「福祉図解塾」の第2期がスタート。10月から12月。継続4‐5名、新規2-3名か。今期のテーマは「こども白書」。
以下、塾生の学び。
- 福祉図解塾 第2クールの1回目ありがとうございました。箇条書きの限界と問題点について、あらためて解説を頂いた。会議で自分の伝えたいイメージは箇条書きでは伝わらないことを実感したばかりであっただけに、心に響きました。箇条書き中心のレジュメなどの書類提出をうけると、その関係性や重要性の濃淡などが気になり、図式化してほしいと感じるのは、この講義の副作用だと思う(笑)また、もう一つ今日心に残ったキーワードとして、「これまでの『説得型行政』ではなく、これからは『納得型行政』へ」という言葉。日頃の会議の様子を思い出し『納得』してもらうためには『共感』してもらう必要があり、そのためには図解による視覚化は大いに役立つツールである。 清田さんはじめ、皆さんも忙しい中、この時間に集うために時間と戦い、勉強会に参加している姿に尊敬の念をいだくとともに、自分も様々な障壁に負けぬよう頑張って参加したいと思います。子ども白書の図解化大変そうですが、楽しみです。
- 今夜もありがとうございました。初めてうかがうお話や図も多く、改めて図解の力を知ることができました。伝える、伝わる、理解することに役立つ図解。自治体職員全員の仕事の図解、行政改革と図解、図解はパワフルだと思いました。継続参加の皆様、継続してくださり嬉しいです。そして、新しい方々にも聞いてもらえてよかったです。参加をご検討ください。 この週末は鹿児島にいて、幕末記念館や知覧特攻平和会館を見に行きました。久恒先生のように記録に残したいと思いましたが、資料がたくさんありすぎて、まとめるのはなかなかうまくいかず。今期はいろいろなものの全体をとらえてもっとわかりやすく図解化していきたいです。
- 今日は福祉図解塾第二クールの初回だった。私は、「文章を書ける人が出世する行政職」という言葉がとても腑に落ちた。実際のソーシャルワークの展開過程や、面接技術の向上からなる評価と出世との乖離や、評価のされにくさに葛藤を抱いている。振り返れば、こどもや保護者と上手くいったと思うケースほどきれいな文章が残っていないし、綺麗な記録ほど、根拠を残してなんとか終結にしたいケースであり、上手くいっていないケースだったのかもしれないということに気付かされた。また、「箇条書きが思考を停止させる」ということも腑に落ちた。図は全体や将来の見通し、ビジョンを表し、文章はその一部であることも分かった。テストの前に必死に覚えたあの単語たちが身についていないのはそういうことかと気づいた。知識が身につき、用いることが出来るよう図解を身につけたい。そして、皆様と共に学び、繋がれることに感謝して、福祉の現場を良くしたい。そう思えた時間となった。
- 本日もありがとうございました!1期で、自分の頭の中が「箇条書き」だということに気付けて良かったと思っています(笑)今日のお話を聴いていて、この前まで「箇条書きで整理されたと思っていた」自分が笑えます。まだまだ頭の中は縦割りで関係性がつながっていないところがあるので、図解を考えることで頭の中も箇条書きから図解へと変化していけたら・・と思います。よろしくお願いいたします!
- 本日は貴重なお時間となりました。参加できてよかったです。行政機関の仕事の仕方には、課題は多く、箇条書きで整理しているつもりになることや、説得にかかっていることなど、自身の職場、連携している市町、そして教育の中でも日常的に繰り広げられているなと改めて感じました。実際現場で説明している多くは言語のみで進めていたり、その場はわかったように終わることも、納得が出来ていないため拗らせていることはとても多く、また図解を作ることで自分自身の理解に繋がると思いました。 まずは自分の仕事を図解に起こしてみるところから見つめ直そうと思いました。日本の文化など、福祉から少し離れた分野で頭を整理していくこともいいなと感じたので継続参加にはちょっと調整を要しそうでしたが、明日からの業務に早速エッセンスを取り入れられたらと思います。本日はありがとうございました!
