2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

橋下徹・堺屋太一「体制維新---大阪都」(文春新書)

橋下徹・堺屋太一「体制維新---大阪都」(文春新書)。大阪都構想を掲げる橋下大阪市長の考える大阪と日本の未来がよくわかる本だ。一点突破で現在の閉塞感を打ち破る可能性がある。4年間の大阪府知事時代の闘争に裏付けられた現場感覚とそこから生み出され…

音楽を聴くために歩き、気持ちよく歩くために、職場に向かう

年末から「歩く」習慣が続いています。自宅から最寄り駅までは、小川に沿って緩いくだりですが、周辺の緑や花を愛でながら、徒歩15分。 二駅目の永山駅から多摩大まではほとんど上りで、厳寒の季節ですが、うっすらと汗をかきます。箱根の山の神・柏原になっ…

「ウメサオタダオ展」日本未来科学館)--壮大なる人生

江東区青梅の日本未来科学館で開催中の「ウメサオタダオ展--未来を探検する知の道具」を見てきた。 集合時間の前に、八木さんと待ち合わせて、日本未来科学館のレストランで昼食を食べながらいろいろと相談。NPO法人知的生産の技術研究会主催の見学ツアー…

インターゼミ(社会工学研究会)の最終回

午後、九段下のグランドパレスホテルで、図解アルチザンの出版プロジェクトの件で、菊永さんと相談。前回よりは少し難度の高いものになる。 社団法人科学技術と経済の会の日高主任研究員に学長室の山本さんに紹介してもらって文庫カフェで会う。1966年に設立…

富田勲先生の朝日賞受賞パーティに出席。カメラを忘れたのは大失敗!

大学パンフレットの取材で井入試課の井川さん マネジメントデザイン2の最終講義。佐藤栄作、西川由之、山川庄太郎、今和次郎などの話をする。ロールモデルとする人物の図解とA4二枚の文章のレポートは今日が締切。 昼休みは、菅野先生、樋口先生。 T書店…

旧白洲邸「武相荘」 白洲次郎と白洲正子

小田急線の鶴川という駅から歩いて15分ほどのところに旧白洲邸武相荘がある。2006年5月の訪問以来、先日三度目の訪問を果たした。ここに住んでいた夫婦は二人とも個性の強い人物だった。夫は白洲次郎(1902−1985年)で吉田茂首相のブレーンをつとめた快男児…

「佐藤栄作日記 第四巻」を読了

佐藤栄作日記第四巻を読了。佐藤栄作日記〈第4巻〉作者: 佐藤栄作,伊藤隆出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 1997/05メディア: ハードカバー クリック: 2回この商品を含むブログ (7件) を見る佐藤栄作は連続在任期間は1964年から1972年までで歴代総理中最長…

石川県自治研修センターで県庁職員研修

石川県自治研修センターで県庁職員を対象に丸一日の講義と演習。 主事、主任主事、主任技師、専門員、技師、主幹、などの肩書の職員36名。比較的若い層だ。以下、所属。 総務課、中能登総合事務所、小松県税事務所、金沢県税事務所、石川中央保健福祉センタ…

金沢の主計町で久恒4人組で食事会

新宿伊勢丹でボーズのヘッドフォンQC3を購入。赤坂の野田一夫事務所で昼食をごちそうになる。 羽田から小松空港へ。 加賀友禅作家の久恒俊治夫妻と、金沢工大の久恒彩子先生と会食。 浅野川沿いの昔ながらの料亭や茶屋が並ぶ主計町(かずえまち)の風情の…

町田周遊:武相荘。西山美術館(ロダン・ユトリロ専門館)

八王子市長選挙で投票。 3人がすべて無所属。そこで一句。 なんだこりゃ みんな無所属 市長選町田市民会館。 鶴川の市民会館で妻の公文の習字教室の年賀状作品が展示されているということで一緒に見に行く。 藤田留吉の碑。 市民会館の脇に碑があった。土木…

新年最初の教授会

多摩学研究会。10名の教員が参加。 今日の講師は農工大・多摩小金井ベンチャーサポートインキュベーションマネジャー室の大野裕深シニアインキュベーションマネジャー。この人は新卒後、野村証券系の投資ファンド・JAFCOで19年間、中小企業に投資し株を…

「図解仕事人の眼」---裁判所の世界を覗く

講演や研修という形でいろいろな組織を訪ねてきましたが、あまり入れないところでは裁判所があります。最初は、8年前に最高裁判所から手紙が届いたのが始まりです。何か悪いことでもしたかなあ、何がばれたのかなあ、と恐る恐る開けてみると、そうではなく講…

写真版「今日の一日」

今日はカメラを駆使して会った人を撮影。写真版「今日の一日」。 学長室ミーティング。 江東都税事務所から講演の依頼。 ゼミの4年生が来訪。小田原市消防局に合格!240人受験で3名が定員。よくやった。 ある本の出版プロジェクトが進行中。 金先生と高…

新設大学関係者、同僚教授、JR東の若手社員、国土交通省の局長

午前は、大学新設予定の関係者が来訪。学内の施設を見たりして学長室の高野課長と一緒に懇談。多摩大の「教員ラウンジ」に興味を持ってもらった。新設大の施設は「コミュニケーション」をキーワードに設計することをアドバイス。教員同士、学生同士、教員と…

今和次郎採集講義--今年最初の人物記念館の旅

「今和次郎採集講義」という企画展が汐留のパナソニック汐留ミュージアムで開催中だ。 今和次郎(1888-1973年)は、「考現学」の創始者である。最近、〇〇考現学というような言葉がメディアで出てくるが、そのきかっけとなった学問である。何となく新しい感…

