消防大学校で講義

午前のマネジメントデザイン2の10回目の授業。

テーマは「修養・鍛錬・研鑚」。
取り上げた人物は、安岡正篤新渡戸稲造朝倉文夫二宮尊徳小泉信三野口英世・サトーハチロー・佐野常民星野富弘

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午後は、消防大学校で講義。
幹部科の受講生は36歳から53歳までで、平均年齢は47歳。北は北海道函館市消防本部から南は鹿児島市消防局まで総勢65名。
階級は消防指令がほとんど。
役職は係長と課長補佐級。予防係長、救急総括主幹、当直司令、中隊長代理、主幹、危険物係長、分隊長、人事課主幹、課長代理、課長補佐、隊長、小隊長などの役職がついている。
全体のカリキュラムや資料をみると、消防という仕事の大変さを垣間見ることができる。
「リーダーシップ論」「緊急消防救助隊アクションプラン(東海地震支援編)消防応援活動調整本部図上訓練」「消防と医師との連携」「放射線の基礎知識と原子力災害対策」などの資料が目についた。

放射能の強さはを示すベクレルはボクシングのパンチの数、吸収線量を示すグレイはパンチの威力、放射線が人体に与える影響を示すシーベルトはダメージ(けが)の大きさ」と書いてあった資料には、以下のデータもあったので勉強になった。

消防と医師との連携の講義では、具体的な場面を設定して、最先着隊の隊長の場合どうするかなどの問いに答える討論をしている。
図上訓練では、災害対策本部を構成する立場につけてロールプレイングをシミュレーション室で行っている。

本日の私の講座の受講生の反応から。

  • ものの見方が変わった。
  • 視野が広がった
  • 理解している事柄、理解していない事柄が明確になった。
  • 考えることの本質をとらえている。
  • ここまで深く考えたことは無かったので疲れました。
  • 苦手な部分が浮き彫りになった。
  • 発想が広がった
  • 頭がカタクなっています。
  • 自分の頭の中を知ることができました(空っぽ)。
  • 自分の周りが見ていなかったことに気づきました。
  • 部下、自分、上司の目線の山から見る考え方は参考になりました。