- 本日は参加させていただき、ありがとうございました。同じ職場の先輩である安島さんから「ホワイトボードを書くのに勉強になる面白そうな研修があるよ」とお声掛けいただき、参加させていただきました。 今日学ばせていただいた感想を図解で示した方がよいのでは…と思いながら、文字を起こしております。特に印象に残った内容は、以下の3点です。①図は全体、文章は部分!②図を書く人が進化すれば図は進歩する!③ホワイトボードを書く上で大切なのは3つ(キーワード、丸、矢印)!今日の学びから、これまで図解の重要性を深く認識せずに働いてきたことを自覚しました。ですので、今日の学びを軸に、まずは自分が全体像を捉え、カンファレンスに出席するみなさんにも分かりやすく伝えられるよう訓練して参ります。本日は、ありがとうございました
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福祉図解塾
要点
久恒氏は図解コミュニケーションの重要性と効果を強調し、自身の経験や知識管理システムを通じてその有効性を示す。図解技術を用いて複雑な問題解決や業務効率化が可能であり、特に福祉分野や行政改革での活用可能性が高いことを説明する。参加者たちは図解の利点について議論し、実践的な応用を検討する。
次のステップ
全員: フェイスブックの「福祉図解塾」グループに参加し、メールアドレスを記入する。
全員: 10月9日午前5時までにフェイスブックグループに今日の学びの感想を投稿する。 安島さん・吉岡さん: フェイスブックのプライバシー設定を高くして参加する。
juri: 新規参加者の感想をメールで受け取り、グループ参加の手続きを行う。
継続参加者: 次回までに自分の図解の進化過程を示す資料を準備する。
juri: 子ども白書の図式化プロジェクトの具体的な進め方を検討し、提案する。
全員: 10月22日の次回セッションに参加する準備をする。
久恒: juri と子ども白書の図式化プロジェクトの進め方について相談する。
全員: 希望者は10月9日の図解塾、10月16日の幸福塾にも参加を検討する。
juri: 録画を希望する参加者に録画を送付する。
久恒: 次回セッションで新規参加者の自己紹介の時間を設ける。
全員: 3ヶ月間で子ども白書の図式化プロジェクトを完成させることを目指す。
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要約
図解コミュニケーションの効果と継続受講の重要性 久恒氏が図解コミュニケーションの講座について説明し、その重要性と効果を強調する。juriとNobuta氏が継続受講の理由を共有し、図解の力を福祉分野や仕事に活かしたいと述べる。久恒氏は自身の経験から、図解を用いて複雑な問題を解決し、大きな議論を促進できることを説明する。
福祉図解塾の効果に関する議論
久恒氏が主催する福祉図解塾の効果について、参加者の松本龍二氏が体験を共有する。松本氏は、図解を用いることで職場でのコミュニケーション改善、研修の効果的な実施、問題解決能力の向上を実感したと報告する。久恒氏は、図解の活用がプレゼンテーション力の強化、リーダーシップの向上、視野の拡大につながると説明し、さらに行政における図解の有効性についても言及する。
キャリアと知識管理システムの概要
久恒氏は自身のキャリアと知識管理システムについて説明する。彼は図解技術を用いて、自身の経歴、研究、社会貢献活動を体系的に整理し、それをSNSと連携させている。久恒氏は、この方法により情報を効率的に管理し、必要に応じて迅速に取り出せることを強調する。また、長年にわたる勉強会の運営経験や、様々な分野の専門家との交流が自身の知識拡大に貢献したことを述べる。
図解の重要性と若い社会人の課題
久恒は30代の社会人を対象としたアンケート結果について説明し、大学で学んだ能力と現在重要な能力の差異を指摘する。特に自己表現能力の欠如と幅広い教養の不足が若い社会人の課題であると述べ、これらの問題を解決するために図解の重要性を強調する。久恒は、図解を通じて自己表現能力や教養を身につけることができ、それが長期的に自分の意見や見方を形成する上で重要だと主張する。
図解思考の重要性と効果