仙台で東北「道の駅」大震災研究プロジェクト報告会を開催

9月に多摩大学・東北「道の駅」大震災調査隊の団長として岩手・宮城・福島の被災地を調査しました。私は宮城チームを引率して8つの道の駅を回りました。その報告会を仙台で開催します。寺島実郎多摩大学長が基調講演を行います。私は冒頭のご挨拶を担当する…

「運命の人」と「佐藤栄作日記」

センター入試の二日目。 駒沢女子大と多摩大の共催で会場は多摩大といういつものパターン。本日の主担当は駒沢女子大、ということで私はいつもの主任監督者ではなく、タイムキーパーの担当。理科と数学の試験は無事に終了。帰って「佐藤栄作日記」を三分の一…

袖井林二郎「マッカーサーの二千日」(中公文庫)--65歳から71歳

袖井林二郎「マッカーサーの二千日」(中公文庫)を読了。マッカーサーの二千日 (中公文庫)作者: 袖井林二郎出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2004/07/25メディア: 文庫 クリック: 23回この商品を含むブログ (10件) を見る日本の戦後の方向に決定的な影…

図解革命

大学教授になってから、そしてベストセラーを書いてから、随分と多くの講演やセミナーをしてきました。中央省庁、省庁の出先機関、県庁、市町村までの行政のタテの系列。そしてトヨタ・日産を代表とする自動車メーカー、キャノンやパナソニック、富士ゼロッ…

若者は誰を尊敬しているか?

地域活性化マネジメントセンター運営委員会 リレー講座の最終回:講師は寺島実郎学長 ゼミ:2年生の発表あり。 永山でゼミの3年生との飲み会。就職活動の状況確認と激励。 - 「マネジメントデザイン2」の講義は後一回を残すばかりとなった。 この講義におい…

講演シリーズのゴングが鳴った--今年最初の講演

大学で事務局職員との打ち合わせ。出版社のJ社とは数年前から企画の相談があったのだが、ようやく始動することになった。 関係者が4人ほどみえて2時間ほど打ち合わせをする。夏までに終了する予定。午後は新宿のJR東日本でのセミナー。 講演・セミナーは…

「2011年版ランキング」の「記録文学部門」に拙著「遅咲偉人伝」

天野恵斗という人が開いている書評ウェブの「2011年版ランキング」で、「記録文学部門」に拙著「遅咲偉人伝」(PHP)が取り上げられていました。この本は私にとっては新ジャンルに挑んだ大事な本なので嬉しいことです。「騙されたと思って、取り上げた本…

「キーワード思考」-関係性の連鎖で思考を積み上げていく

寺島実郎さんが雑誌「世界」に連載中の「脳力のレッスン」の118(2月号)は、特別篇「世界認識の鮮明なる転換--2012年日本の覚悟」だ。 寺島さんの論考の特徴の一つは、キーワードの連鎖で物事の本質に迫ることである。今回も華麗なキーワードを繰り出し…

「多摩よこやまの道」にトライ

天気がいいので、「多摩よこやまの道」を歩くことにして、妻とトライ。 この道は八王子市長池公園のあたりから多摩市諏訪の多摩東公園の脇までの整備された歩道で、全長は10キロ近くある。多摩市と都市再生機構が整備し、2006年に完成した。 府中方面からみ…

大学院教授会とインターゼミ--学長の講話と講義

昼は大学院教授会(品川) 寺島学長より講話。以下、キーワード。 業態の変容。時代のニーズの産業的解決者。社会人大学院の価値。志人。知的武装。産官学の相関とシナジー。ひとかどの存在。知的装備。品川というロケーション・八王子・連携大学院。粗製乱…

「図解文章法」--今年最初の大学院の授業

夜は品川の大学院で、拙著「図で考えれば文章がうまくなる」(PHP)の内容を実習も交えて講義。以下、受講生がフェイスブックに書き込んでくれた感想です。 今年最初の講義は図解文章法。文章は図のアウトプットであるという考えで、書くべき内容を図で表…

就職戦線に、ソー活と図活で立ち向かう

大学3年生の就職活動が始まりました。今年は例年より遅く12月からの活動になる短期決戦なので、企業側も学生側も緊張しています。 多摩大での私のゼミでは現4年生が実質的に最初のゼミ生なので心配したのですが、年末までに就職希望者のほぼ全員である14名が…

「知研フォーラム」315号。表紙の写真は私の撮った「鰯雲」。

表紙の写真は、私の撮った「鰯雲」。写真が採用されたのは初めてです。 ウメサオタダオ展(未来を探検する知の道具)の知研見学ツアー。 1月29日(日) PM2時ーー5時。(機関紙「知研フォーラム」では1月19日になっています) 日本未来科学館一階…

袖井林二郎「拝啓 マッカーサー元帥様 占領下の日本人の手紙」

袖井林二郎「拝啓 マッカーサー元帥様 占領下の日本人の手紙」(岩波現代文庫)拝啓マッカーサー元帥様―占領下の日本人の手紙 (岩波現代文庫)作者: 袖井林二郎出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2002/06/14メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 35回この商品を…

寺島実郎「脳力のレッスン―17世紀オランダ」の連載の図解に挑む

寺島実郎さんが雑誌「世界」に連載している「脳力のレッスン」は、時代と並走することがテーマなので毎回勉強になっています。ここ1年ほどは「17世紀オランダ」をテーマとした研究を発表しており、近代日本の目覚めの過程がよく理解できる力作です。この…