「福祉図解塾」の第2期がスタートーー塾生が第1期期間にに描いた図解の飛躍的な進化を一緒に確認した

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AI Companion によるミーティング要約: 福祉図解塾第2期 (2024/10/22)
要点
この会議では、日本の政治状況や政治改革の課題、図解技術の研究と開発、そして世界情勢について議論が行われた。参加者たちは、図解作成の技術や進化過程を共有し、論理的思考とアート的発想のバランス、要素の配置、概念の分類などの重要性を確認した。また、児童福祉や成年後見制度など、社会福祉に関する課題についても意見交換が行われ、図解を通じてそれらの問題の理解を深めた。
 次のステップ
• 全員: 子ども白書の第一部「我が国における子どもをめぐる状況」を図解する
• 全員: 作成した図解を次回の会議(11月5日)で発表する準備をする
• 清田: 11月末の学会発表用の「18歳の壁」に関する図解をブラッシュアップする
• 清田: 学会発表に向けて、具体的な事例やデータを図解に追加する
• 松本: 成年後見制度と認知症患者に関する図解を改善し、数値データをわかりやすく表現する
• juri: 次回会議の日程(11月5日、11月26日、12月10日、12月17日)をメンバーに再確認する
• juri: Zoomの自動要約機能を使用した会議録をメンバーに共有する
• 久恒: 清田の学会発表用の図解について、次回までにフィードバックを提供する
• 全員: 可能な範囲で図解塾にも参加し、スキルアップを図る
• 全員: 今回の会議の感想を翌日17時までにFacebookに投稿する
• 信田: 児童相談所の業務に関する図解をさらに改善する
• 増田: 自身の仕事と役割に関する図解を継続的に更新する
• juri: 子ども白書のURLと今後の予定をチャットに記載し、メンバーに確認を促す
• 全員: 次回会議までに子ども白書の概要を読み、図解の準備をする
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以下、福祉図解塾の塾生の学び
  • 第2期 第2回福祉図解塾ありがとうございました。冒頭からメンバーが全員そろい、私も遅刻せず参加できました。はじめに先生の図解メモで、新内閣からの解散総選挙、日本の産業構造について解説があり、核の共同保有など含め日本の選挙結果と合わせて、アメリカの大統領選挙の動向によって、図解で表されているところに構造的な変化が生じる様子を感じました。日頃のニュースも何の気なしに聞いていると単体で流れていくが、一つ一つの理解を深めグローバルな視点で理解を深めていくと、図解で表す通り繋がりが生じてくるのが実感できる。日頃から物事を構造的な視点で見ていく必要があるのだと思う。今回は参加者が第1期のときに図解した変遷を振り返り、私含め、それぞれの成長の過程が見られてとても面白かったし、あらためて勉強になった。「図解は具体的なエピソードや数字をいれるとリアリティを増す」ということをあらためて感じたのと、皆がそれぞれの作品に影響をうけながらブラッシュアップしていることもわかって面白かった。 次から「子ども白書2024」の図解が始まるが、第1回目は皆で同じテーマなので、楽しみにしつつも、若干のプレッシャーを感じている。忙しく時間の捻出が大変であるが、せっかくの機会なのでなんとか食らいついて行きたいと思っています。
  • 今回もありがとうございました。個々の方の図解の変化を追うことで、皆さんの進化を改めて実感しました。そして、自分では気づかない癖があるものですね。指摘していただくことで、見えてきました。個性は活かして、よりわかりやすく、論理的な図解を作っていきたいと思いました。今期はこども白書の図解に取り組みます。なかなか大変そうですが、みんなでブレイクスルーしてまいりましょう!
  • 本日の福祉図解塾は、各人がこれまでの図解の変遷をプレゼンし、他者が意見や感想を述べるというものだった。プレゼンの前の先生の講義では、日本の政治について話があったが、今、日本では何が起きているのかの全体を構造的に理解しないと物事の課題の本質はつけないのだなと改めて感じるとともに、改めて図解の凄みを実感した。 プレゼンを通じて感じたことは、図解にも平面と立体、深みがあること、図の配置や関係性がいかに大事かということを改めて感じた。また、「色は相手の論理脳を麻痺させる」という言葉はとても印象に残った。 私には目標がある。そのために今出来ることを取り組んでいる。その全てがどこかとどこかで繋がり、意味を持たせ、有意義なものとしたいと強く願う。そういう意味では今度の学会のシンポジウムに「18歳の壁」の図解を用いることはとても光栄なことである。人生もまた、図解のように「構造」と「関係性」によって成り立っているのだなと感じた。
  • 本日もありがとうございました.今日はみんさんの1期での図解がどのように進歩しているかを見せていただき、感動しました。私自身も最初の図解から変わっていって、描いている図解もそうですが、自分の頭の中での理解度が変わってきたと感じます。
    2期でもどのように自分が進化するのか・・楽しみです😆
     
