2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

日銀貨幣博物館ーー古銭収集家・田中啓文のライフワークから始まった物語

日銀金融研究所「貨幣博物館」。貨幣の歴史、貨幣の実物、貨幣の意味など、勉強になる博物館。高校生などの見学者もさかんにメモを取っていた。映像や、日銀の外観ツアーなどの催しもある。入館には手荷物検査がある、これは珍しい。入館は無料。 この博物館…

都心ではマスクの人は3人に1人。

立川、東京、新宿、荻窪と移動した。新型コロナウイルスの影響がどのくらいあるかを観察する。特に東京都心ではマスクをかけている割合をずっと数えながら電車の座席、駅のエスカレーター、歩道で数えてみた。ざっくり、3人に1人の割合でマスクの人がいた。…

新企画、新プロジェクトの準備

大学でひと仕事。:「全集」のための文書作成と発送。「知研50周年企画」の文書作成と発送。 新プロジェクトのための資料作成。、、、、。 細野武男・吉村康『蜷川虎三の生涯』(三省堂)を入浴とテレビを見ながら読了。 ーーーーーーーーーーーーーー 「名…

鮎川義介研究会(鮎研)

鮎川義介研究会(鮎研)を開催(地研)。私の担当の「人物論」に関わる6冊の書物からピックアップしたもの。一度、仕えてみたいと思わせる大人物だ。 ーーーーーーーーーーーーーー 企画、創造するという点については、実に規模が大きくて到れり尽くせりとい…

「前向きな人」「続ける人」「遅咲きの人」「ひとすじの人」「きわめた人」「テーマ追い人」「みがく人」「気概の人」「健やかな人」「つくる人」「天寿の人」「スーパー・センテナリアン」。

2月刊行の著書のゲラのチェックと修正。「前向きな人」「続ける人」「遅咲きの人」「ひとすじの人」「きわめた人」「テーマ追い人」「みがく人」「気概の人」「健やかな人」「つくる人」「天寿の人」「スーパー・センテナリアン」。 目次の人名の後に職業を…

帝国デーバンクの創業者・後藤武夫「現地現認」

帝国データバンク史料館を訪問。市ヶ谷の防衛省の向かい側の10階建てのビルが帝国データバンク本社ビルだ。そのビルの9階に帝国データバンク史料室がある。 帝国データバンクは企業情報を扱う企業と漠然とは知っていたが、今回この企業や業界の歴史と現在の…

「企業博物館」の発見

日本は企業博物館が充実している国である。国内の博物館の20%を占める約1000館の企業博物館が活動している。博物館は5000館あるということになる。企業は現在の企業活動だけでなく、歴史遺産という貴重な情報を持っており、それを社内外で活用するための施…

多摩でひと仕事。市ヶ谷の帝国データバンク史料館。代々木で知研東京セミナー。

午前:大学にてひと仕事。 午後:思い立って市ヶ谷の帝国データバンク史料館を訪問。防衛相の向かい側の10階建ての本社ビルの9階にある素敵な企業博物館だ。後藤武夫という創業者の思想と生涯、信用調査という分野の成り立ち、そして現在の事業内容とその社…

南大沢(期日前投票)。荻窪(ゲラ)。市ヶ谷(出版)。新宿(総研)。四谷(酒仲間)。

南大沢:八王子市長選挙の期日前投票を済ます。 荻窪:日本地域社会研究所:「遅咲き」のゲラ。2月下旬に見本。 市ヶ谷:N出版社。「大全」の打ち合わせ。進んだ。 新宿:「らんぶる」で多摩大総研ミーティング:松本先生と橘川さん。「未来研究会」の進め方…

大学生の春休みの計画ーー「本を読む」が多数

先週の「立志人物伝」の最終講義のアンケートでは「春休みの予定」を聞いた。 「計画を立てる」と「本を読む」という答えが多かったのは、この授業の成果の一つだったと思う。以下、アンケートから。旅行、インターンシップ、就活準備、免許取得、バイト、、…

