「西郷隆盛 命もいらず名もいらず」(北康利)

北康利「西郷隆盛 命もいらず名もいらず」(WAC)を読了。

西郷隆盛 命もいらず 名もいらず

西郷隆盛 命もいらず 名もいらず

西郷は五尺五寸(179cm)、体重29貫(109キロ)。「南洲」は自分が流された南の島を意味している。元服の時につけられた諱(いみな)は隆永であったが、明治政府からの辞令には隆盛と間違って書かれていた。天皇陛下の名前で書かれた辞令を改めさせるのは不敬であるとし生涯隆盛で通した。

西郷については、多くのエピソード、接した人たちの人物評、敵を「赦す力」などがこの本に書かれているが、本日は西郷の言葉のみを記すことにした。

  • そうなら、気張ってやりもんそ!
  • 道は天地自然の物にして、人はこれを行うものなれば、天を敬するを目的とす。天は人も我も同一に愛し給ふゆえ、我を愛する心を以て人を愛するなり。
  • 今は日本全国が雨漏りしている時ごわんあど
  • 匕首一本あれば片づくことではごわんか、、
  • 事大小となく、正道を踏み至誠を推し、一事の詐謀を用うべからず
  • 武士の一言を信ずるのが武士でごわんか。もし反逆したら、また来て討てばよろしい。
  • 瓢箪なり
  • 恨みは私が引き受けもんそ
  • 正道を踏み国をもって斃るるの精神なくば、外国交際は全かるべからず
  • しもた!
  • おはんらにやった命、おいの身体は差し上げもうそう
  • 命もいらず名もいらず、官位も金もいらぬ人は、仕末に困るもの也。この仕末に困る人ならでは、艱難を共にして国家の大業は成し得るられぬ也
  • 天は人も我も同一に愛し給ふゆえ、我を愛する心を以て人を愛するなり

130712

  • プレゼミ・本日は私の講義「問題解決について」。企業の中で具体的にどのような問題があり、それをどのようにして解決してきたかを説明してみた。30分の説明と、質疑。イメージが湧いてくれたらいいと思う。
    • 「今日の授業を聞いて自ら先頭に立って問題を解決していくことは難しいと思いましたが、いつかは自分が先頭に立って問題解決していきたいと思いました」
    • 「今回の先生の講義・お話を聞いて、「問題解決力」について具体的なイメージを持つことができました。 ご自身の今までの経験を踏まえてあったとても説得力があり、これからはその「問題解決力」を身につけるためにもこれからは自分の足元・目の前をしっかりと見つめて、身近な問題を少しずつ解決できるように努力したいと考えさせられました。」
  • 授業:参院選の公約の図解がテーマ。2回目なのでさらいに理解が深まったようだ。

  • ラウンジにて。
    • 今泉先生:大学院への企業派遣関係など。
    • 菅野客員、樋口先生、趙先生、豊田先生、志賀先生、彩藤先生などと、入れ替わりながら愉しく歓談。ずいぶんと長い時間。クルマ、学生、野田先生、大学院、、、。
    • 飯田先生と相談:学生関係
  • 研究室にて秘書の近藤さんと打ち合わせ。そして事務処理。