2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「現代の志塾」(志経営を学ぶ現代の私塾)−−−大学院秋学期始まる

品川キャンパスの大学院での「実践知識経営2」の講義が始まった。初日の受講者は前期からの継続組の6名を含め20名。男性15名、女性5名。事前に欠席届があった人もいるからもう少し増えるかもしれない。前期とほぼ同じ人数。平均年齢の資料はないが、受講者…

Chabo!著者たちによる「読書術の本」の撮影会(六本木)

著書の印税の一部を世界中の難民・被災民の教育支援、自立支援にあてるCharity Book Program( チャリティ・ブック・プログラム )に参加している。このプログラムはChabo!( チャボ )と呼ばれている。現在参加しているメンバーは、勝間 和代、酒井 穣、和…

愛犬が前庭疾患(脳)にかかる

愛犬チョコラの様子がおかしい。まっすぐに歩けずにすぐにぶつかってしまう。首が斜めに傾いた状態になっている。眼球が左右に揺れて一定の方向を見つめることができない。おう吐がある。 動物病院に連れていくと、前庭疾患という脳の病気だそうだ。通常は老…

「後期高齢者医療制度」---万葉の時代と今と

郷里の大分県中津市の文化総合誌「邪馬台」の秋号が届いた。通巻168号であるが、季刊なのですでに40年以上の歴史を持っている同人誌だ。郷里との縁をつなぐ意味で私は同人となっており、毎回手記(現在は「人物記念館の旅」を連載中)を書いたり、恩返しの意…

「文壇ゴルフ覚え書き」(三好徹)−−少年老い易く、ゴルフ(学)、

風呂の中で本を読むことを日課としている。 ゆったりした気分でいるから、難しい理論的な本はふさわしくない。雑誌を読むことも多いが、少し軽めの本を手にして入ることも多い。直木賞受賞者の三好徹の「文壇ゴルフ覚え書き」(集英社)を読んでみた。この作…

寺島実郎監修リレー講座「「現代世界解析講座」(多摩大学)

前期に引き続き、寺島実郎監修リレー講座・現代世界解析講座。「いま、世界潮流と日本のあり方を考える」の後期が多摩大学で始った。第一は監修者の寺島実郎さんの講義。 ・前期の講座の最後の自分講義は7月10日だった。それから2ヶ月半がたった。この講座で…

秋学期の講義とゼミが始まる

今日から秋学期の授業。 9時からは、マネジメントデザイン穸。もともとはライフデザイン論という名前で申請したのだが、名前が変わって二つある学科の一つの必修科目になった。次はシラバスに書いたもの。ビジネスはコミュニケーション活動によって成り立っ…

映画「おくりびと」---納棺師を演じる本木雅弘が好演

本木雅弘主演の映画「おくりびと」を観た。本木は、NHK大河ドラマで徳川慶喜役を見事に演じていた役者である。今回は難しいテーマをよくこなした好演だった。 「おくりびと」とは、聞きなれい言葉だが、遺体を棺に納める納棺師という仕事をテーマとした異色…

金田一春彦記念図書館「ことばの資料館」−−−春風秋雨是人生

正式には北杜市立中央図書館金田一春彦記念図書館。中央高速道の長坂インターから少し走るとこの図書館に着く。 東京本郷で生まれ、日本語研究の第一人者といわれ、全国のお茶の間で親しまれた金田一春彦(1913−2004年)博士の記念図書館は、意外なことに山…

島木赤彦記念館--「歌の境地は山、川であり、材料は雲・樹・鳥である

島木赤彦(1876−1926年)という比較的地味な歌人については、知識は乏しい。諏訪湖に臨む地に諏訪湖博物館と並置されて島木赤彦記念館が建っている。平成5年に開館したが、設計者は伊東豊雄である。「湖面に沿って緩やかに湾曲する細長い平面を持ち、湖上か…

大学院。  入学式、学位授与式、謝恩会

朝から夕刻まで、大学院関係の行事。10時から、大学院経営情報学研究科の秋の入学式。野田学長代行「実学。コミュニケーション。服装」。橋本研究科長「マネジメントは学問ではない。みんなで協力して現実の問題を解決していく。自らアプローチを。心身と…

原田泰冶美術館−−郷愁を作品化した、鳥の目と虫の目を持つ素朴画家

今日は、大手町、赤坂、大学と移動しながら大学関係の仕事をこなした。 今週は、HP(http://www.hisatune.net)への来訪者の一日平均が、初めて1000を超えた。 今週到着。 同人誌「邪馬台」秋号。--------昭和天皇記念館 知研フォーラム302号。---「表…

100%雨の予報の中のゴルフはいかに?

台風の影響で、多摩地方の天気予報は100%雨だった。朝起きると大粒の雨が降ってる。今日はできないと思い、野田先生の自宅に電話をするが、すでに出た後だった。気がはやい人だ。連絡がうまくいかないのでまずは桜ケ丘カントリークラブに行くことに。一…

教師力

8月29日に行った「明治大学図書館職員スタッフデベロップメント(SD)プログラム」の第2回目の講演。13時半から16時半まで、お茶の水にて。 文部科学省の「特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)に選ばれた「教育の場としての図書館の積極的活用」の…

日本ペンクラブ例会(出久根達郎講演会)、そして酒のペンクラブへ

17時半から東京会館で行われた日本ペンクラブの9月例会に出席。7月に続いて2回目。本日のミニ講演の講師は直木賞作家の出久根達郎さんで演題は「古本屋になるまで」。出久根さんは、昭和19年3月31日生まれ。中学を卒業後,東京月島の古書店にすみこむ。昭和48…

