「政治家の胸中」(老川祥一・藤原書店)

今日は12月に刊行予定の「人生戦略」の本の初校に取り組んだ。
まだまだ直しが多い。あと一度直す機会があるのが救いだ。

「政治家の胸中」(老川祥一・藤原書店)を読了。

政治家の胸中 〔肉声でたどる政治史の現場〕

政治家の胸中 〔肉声でたどる政治史の現場〕

読売新聞の政治記者から東京本社社長を歴任した人物の政治家論。
岸信介佐藤栄作田中角栄三木武夫福田赳夫中曽根康弘竹下登小泉純一郎など歴代総理の身近にいた記者が知っているエピソードを通じた人物譚。
政治家の力量をはかる3つの基準「頭のよさ、勘のよさ、度胸のよさ」を三拍子そろっていたのは岸信介一人だそうだ。彼の頭の良さは、物事を分解整理して組み立てる、こういう能力は普通の人にはない。こういう能力は政界では貴重だと言っている。

  • 岸信介の長生きの秘訣「ころぶな、風邪ひくな、義理を欠け」。
  • 中曽根康弘「菅政権を一言でいえば、過去も未来もない政権だ」
  • 福田赳夫「昭和元禄」「総理でなくても仕事はできる」
  • 竹下登「歌手1年、総理2年の使い捨て」「汗は自分でかきましょう。手柄は人にあげましょう」
  • 「総理大臣になった以上、いままで受けた恩はきっちり返す。恨みもね」
  • 後藤田正晴「日本は腹背に敵を作ってはいけない」
  • 小沢一郎「ミコシは軽くてパーがいい」
  • 小泉純一郎「改革なくして成長なし」

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