    すべてのリアクション:
    松本龍二、信田 力哉
     
     
  • 日は福祉図解塾第二クールに参加させていただき、ありがとうございました。今回、3ヶ月間の第一クールを振り返りながら、自分の図解スキルの成長を再確認する機会となりました。はじめは「私の仕事」をテーマに、認知症グループホームの仕事内容を図にまとめることが中心でした。ただ情報を集めて整理するだけでしたが、次第にグループ分けをしたり、矢印で関係性を描いたりすることで、図解の効果を感じるようになりました。 また「新聞記事」を図解する課題では、私は「成年後見制度」に関する記事を担当し、図形や矢印を使って時代背景や組織の構造を描くことができました。しかし、その後、情報が多すぎて読みづらくなっている点に気づき、久恒先生や塾生の方の図解を参考にしながら、文字数を減らし、見やすさを意識して修正を繰り返しました。その結果、少しずつ改善が見られ、見やすい図解に変わっていきました。最終課題で作成した図解と、3ヶ月前の最初の図解を見比べると、明らかに自分の成長を感じています。福祉図解塾で学んだことを活かして、職場や研修などで図解を使い、物事を説明したり、問題解決に役立てていきたいとおもいます。次回は、子供白書を題材にした図解を予定しており、とても楽しみにしています。改めて、福祉図解塾を通して成長できたことに感謝しております。ありがとうございました。
     
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    『図解の技術 大全』の初稿の戻し。編集者に説明。表紙案も見せてもらった。
     
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    Ten World Figures Who Died in 2019 | Council on Foreign Relations

    「名言との対話」10月22日。緒方貞子「人間は仕事を通して成長していかなければなりません。その鍵となるのは好奇心です。常に問題を求め、積極的に疑問を出していく心と頭が必要なのです」

    緒方 貞子(おがた さだこ、1927年昭和2年〉9月16日 - 2019年令和元年〉10月22日)は、日本国際政治学者

    聖心女子大英文科卒。ジョージタウン大学国際関係論修士修士号、カリフォルニア大学バークレー校で博士号を取得、50歳前の76年から国連日本政府代表部公使特命全権公使上智大学教授として外国語学部長などを歴任している。国際基督教大学准教授。上智大学教授、外国語学部長。この間、50歳前の1976年から国連日本代表部公使、外務省参与なども断続的に経験している。

    緒方貞子という生き方」という本がある。それほど、この人の働く姿には魅力があり、頭が下がる思いをする。

    緒方貞子は、63歳の1991年から国連難民高等弁務官としてクルドサラエボルワンダなど長い間世界の難民支援活動に取り組み、その後2002年にはアフガン復興支援国際会議の共同議長、そして日本の国際協力の総本山であるJICA(国際協力機構)の理事長を長く務めた人である。

    国連難民高等弁務官以降の緒方貞子の足跡を追うと、難問と大問題との格闘の歴史であるとの感を深くする。
    あらゆる国々の首相や大臣、あらゆる機関のトップ、こういう人たちと毎日会いつづけ、世界の様々の機関や大学での講演を重ね、現地で難民と接していく。、国際紛争や内紛で生じた数百万人の難民を保護するために、問題を解決しようと時間と労力と人脈を駆使していく姿は神々しい。
    国連難民高等弁務官事務所の本部はスイスのジュネーブにあり、職員総数は2000人。4分の3は現地で活動している。任務は、保護と救済である。

     そして1991年64歳から国連難民高等弁務官としてクルドサラエボルワンダなど長い間世界の難民支援活動に取り組み、その後2002年にはアフガン復興支援国際会議の共同議長、そして日本の国際協力の総本山であるJICA(国際協力機構)の理事長を2003年から2011年まで長く務めた人である。

     緒方貞子という生き方』という本があり読んだが、この人の働く姿には魅力があり、頭が下がる思いをする。国連難民高等弁務官以降の緒方貞子の足跡を追うと、難問と大問題との格闘の歴史であるとの感を深くする。
    あらゆる国々の首相や大臣、あらゆる機関のトップ、こういう人たちと毎日会いつづけ、世界の様々の機関や大学での講演を重ね、現地で難民と接していく。国際紛争や内紛で生じた数百万人の難民を保護するために、問題を解決しようと時間と労力と人脈を駆使していく。国連難民高等弁務官事務所の本部はスイスのジュネーブにあり、職員総数は2000人。4分の3は現地で活動している。任務は、保護と救済である。