書籍のタイトル。知研50周年企画。弟と従弟との交歓会。

荻窪の日本地域社会研究所。 ・編集者と来月刊行の書籍の打ち合わせ。タイトル談義。258ページ。今週末にゲラをチェックする。 ・中沢さん(日経編集委員)と知研副理事長の高橋さんと大阪の民博で開催の知研50周年企画の相談。概要が決まった。 夜は町田で…

「終わった人」と「終わらざる人々」

2月刊行予定の書籍の「あとがき」を書いた。少し長いが、同じように長い「まえがき」と一連の文章にしてみた。今更だが、「まえがき」、「あとがき」には何を書くべきなのだろうか。 ーーーーー 2016年に話題になった内館牧子『終わった人』(講談社)を読ん…

「タウンマガジン なかつ」の第220号が届き故郷の様子がわかる。本日は中津の偉人・田原淳(ペースメーカーの父)の命日。

「タウンマガジン なかつ」の第220号が届く。私も紹介されている。 以下、目についた記事。故郷の様子が少しわかる。 「NHK会長に前田氏」中津出身のみずほ「FG会長。 奥塚正典市長「住みたい・帰りたい・行ってみたい」まち 中津へ。2期目。 中津商工…

知研の八木会長と福島事務局長とミーティング。

武蔵境駅で、知研の八木会長と福島事務局長とミーティング。引継ぎがテーマ。 ---------------------------------- 武蔵境の往復でNHKラジオアーカイブスの4回にわたる「湯川秀樹」編を聴いた。日本人初のノーベル物理学賞者という華々しい経歴の人である…

NHKカルチャーラジオ「声でつづる昭和人物史」で「東條英機」を聴くー「生きて虜囚の辱を受けず、死して罪過の汚名を残すこと勿れ」

NHKカルチャーラジオ「声でつづる昭和人物史」で「東條英機」の2本を聞く。東條の肉声で開戦時の「大詔を拝し奉りて」と「先陣訓」を聞く。解説は「昭和史を語り継ぐ会」を主宰するノンフィクション作家の保坂正康。この「聴き逃し」は好きでよく聞く番組…

020-01-16 秋学期授業の最終回。ラウンジで懇談。プロジェクト。知研。立川。

・秋学期の授業の最終回。前回の「この授業を受けてどうかわりましたか?」という問いのアンケートでは、「計画を立てる」「継続する」「本を読む」が受講生全体の流れだった。今回のアンケートは「春休みの計画」を書いてもらった。計画を立ててもその通り…

修論。総研。選集。

大学。 ・大学院生(JTB勤務)の修士論文の副査として会う。テーマはツーリズム。 ・松本先生。総研の事業計画 ・「選集」の進行の打ち合わせ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「名言との対話」1月15日。野村徳七「船は沈むが、株は沈まない…

 加藤典洋「大きな字で書くこと」(岩波書店)ーー自分のなかに二つの場所をもつこと。二人の感情をもつこと。

加藤典洋「大きな字で書くこと」(岩波書店)を読了。 加藤 典洋(かとう のりひろ、1948年(昭和23年)4月1日 - 2019年(令和元年)5月16日)。2019年5月16日に死去した、評論家、文学者の加藤典洋の最後の本。11月19日発行。加藤 典洋(かとう のりひろ、1…

東京富士美術館の「ルネ・ユイグのまなざし フランス絵画の精華」展。

東京富士美術館。「ルネ・ユイグのまなざし フランス絵画の精華」展。混んでいた。創価学会の会員が多いようだ。カフェで読んでいるペーパーや会話からわかる。美術館は教育施設だ。 八王子。創価大学と牧口記念会館の間に位置する東京富士美術館には何度も…

山本太郎。中曽根康弘。山極壽一。北康利。

文藝春秋2020年2月号を読了。山本太郎「消費税廃止。最低賃金1500円。奨学金チャラ。法人税と所得税の改革、」。中曽根康弘「政治家は小さな家に住んでいなければならないんだ」。ジャレド・ダイヤモンド(82歳):もっとも生産的だったのは70歳代でした。エ…

横浜そごう美術館の 「樹木希林 遊びをせんとや生まれけむ展」

横浜そごう美術館の 「樹木希林 遊びをせんとや生まれけむ展」。樹木希林について感じたこと。少し斜視(60歳で網膜剥離で左目の視力を失ったからか)。俯瞰力。手紙の名人、ユーモア「、、キ、キキ」「老キリン」。CMの女王。多くの中年女性が共感をもっ…

