「死のロード」が続いている

死のロード」が続いている。


2月から3月にかけては授業がなくなるため、遠くからの講演はこの時期に引き受けてきたが、気がつくといつの間にか毎週旅に出るという構図になってしまっている。ここ数年は中国やハワイなどの海外にもこの時期に出かけていたためハードだった。


この「死のロード」を乗り切るためには体調管理が大切になってくるが、一方でこういうきついスケジュールにならないように前もって調整をしておかなくてはならない。これは来年以降の課題でもある。


今年は国内中心となったが、名古屋地区、関西地区、九州地区、そしてその間に東京での仕事がまばらに入ってくる。学内でも会議や入試関係の業務でこの時期もあわただしい季節である。今日も、前期入学試験で出勤していた。


「スケジュールをいかに組むかはわたしの最大の仕事である」とは、NHKアナウンサーでベストセラー作家でもあった鈴木健二さんの言葉だ。仕事・講演・執筆と超多忙な日々を全速力で走った鈴木健二さんならではの言葉だと思う。鈴木さんは講演の前後を活用して旅をしていた。持ち時間は限られているのだから、組み合わせや優先順位に関する方針が重要になってくる。


タイムマネジメントの能力は、時間の質をあげるため、人生の豊かさを手に入れるために必須の技術である。八面六臂の活躍をする人たちを間近に観察すると、多忙さが独自の時間管理技術を生み、それがさらに多忙さを引き寄せるという構図になっていることがわかる。この能力と技術が一体となって一人の人物に備わり、結果として常人の及ばぬ業績となって現れる。



昨日、ハワイのカポレイゴルフクラブで宮里藍ちゃんが6バーディの猛追で3位に食い込む健闘を見せていた。このカポレイは、昨年この時期に友人とゴルフをし好スコアがでたゴルフ場である。フラットなコースのいたるところに池があり、その水が心を和ませる素晴らしいコースだったことを思い出しながら中継を見た。

スケジュールを上手に調整して、また行きたいものだ。