インターゼミでの私のミニ講義−「遅咲きの偉人達」

午前中は、学部運営委員会。カリキュラム改革。クラウドへの踏みだし。
その後、人事委員会。

午後は、九段サテライトでインターゼミ(社会工学研究会)の第2回目の授業。始まる前に寺島さんにいくつか報告。
最初に私のミニ講義を30分間。

  • 二つの問いに答えられるか? 「今まで」と「今から」。
  • 「宮城大時代の総決算」という冊子を解説。記録。継続。
  • 私のテーマ変遷史=アナウンサー(小学校)、新聞記者(中学校)、弁護士(高校)、探検家(大学)、ビジネスマン、大学教授。
  • 「図解コミュニケーション」、という第一のライフワーク。
  • 「人物記念館の旅」、という第二のライフワーク。海外は「文明の生態史観の旅」。国内は「人物記念館の旅」。「本物の日本人−7つの共通項」(師匠・友と敵・志・仕事量・修養・構想力・日本)。
  • 今書いている本のテーマは「遅咲き偉人伝」。高齢社会に勇気を与える。「一筋」「脱皮」「多彩」「二足」。
  • 日本人のアタマ(図解)とココロ(人物)の革命

寺島学長のコメントから。

  • ネットワーク。NPO知研。しつこさ。継続は力なり。
  • ワシントン来訪。宮城大。多摩大。
  • 人物論。偉人も欠陥だらけ。中年の危機をどう克服したのか。使命感。友達。
  • 下積み時代。孤独に耐える。孤独を一人で吸収せよ。移動の時間。
  • テーマをとりまく新しい動き、変化がどこまで視界に入っているか。
  • 環境・エネルギー。COP15からCOP16の谷間。国際ルール。国際連帯税。サルコジ
  • アジア。日中の人の動き。10/21の羽田国際ターミナルのインパクト。来週土曜日8時のウェイクアップ。11/17の川崎市フォーラム。浅草の定食屋が外人に人気。人の流れ。モノの流れ。FTA/EPA。実体的な日米自由貿易協定。韓国と欧州のFTA。韓国は農業を捨てた。日本は農業を育てながらFTAを推進する道を探る。戦う農業。5000億円。JAに守りの発想を超えていく視点はないか。地下資源と地上資源。高度成長時代のビジネスモデルの新興国への輸出。カネの流れ。中国の金融政策。
  • 多摩学。気づき。千人同心と新撰組。東京の民話。富岡から八王子を経て横浜までの絹の道。多摩川と相模川の間。ゴローカリティ。歴史性。
  • 付加価値をつける。成果。マイルストーン。知は力なり。

ゼミ修了後、近所の蕎麦屋で寺島学長を囲む。金先生、中庭先生、長田先生、木村先生、私。著名な経営者、有名な論客、などの実相の観察の言葉が実に面白く愉快だった。