    2002年には小泉純一郎首相に更迭された田中真紀子外相の後任に擬せられたが、本人は断っている。2003年(76歳)から2012年3月末まで緒方貞子がトップをつとめていたJICAは1.2兆円の規模を持つ日本の重要な世界貢献の本拠である。政府開発援助(ODA)の二国間援助の中心的役割を果たしている。2011年の東日本大震災では世界各国から援助の手が差し伸べられたが、それは緒方JICAの果してきた世界への影響の一端を示すものだと思う。 2010年ころから緒方貞子さんが率いるJICA(国際協力機構)で、専門家の海外派遣前研修を数年にわたりレギュラーとして引き受けていた。全世界の発展途上国に2年ほど派遣される様々な分野の専門家が対象の『「図解思考」を用いた国際コミュニケーション力の向上』と言いうテーマの研修だった。各省庁、NGO、独立行政法人、大学、警察、コンサル企業、弁護士、などの専門家が、水資源、農業、空港、保健、発掘、経済、インフラ整備、和解、などの様々の分野で国造りに貢献している姿を垣間見るのは圧巻だった。先の3・11で世界中からの支援があり証明されたように日本への途上国の感謝の念は揺るぎないものがある。その最大のポイントはこのJICAの活動である。

    曽祖父は犬養毅、祖父は外相、母は犬養道子安藤和津の従妹。日銀理事だった夫は、緒方竹虎の三男。竹虎の祖父は緒方洪庵と義兄弟の盟を結びその姓を名乗った。名門の出である。貴種性が宿っているのだろう。

    国連難民高等弁務官就任以降の活躍に、世界各国からの感謝が栄典という形で贈られている。以下のように並べてみると、日本の文化功労者文化勲章の光も色が褪せる感がある。1993年 : イタリア金の鳩平和賞。1994年 : 自由賞(自由主義インターナショナルより)。1995年 : フィラデルフィア自由賞1997年 : マグサイサイ賞平和・国際理解部門。2001年 : 文化功労者。2001年 : インディラ・ガンディー賞。2001年 : ドイツ連邦共和国功労勲章大功労十字章。2001年 : レジオンドヌール勲章コマンドール。2001年 : イタリア共和国功労勲章カバリエーレ大十字。2001年 : スウェーデン北極星勲章コマンデール第1等級章。2001年 : ロシア友好勲章。2002年 : フルブライト賞。2003年 : 文化勲章。2004年 : 東京都名誉都民。2005年 : 世界市民賞。2008年 : オラニエ・ナッソー勲章グラントフィシエ章。2009年 : 第3回後藤新平賞(後藤新平の会主催)。2011年 : 聖マイケル・聖ジョージ勲章デーム・グランド・クロス(GCMG)。2011年 : キルギス共和国ダナケル勲章。2012年 : 地球市民賞(大西洋評議会)。

    緒方貞子は「小さな巨人」とも言われている。天命に沿って使命感を持って60代から10単位という長い時間を問題解決に捧げ、少しづつ前進していく姿は神々しい。以下、「私の仕事--国連難民高等弁務官の十年と平和の構築」(緒方貞子草思社)から。

    • 中央からの柔軟な調整と、現地における実施機関の対応能力の強化が、問題解決の鍵か。
    • 経済制裁は、弱い人を苦しめる。
    • 日本は、経済大国から人道大国になってほしい。
    • 体系的に理解するというのは、答えを持っているということではなく、何が問題なのか質問ができる、ということではないでしょうか。
    • 湾岸戦争後、国連平和維持協力法を成立させ、国際協調主義的な姿勢を示し、アンゴラカンボジアモザンビークゴラン高原、リワンダ、などに自衛隊を派遣した。その後、90年代の不況によて日本の指導者層は内向きになっていった。
    • 日本人は意識的に世界各地にある厳しい状況に関心を寄せ、身を置く努力をしなければならないのではないでしょうか。
    • コンセンサスというのは、自然に形成されるものではなく、強力なリーダーシップで引っ張って初めて、形になるものなのです。

    影響を受けた緒方チルドレンは世界中にいて、緒方貞子に学んだ現場主義を実践している。緒方貞子は内向きになっていく日本の指導層にも警鐘を鳴らし、そして若い世代には「国の内外を問わず、自分で歩いてみること」を提唱している。何でもみてやろう、何でもしてやろう。安住をやめて、激動する世界を知ろう。そして広がりをもった国になって、世界から尊敬される日本になって欲しいという願いである。

    「体系的に理解するというのは、答えを持っているということではなく、何が問題なのか質問ができる、ということではないでしょうか」という言葉に共感する。体系的に理解するというのは、答えを持っているということではなく、何が問題なのか質問ができる、ということだ。「体系的に理解するというのは、答えを持っているということではなく、何が問題なのか質問ができる、ということでだ。構造と関係を表現した図解を眺めると、問題のありかがわかり、その解決に向けて疑問が生じ、質問ができる。それは図解という体系的な生命体をよりよくしようという自然の動きなのだ。

    緒方貞子の名言の中で、今回は「人間は仕事を通して成長していかなければなりません。その鍵となるのは好奇心です。常に問題を求め、積極的に疑問を出していく心と頭が必要なのです」を採ることにした。緒方貞子という生き方」は強いメッセージとなって生き続けるだろう。

     

     

     

     

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