『図解コミュニケーション全集』全10巻が完結ーー34冊の著書を収録

『図解コミュニケケーション全集全10巻、

仕事ができる人になる 図解の技術 大全 | 久恒 啓一 |本 | 通販 | Amazon

各巻に収録した著書は、以下34冊。

  • 第1巻・原論編「図解コミュニケーション原論」――『図解の技術』『図で考える人は仕事ができる』『合意術―「深掘り型」問題解決のすすめ』
  • 第2巻・技術編「図解コミュニケーションの技術」――『図解の技術 表現の技術』『図で考える人の図解表現の技術』『図で考える人は仕事ができる 実践編』『図解で考える技術が身につくトレーニング30』
  • 第3巻・実践編「よむ・考える・かく」――『図で読み解く!ドラッカー理論』『「図で考える』ことができる人、できない人』『図で考えれば文章がうまくなる』
  • 第4巻・展開編1「ワークデザイン」(仕事論)――『必ず目標を実現する「鳥の目」手帳術』『タテの会議 ヨコの会議』『問題がすっきり解決!図解思考の本』『仕事力を高める「図解思考術」』
  • 第5巻・展開編2「キャリアデザイン(キャリア戦略)――『自分伝説V 適職発見BOOK 図解 就職・転職に成功するキャリア戦略』『図解仕事人』『30歳からの人生リセット術』『能率手帳でえがくビジネス自分史』
  • 第6巻・展開編3「ライフデザイン(人生戦略)――『30代からの人生戦略は「図」で考える!』『図解で考える40歳からのライフデザイン』『50歳からの人生戦略は「図」で考える』『書くだけで人生が好転する妄想ノート』『図解 書いてスッキリ!働く女性の成功ノート』
  • 第7巻・応用編1「世界の名著」――『一枚の図で読む!図解 世界の名著がわかる本』『図解 資本論
  • 第8巻・応用編2「ビジネス理論・ウェブ時代をゆく」――『40文字でわかる!知っておきたいビジネス理論』『40文字でわかる!今さら聞けないあの企業のビジネス戦略35』『図解 人生がうまくいく人は図で考える』『自分を高めるインターネット勉強法』『新・深・真 知的生産の技術』
  • 第9巻・応用編3「日本探検」――『日本一わかりやすい 図解日本史』『事業構想学入門』『大胆図解 日本の白書』『図解 今の日本がひと目でわかる本!』
  • 第10巻・総集編『図解の技術 大全』

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町田の樋口裕一さん宅の新居を夫婦で訪問。樋口さんは中津での幼馴染みで、多摩大時代の同僚。娘さんと孫も挨拶にみえた。「木曽路」でしゃぶしゃぶの昼食を摂りながら久しぶりの近況交換。

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「名言との対話」12月18日。米長邦雄「お前は天才だ、才能がある」

米長 邦雄(よねなが くにお、1943年昭和18年6月10日 - 2012年平成24年12月18日)は、将棋棋士。享年69。

高校入学時は900満点の804点でトップ入学した。将棋にのめり込み、卒業時は平均水準の成績だった。米長の「頭が悪いから、(3人の)兄貴たちは東大に行った」は世間に衝撃を与えた。冗談だと思われたようだが、本人はそう思っている。

1973年、棋聖戦有吉道夫を破り、初のタイトルを獲得。1984年、中原誠と十段戦七番勝負を戦い、ようやく、7タイトルのうちの過半数を占めた。1993年名人戦で7度目の挑戦者となり、天敵中原をストレートで降して49歳11ヶ月で初の名人位を獲得した。50歳名人就任は、史上最年長記録で話題になった。就任パーティでの予言通り、翌年羽生善治に敗れた。

1994年、通算1000勝を達成して特別将棋栄誉賞。通算1103勝 800敗。竜王、王座をのぞく6タイトルを獲得した。タイトル獲得数19期は歴代6位永世棋聖大山康晴には46勝58敗。4つ年下の中原誠には81勝106敗で、この二人にだけには分が悪かったが、他の棋士にはほとんど分がよかった。2005年には、 中原の後を受け、日本将棋連盟会長に就任した。

米長語録は将棋界だけでなく私たちにも参考になる。

  • 男というのは、100点に向かって全部の力を出し切る時がなくてはダメだ。
  • 一日一日を今日は何のための日であるか、はっきり意識して過ごせ。
  • プロ棋士になるには若いときに脳に汗をかかせなければ駄目だ。
  • 悪手を指さないこと。
  • 一番大切なのは大局観だ。
  • 前に進もうとしなければ後退する。
  • 盤上には神が宿っている
  • 名人位は変化を試してきたことへの神様からのご褒美だ。

「自在流」(内藤國雄)、「自然流」(中原誠)、「光速流」(谷川浩司)などトップ棋士たちの棋風を名付けたのは原田泰夫九段だ。米長本人の性格や風貌から「さわやか流」と命名されたが、棋風はさにあらず。 劣勢になるとベストの手を打たず混乱させ、局面をわざと複雑にして相手のミスを誘う「泥沼流」だと自認している。

自分にとってはあまり意味のない対局であっても、相手にとってのるかそるかの重要な対局であれば、全力を以って相手を負かしにいくという考え持ち、実行した。それは将棋界では米長理論と呼ばれ影響を与えている。

「子どもの教育で一番大切なのは何かというと、それは集中力をつけてやることに尽きます」、「それには、好きなことをやらせるのが一番いいい」という。励まし、集中力、好きなこと、この米長の明快な言葉には、納得させられる。

「ねたむ、そねむ、ひがむ、うらむ、にくむ。そういう気持ちを持っている人には運はついてこない」という 米長邦雄は弟子の教育には、「お前は天才だ、才能がある」という一言が一番効き目があるという。自分への確信をもった人は伸びる。

人間における勝負の研究―さわやかに勝ちたい人へ (ノン・ポシェット)