■ 偉人を育むのは母(父ではなく)
野口英世に関する、講義冒頭の言葉で仰天、そして納得しました。「野口英世を見ているとお母さんが偉い。偉人にはお母さんが偉い人が多い。お父さんが偉くても、ダメな子供になることもあるが...。」寂しいけれど、きっとそうでしょう、。
野口英世「私はこの世界に、何事かをなさんがために生まれてきたのだ」
https://note.mu/hisatune/n/n3238eef39169
■ 日本人とは何かを図解(神道×儒教×仏教)
○新渡戸稲造
「神道から忍耐 儒教から道徳 仏教から慈悲心」
○二宮尊徳
「神道がひとさじ、儒教と仏教は半さじずつ。」
これも納得。神道章ボーイスカウトで禅に心惹かれる私が見るに、神道のアニミズム、禊の思想、教義や偶像を持たないことで、儒教や仏教も自然に受けられたのではないでしょうか。
■今日のテーマは「修養・鍛錬・研鑽」
自分で自分を律して決めることができる人になろう。
鍛錬。鍛は約3年 錬は約30年
○宮本武蔵
「千日の稽古を鍛となし、万日の稽古を錬となす」
http://k-hisatune.hatenablog.com/entry/20120526
修業(終わりがある。卒業)と 修行(一生続く)
安岡正篤
私の今があるのは「縁尋奇妙」というメールマガジンを、インターネット黎明期に10年以上書き続けていたからです。このタイトルは安岡正篤先生が引用されていた「縁尋機妙=人は会うべき時に会うべき人に会う」という言葉にちなんでいます。インターネットの網縁によって、さらにご縁が不思議な広がりを見せると体感して、不遜ではありますが命名しました。
「自分はつきつめた所、何になるかといえば、自分は自分になる『完全な自己』になるということだ」
「人間はできるだけ早くから、良き師、良き友を持ち、良き書を読み、ひそかに自ら省み、自ら修めることである。人生は心がけと努力次第である。」
「どんな一事・一物からでも、それを究尽すれば必ず真理に近づいてゆき、竟には宇宙・天・神という問題にぶつかるものだ」
「宗教と道徳を区別するのは西洋近代学の通念であって、東洋ではこの二者を”道”として一なるものと考えてきた」
「愚直で、少々頭も悪く、小才も利かぬ、そんな人間の方が、根が真面目なだけに、修養努力して大人物になることが多い 」
https://note.mu/hisatune/n/n2b48ea16c3aa
■ 上司の心得
「上、下を見ること3年。下、上を見ること3日」
久恒先生曰く、上司が部下を理解するのには3年かかるけれど、部下が上司を見抜くのは3日あればいい。私も勤め人をしていたころは、呑んでは愚痴をこぼすことが多く、身に覚えがあります。もちろん面従腹背の部下を持ったことも....恐ろしいことですね。
■AIに代表されるテクノロジーが醸す未来
リレー講座「テクノロジーによって私たちの暮らしや働き方はどう変わるか?」(浜田敬子先生)
久恒先生は、孫正義さんがAI関連企業に投資をしていていることを合わせて紹介。ビッグデータの時代に、AIを制する企業が最終的に儲かるから。個人のビッグデータをどう集積するか。毎日ブログなどを書き続ける自分がモデルになる。
▼久恒先生のブログより企業のICT活用の新しいサービス
・ゾゾスーツ(体のデータ収集)。アマゾンGO(ムジン店舗)。ギグエコノミー。ウーバー。ウーバーイーツ(出前)。タスカジ(家事)。ゴーストレストラン(厨房のみ)。タイルバック(時間単位の副業)。クラウドワークス(マッチング)。シュフティー(主婦)。キッズライン(ベビーシッター)。AirB&B. アマゾンプライム。ソシャルスコア(バーチャルスラム)。ウオルマート(口座提供)。
・デジタルポピュリズム。格差。テクノロジーから置き去りにされた人々。社会の不安定。トランプ誕生。苦しさがネットで増幅。怒り。声をあげよう。デジタル巨人とどう向き合うか。憲法改正。分断。
http://k-hisatune.hatenablog.com/entry/2018/11/22/000000
■本多静六という金回しと勉学道楽の達人
恥ずかしながら、林学博士、造園家、株式投資家にして日本の「公園の父」「本多静六」氏を知りませんでした。 勤倹貯蓄と投資で財産を築きながら、社会貢献のため寄付をして無一文になりました。それでいて幸せだという秘密は...
「人生の最大の幸福はその職業の道楽化にある。職業を道楽化する方法はひとつ努力(勉強)にある」
「人生の幸福は、現在の生活程度自体よりはむしろその生活の方向が上り坂か下り坂か、上を向くかで決定されるものである。つまり、人の幸福は、出発点の高下によるものでなく、出発後の方向のいかんによるものだ」
https://note.mu/hisatune/n/nb518c1503145