出版社四社合同「朝時間フェア」−−早く起きた分だけ、イイことがお

多忙なビジネスマンに残された聖域である朝の時間の使い方に関する本が売れている。

大和書房、総合法令、WAVE出版、かんき出版の出版社四社の合同企画フェアが開催されている。この中に私の本も入っている。
売れているということは、そういうことができない人が多いということだ。早起きは、「言うは易く行うは難し」の典型だから、このテーマは出版界においても長く続くテーマとなるだろうなあ。

アマゾンや出版社のHPからの解説をピックアップして並べてみた。


〇大和書房 「残業はするな、「前業」をせよ!」(久恒啓一

〇大和書房 「朝時間のすごしかた」(朝時間.jp)
朝を楽しく、わくわく、気持ちよく。今、朝型生活の人が急増中! 450万アクセスの人気サイトから生まれた朝時間の活用法を大特集!
著者からのコメント
生まれたての空気を思いっきり吸い込むと訪れる、しずかな自分
時間。朝のひと時には、その人だけが持つ小さな楽しみや、シアワセがギュッ
と詰まったアイデアがあります。
「朝時間のすごしかた」は、充実した朝をすごすことでキラキラ輝く著名人の
方々や、朝時間.jpの読者の皆さまから頂いた朝にまつわるエピソードまで、い
ろんな人の朝時間のすごしかたがぎっしりつまった一冊です。
朝スッキリ目覚めるためにしていること、朝ごはんの工夫、こだわりの快眠法、
美容のためにしていること、通勤時間の活用法...朝を快適に楽しく過ごす方
法......etc.
すぐにカンタンにまねしたくなるような朝のすごしかた、自分の朝を見直すため
のヒントを知ったとき、いつもと同じ朝が、ちょっと違って見えてくるはず!

〇総合法令出版 「通勤大学MBA1マネジメント」
キャリア志向のビジネスマンにとっては憧れのMBA。ただ、従来のMBAテキストは分厚く、難しそうなものばかり。通勤電車内で、女性でも読み易く、見開き完結&図解で指南するテキスト。第1巻はマネジメントを解説する。

〇総合法令出版「通勤大学MBA2 マーケティング
MBAコースのエッセンスをまとめた「通勤大学」シリーズの第2弾。テーマは、第1弾の『通勤大学MBA 1 マネジメント』の最初に必須科目として紹介された「マーケティング」である。著者は、マーケティングを学ぶ意義として、各部署間の「ビジネス上の共通の認識と言語」が得られることや、「自分の担当部署ではどう実行すべきか」という問題解決の出発点に立てることなどを挙げている。

〇WAVE出版 「「お先に失礼!」する技術」(柴田英寿)
著者・柴田英寿氏は、日立製作所の現役社員として勤務しながら東京大学先端科学研究所の講師を務め、今年で4年目。ほかに知財学会の立ち上げから理事という役職、MBA友の会の幹事や水曜日の朝に赤坂のカフェに集う、「赤坂ブレックファーストクラブ」の主宰、さらにはこのような本の執筆など多彩な活動を行なっています。
サラリーマン生活の場合、「やりたいことがあっても時間がない」「平日の夜に空いている時間はない」というのが通常ではないでしょうか。
柴田氏は、この「時間がない」を、「お先に失礼する」ことで乗り越えてきました。
この「お先に失礼する」というのは、「定時で会社を出る」のはもちろん、「無駄な会議には出ない」「必要のない資料はつくらない」「『つき合い』という名の飲み会には出ない」など、サラリーマンの時間を無駄に奪うあらゆることを効率よく避けるということです。
ただし、これらを一匹狼として実行していたら、組織での仕事はうまく進みません。あくまでも、会社や上司につき合いつつも、「自分のやりたいこと」を実現させよう、というものです。
そのためにまず必要なのは、仕事の全体的な効率を上げること。
そこで本書では、会議の段取りからメールの使い方、朝の時間の使い方に幹事術で「仕事の基本」から「実践術」まで伝授。さらには、角を立てず、嫌われないための「会社での振る舞い方」や「人間関係の築き方」までフォローしています。
これらは、すべて現役の会社員、柴田氏が実践してきたものであり、いまも実践していることです。小手先のごまかしのテクニックとは訳が違います。ひとつひとつの技術がボディブローのように心にも頭にも効き、自分の仕事の進め方を今一度見直すことになるでしょう。
そして、読み終わることには、サラリーマンでも「いろいろなことが楽しめるんだ」と前向きな気持ちになっているはずです。

〇かんき出版 「朝10時までに仕事は片付ける」(高井伸夫監修)
でも、朝型人間は、最近確実に増えています。一流の人物、成功者はおしなべて朝型人間です。私の顧問先の企業でも、夜の12時頃まで働いて、朝7時前には出てくる若者が増えてきているそうです。確かにそのような企業は業績もいい。社員が嬉々としてして働いているからです。
 朝型人間になるのは誰のためでもありません。自分自身のためです。目標は現在の起床時間の2時間繰り上げです。朝7時なら5時、6時なら4時。4時起きなど、時間だけ聞くとぞっとするかもしれません。以前は夜型だったので、私も最初の1週間は苦痛でしたが、体が慣れてくると、むしろスッキリして体調が良くなってくるのがわかります。いまは4時半から5時には起きています。私にもできたのですから、おそらく皆さんなら楽にできるでしょう。騙されたと思ってやってみてください。どうしても眠いというなら、最初の4〜5日くらいは、通勤電車の中での居眠りは大目にみます。早起きのクセをつけることは、今後のあなたの人生を考えたとき、かなり有益な習慣だと思います。