみたが、あそこまで手応えがあるところまで行くとは思わなかった。今後は多摩学との相関も。
- 具体的プロジェクトを語って欲しい
- 一大学院二学部の連携を深めていく方向に舵を切っている。学園との連携も。
- 大中華圏で活躍する企業からの外部資金の獲得、大学院派遣などにも手をつけている
- 社会的にマグニチュードのあるプロジェクトを
- 全体最適と知的緊張
- 厳しいバトルを戦い抜けるか
- コミュニケーション能力と教養
- ビジョンと方向性をもって段階的にやっていく。ナローパスを駆け抜けていく。
- タイミングとクオリティを保持しなければ戦略的再編も有利にはならない
- ポジティブプラニング
- 及び腰ではなく、前に突き抜けていこう
- 外で評価される人間を教壇に立たせる
- 外に向かって存在感を高めていくこと
- 大人として、職業人として経営に立ち向かうことが大事
- 会議をやっている組織は沈む
- ギリギリの時間管理でガバナンスにコミットする
- 出口と入口の充実
- 社会人としてのスキルを大事にしながら、目線の高い学生も育てる
- 学部と大学院。教育に全力。原点回帰。
- 手作り感で問題解決力をつけさせていく
- 我々は物語をつくっている
- 絶妙のバランス感覚
- 意見とは、文献研究とフィールドワークによって問題解決につながるレベルのものをいう
- ガバナンスと方向感覚のある経営が成功する
- 職員も時代、社会、現場を勉強して欲しい
- 陣中に戯言無し
- 蚕の中、天国
- 教育組織としての成功
- オンザトラック
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終了後は、本音を語り合う和気藹々の雰囲気で懇親会。
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09年2月22日の時事放談。寺島「中川さんというのは、麻生内閣の政策論の機軸だったと思うんです。そういう意味もあって、瞬間、庇わざるをえないという力学が働いたんだと思います。しかし、それが逆に命取りというか、緊張感の欠落というか、要するに、僕はいつも思うのですが『陣中戯言なし』という言葉がありますね、侍の世界で陣中で戯言を言ってたら、即刻、責任を取らなきゃいけない。国会とか国際会議は、政治で飯を食っている人にとっては、陣中ですよね。その陣中で戯言というか、このようなことで、国民に迷惑をかけるのは、本当にもうこれだけにしてほしいです」
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「そのとき、自らその任にあたりたいと願い出たのが馬謖であった。馬謖は、孔明と「刎頸の交」のあった馬良の幼弟で、才気煥発、孔明がひ
そかにその大成を愉しんで弟のように愛している部下であった。だが、仲達と対抗させるには、彼はまだ若い。孔明はあやぶんだが馬謖は熱
心に懇願した。
「多年兵法を学んで街亭一つを守り得ないようではどうしましょう。万一敗れるようなことがあれば、私はおろか一門眷属ことごとく軍罰に処せられても、決してうらみません。」 「よし、陣中に戯言なしだぞ。」 馬謖はうなずいて孔明の命を受けた。」