丸一日、研究室とラウンジで過ごす。
このラウンジは、出勤簿のある事務職員がいる教育サポート室と教員の研究室との間にあるので、ソファに座っていると出勤している全教員と顔を合わすことができる。
多摩大のラウンジでは、教員同士の意見交換、職員を交えた小会議、非常勤講師も含めた雑談などの大小のコミュニケーションが常時活発に行われている。
役員の大部屋方式をとっている企業があるが、それと同じで議論がオープンに行われるから、このインフラの価値は高い。
話をしているメンバーをみるとテーマがわかることが多いので、私もしょっちゅう割り込んでいるから、状況の変化や教員の意見がどの辺にあるかが把握できることがありがたい。
密談をしない雰囲気というのは、実に貴重な風土だ。
このラウンジは、密度の高い合意形成空間だと改めて思った。
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