久恒氏は、図を使って考えることの重要性について説明し、文章よりも図の方が全体像を把握しやすいと強調する。彼は、ホワイトボードに書く際はキーワードと関係性を重視し、細かい情報は避けるべきだと助言する。また、久恒氏は自身の著書の成功例を挙げ、図解思考の有効性を示し、図を描く能力が向上すると図自体も進化すると述べる。
図解の有効性と文書作成の問題点
久恒氏は、文章、箇条書き、図解の比較を通じて、図解の有効性を説明する。図解は深い質問や新しい企画を生み出し、理解と疑問を同時に促進すると主張する。また、行政や企業での文書作成の問題点や、児童福祉分野での図解の可能性についても言及する。
久恒氏は、宮城県の大崎市での市町村合併後の行政改革について説明し、職員の業務図解作成による組織の効率化について述べる。特に、社会福祉課の業務内容や子育て支援、高齢者福祉などの分野での図解例を紹介し、同じ仕事でも職員によって認識が異なることを指摘する。久恒氏は、この図解作業により、業務の重複や抜け落ちが明確になり、約30%の業務削減が可能になると主張する。
図解の利点と使用
久恒さんはフェイスブックグループ「福祉図解塾」への参加を促し、参加者に感想を書くよう依頼する。参加者たちは図解の利点について議論し、箇条書きと比較して図解の方が理解しやすく、効率的であると意見を共有する。信田さんは最近の会議で図解を使用したいと感じるようになったことを報告し、以前作成した図解資料について紹介しようとする。
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MetaMojioの山田さんから電話。開発状況の報告と課題、今後の見通しなどを説明してもらった。
孫正義「AGI(人間と同等)は2‐3年。ASIは(人間の1万倍)は10年。
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「名言との対話」10月8日。谷村新司「我も行く 心の命ずるままに 我も行く さらば昴よ」
谷村 新司(たにむら しんじ、1948年〈昭和23年〉12月11日 - 2023年〈令和5年〉10月8日)は、日本のシンガーソングライター、作詞家、作曲家。享年74。
大阪市出身。1971年に堀内孝雄とアリスを結成する。翌年矢沢透をくわえ,「冬の稲妻」などで人気をえる。1978年、山口百恵の「いい日旅立ち」を作詞、作曲。1982年からソロ活動をはじめ,「昴(すばる)」「群青」などのヒットをとばす。
2004年、中国の上海音楽学院の教授に就任。2013年、年震災孤児支援曲「風の子守歌」の作詞などで毎日芸術賞。同年「谷村新司40周年特別記念コンサート〜40Vibration〜」他で芸術選奨文部科学大臣賞。
中国東北部の吉林大学で客員教授をしていたとき、千昌夫の「北国の春」は中国人は誰もが歌えて驚いたことがある。そしてもう一つは谷村新司の「昴」もよく知られていた。駐日大使の呉江浩は、日本語ができる人はほぼ全員が歌えるし、この歌の中国語版は誰でも歌えると言い、この歌の絶大な影響力を語っている。また、2007年に温家宝総理は来日時に安倍総理主催の歓迎会で「昴」を歌っている。この歌は「北国の春」と同じく、台湾、韓国、タイアジア諸国で歌われている。
谷村新司というシンガーソングライターは、歌詞とメロディが同時に生まれるという。こういうタイプは珍しい。
2023年に谷村が亡くなった時、多数の追悼番組が組まれた。そとき、改めて歌を聴いて痺れたことを思いだした。
- 「サライ」:「故郷を捨てた」「汽車の窓辺」「恋をして恋に破れ」「動き始めた朝の街角」「サクラ吹雪のサライの空へ」「迷いながらいつか帰る愛の故郷」、、、
- 「昴」:「荒野に向かう道」「砕け散る宿命の星たち」「青白き頬」「夢を追い続けるなり」「さんざめく名も無き星たち」「鮮やかにその身を終われよ」「心の命ずるままに」「我は行くさらば昴よ」、、、
私は「サライ」の気持ちで故郷を出て、今は「昴」の心境だ。荒野に向かう道を行こうとする「この身を照らせよ」と言いたくなる。この二つの歌はカラオケで歌えるようにしておきたい。
人生をどうとらえるか。私は一個の作品としてみている。生きている間は、誕生から死去するまでの生涯を意味のあるものにしようとする過程にある。この作品は最後までその姿はおぼろであって明確な像は結ばない。「棺を蓋いて事定まる」のだ。「昴」を応援歌として、夢を追いかけて一人荒野を歩んでいこう。