平林たい子記念館---「私は生きる」

瀬戸内寂聴の「奇縁まんだら」で、女流文学者のトップとして女大親分のように描かれていた平林たい子(1905−1972年)の記念館が諏訪にある。寂聴は、女流文学者の宴会で阿波踊りをやりなさいと言われて、踊ったときの様子を面白く書いている。正面から記念館…

新田次郎コーナー、藤原咲平コーナー(諏訪市図書館)

諏訪市図書館の2階にある新田次郎コーナー。新田次郎(1912−1980年)は、「国家の品格」の藤原正彦の父である。この新田次郎はペンネームだが、この人の生まれは諏訪町大字上諏訪角間新田で生まれたことと、次男坊であったことを合わせて、新田(シンデン)…

宮脇俊三と鉄道紀行展(世田谷文学館)

徳富蘆花が住んだことで駅の名前がついた京王線蘆花公園駅から歩いて5分のところに、常に優れた企画展を開催している世田谷文学館がある。1995年に開館し、初代の館長は「日本人の自伝」などの著作を持つ文学者、批評家である佐伯彰一氏である。萩原朔太郎、…

中津北高の同級会(8人)

かたくら諏訪湖ホテルに宿泊。となりの片倉館の千人風呂に入る。足湯、腰湯、胸湯、立湯と4段階で楽しめるドイツ風のスパである。、諏訪出身の片倉財閥の2代目の片倉兼太郎がつくったものだ。この片倉家は、「犬神家の人々」のモデルである。諏訪湖畔に立つ…

諏訪市(長野県)を中心とした人物記念館の旅の途中

このところややぺースが落ちていた人物記念館の旅。今週はかなり回っている。田園都市線の上野毛にある五島美術館は、東急電鉄の総帥・五島慶太のつくった美術館。そして8千坪の見事な庭もある。京王線の蘆花公園駅から徒歩5分の世田谷文学館で開催中の「…

別冊宝島「年収2000万稼ぐ!ハイパフォーマンス仕事術」

別冊宝島というシリーズがある。9月に出た「年収2000万稼ぐ!ハイパフォーマンス仕事術」で1559号となっているから膨大なラインナップだ。この号に先月取材を受けた記事が出ている。 この号では32人のハイパフォーマーを紹介しているが、主に7つのジャンルに…

「さいとう健君に夢を託す会」

友人の斎藤健さんの会に出席。 斎藤さんは経済産業省の官僚だったが、小泉郵政選挙の直後に行われた2年半ほど前の衆議院千葉七区(野田市・流山市・松戸北部)の補欠選挙に自民党から公募で選ばれ立候補したが、わずかの差で敗れた。その後、地元で汗を流し…

村野四郎記念館--「文学は実業による防波堤の中でなすべきもの」

府中市郷土の森という広大な市民の憩いの場がある。博物館本館、たくさんの由緒ある古い民家群、旧府中町役場庁舎、旧府中郵便取扱所、そして桜の木、季節ごとの花々など、四季の移ろいと歴史に触れることができる大きな空間である。 この一角に旧府中尋常小…

こんな Google の使い方、知っていましたか?

「Googleのサービスや技術についての最新情報が気になる方へ」と銘打ったGoogleのブログがあり、新しいサービスの知らせがあるのでウオッチしている。「Googleで、できること。こんなGoogleの使い方、知っていましたか?いろいろな検索方法だけでなく、地図…

最近のブログ書評から--「仕事は「日曜の夜」から始めなさい!」

7月刊行本の最近のブログ書評を並べてみる。若い人にどのように読まれているかがよくわかり参考になる。 仕事は「日曜の夜」から始めなさい! 2008年9月1日 投稿者: kazu 一番最近読了した自己啓発書が、久恒啓一著『仕事は「日曜の夜」から始めなさい!』。…

「切羽へ」(きりは)--井上荒野の直木賞作品

切羽へ作者: 井上荒野出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/05メディア: ハードカバー購入: 1人 クリック: 28回この商品を含むブログ (74件) を見る何気ない退屈な日常の中に潜む危険な兆候の拡大と消滅、破滅と継続の狭い谷間、を描いた作品。今年の直木賞…

ウオーキングに再挑戦---肉体と精神の関係

私の住んでいる家は多摩川に面している。この川に沿って両岸に道が続いている。対岸(府中市)はよく舗装されたサイクリングロードで、関係者の間では「タマサイ」(多摩サイクリングロード)と呼ばれているきれいな道である。自転車乗りたちが独特のキャッ…

Google Chrome

品川キャンパスで一日中会議。9月下旬の戦略会議へ向けて原案の形が整ってきた。野田先生と久しぶりに遭遇。「14歳の子を持つ親たちへ」(内田樹・名越康文:新潮新書)読了。3日にリリースされたグーグルのブラウザ「Google Chrome」をインストールして…

太宰治文学サロンと禅林寺(三鷹市)

4月だったと思うが、三鷹に「太宰治文学サロン」が誕生したという新聞記事を読んだ。このサロンは今年2008年の没後60年と来年2009年の生誕100年を記念して、三鷹市が、太宰が通った「伊勢元酒店」の跡地のマンションの一階にオープンしたものである。訪ねた…

福田総理辞任は防災の日----天災ではなく人災にどう対処すべきか

安部総理に続いて、福田総理もごく短期間で政権を放り投げた。 奇しくもこの日は関東大震災の起こった日で防災の日であるが、今回の辞任劇は天災ではなく、人災である。 これほど簡単に、そして無造作に政治的自殺をするリーダーが頻繁に現れる国はあるだろ…