調布深大寺の消防大学校(総務省消防庁所管)に出講。
全国の消防局、消防本部の消防指令などの幹部教育で、今回は75人。
私に縁のあるところでは、宮城県気仙沼・本吉地域広域行政事務組合消防本部、宮城県黒川地域行政事務組合消防本部、大分県宇佐市消防本部、福島県会津若松、相馬地方、静岡市、鹿児島県奄美大島地区、、。
34歳から53歳の年齢で、平均は48歳。約二か月間の合宿研修。
始まる前に庶務課から講師謝金の引き下げのお願い。国家公務員の人件費削減に伴って謝金の標準支払い基準が減額改定された(各府省等申合せ)とのこと。教育研修費も人件費に含まれているからという理窟だろうか。最近はそういう話が多い。公務員の人件費削減は2年という時限措置だが謝金の方も同じだろうか。これも時代の風だ。
消防大学校の特色は、事務局、受講生とも、仕事の影響だろうが、キビキビしていていることだ。気持ちがいい。
どんな講義があるのかと思い、配布資料を覗く。
「幹部としての心構え」「「情報管理と報道対応」「消防防災と科学技術」「救助業務」「多数傷病発生時の対応」「SNSをどう使う?」「新聞力とその環境」「現場指揮論」、、、。なかなか大変な仕事だと改めて思う。
「幹部として心構え」が参考になる。
- 部下はどんな上司が嫌いか
「下に強く上に弱い」「部下を選り好みする」「指示が明確でない」「責任逃れをする」「人前で怒る」「部下の意見を聞かない」「決断力がない」「部下に愚痴をこぼす」「過去の手柄話をする」「時間にルーズ」
- 理想のリーダー像
「自己管理」「深い人間学的理解」「先見性」「決断力」「戦略的頑固さ(一貫性)と戦術的柔軟さ」「責任に正対する勇気」「悪い報告をした部下を誉める」。
- 危機回避述
「ことが起きる前に予防・回避の手を打っておく」ことが最上の危機管理。
帰りがけにアンケートを読んだが、今日の「目からウロコ」は一人だった。
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