大学生のロールモデル?福澤諭吉。スティーブ・ ジョブズ 。夏目漱石。吉田松陰。 野 口英世。渋沢栄一。藤子不二雄A。手塚治虫 。土方歳三。新渡戸稲造。ズラタン・イブラヒモ ビッチ。イチロー。草野マサムネ。与謝野晶子。岩田聡。岡本太郎。加島祥造 。坂本龍馬。山本五十六 。富野由悠季。坂本孝。

「立志人物伝」の授業の14回目。アンケート「この講義を受けてどう変わりましたか?」を、エニアアグラムのタイプ別にまとめた。個人名は各人が最終レポートで取り上げる人物。 <タイプ1。完全主義者> 昔の人々のおかげで今があると実感した。 ・「人生は…

リレー講座最終回。寺島学長「2020年新春展望ーー日本人として考えるべきこと」

リレー講座最終回。寺島学長「2020年新春展望ーー日本人として考えるべきこと」 ・3つの数字。2019年の新生児は86.4万人。2016年に100万人を切った。大学のビジネスモデルも成り立たない。新聞(全国)の発行部数3487万部。2010年から1000万部減少。朝日も50…

仕事始め。「若き知性に」。ゴーン。

秘書の近藤さんと仕事始め。 1月21日の「名言との対話」のために、風呂で宮本百合子『若き知性に』(新日本出版社)を読み進めた。12歳から創作を始める。17歳、小説「貧しき人々の群」が坪内逍遥の推薦を得て「中央公論」に発表。それから35年で92編の小説…

カラダの日ーー「人類誕生・未来編」「兄・舟橋聖一の素顔」

新年最初のカラダの日。 ・ヨガ教室:早朝の1時間。新年初めの今日は6人。男性は私一人。しばらくぶりなので、疲れたが、やはり体調がよくなる感じがする。 ・ジム:BSの「人類誕生・未来編」を見ながら時速6キロで50分のウオーキング。ネアンデルタール人…

作家とは何か? カナリアとイタコ。マーケッターとカウンセラー。

インスタグラムで「後ろ姿探検隊」というテーマで写真をアップし続けている。テーマが決まると焦点が定まってきて、意欲が湧いてくるから面白い。 ーーーー 本日の東京新聞で作家の五木寛之(88歳)のインタビュー記事で「人生100年時代」を語っている。 み…

私の書斎:「私をつくってきた本」と「私がつくってきた本」と「私のつくっている本」

年末に書斎をかたずけて、年始に仕事をした。私の書斎という世界の「構造と関係」はどうなっているのか。 背面の作り付けの本棚には過去に読んだ本の中で特に大事な本が並んでいる。梅棹忠夫著作集22巻、寺島実郎の単行本40冊、知的生産の技術関係の名著たち…

「知研フォーラム」346号ーー「アート」「小説」「旅」「安保」

「知研フォーラム」346号が年末に届いた。 日程:50周年事業「2020年10月17-18日」。総会「2020年3月28日」。 講演録 山本冬彦「アート普及と若手作家支援」 講演録 八木哲郎「情報積み重ね式小説作法」 連載 久恒啓一「人物記念館の旅。群馬・新潟」 連載 …

ライフワークは完成しない

今年の正月に、また誕生日がやってきた。この日は「母がもっとも苦しんだ日」でもある。その92歳の母からお祝いの電話があった。本当はこちらが感謝すべき日であり、逆なのだ。来年からは、こちらから電話をしよう。 企業に勤務していた若い頃は、4日からの…

「北斎 視角のマジック」展(すみだ北斎美術館)--春朗、宗理、北斎、載斗、為一、画狂老人卍

両国の「すみだ北斎美術館」。2回目。没後170年「北斎 視角のマジック」展。欧米系の外国人が多い。長野県小渕沢の北斎館(画狂人葛飾北斎の肉筆画美術館)所蔵の120点が展示されていた。北斎は83歳から高井鴻山(1806-1883)宅に毎年のように4回滞在してい…