2025-03-01から1ヶ月間の記事一覧
年度末の日。思い立って書斎の掃除と本棚の本の整理をした。 いくつか思いがけない資料がでてきた。その一つが「TOKYU HANDS」に取材を受けたときの写真だ。30代の前半だと思う。「ここは、僕の情報タンク、発想工房」という発言が紹介されている。以下、取…
『イコール』06号「橘川幸夫責任編集号4号」が届いた。 季刊の橘川幸夫責編集としては第4号で一回りしたことになる。この号も192ページと量質ともに充実している。表紙のAI による女性の顔は今回も印象的だ。 「イコールの先へ。」という副題がついているよ…
NHK全国短歌大会に夫婦で参加する予定だったが、気温が昨日から18度も下がり真冬並みとなり、雨も降っているので、中止した。そのかわり、近所の温泉で過ごす。 夜は20時からテレポート学校「セナリ学院」のプレ授業を受講。平野友康校長のこの生成AIの学校…
早川洋平『会う力』(新潮社)を読了。3月15日刊。 会う力―シンプルにして最強の「アポ」の教科書― 作者:早川洋平 新潮社 Amazon 早川洋平は20代のサラリーマン生活を経て、30歳で「こんな人生でいいのか」と」発起し、「プインタビュアー」を目指して起業す…
「名言との対話」では、児島襄をとりあげた。そのプロセスの中で、児島の書いた軍隊のトップである「指揮官」、中枢である「参謀」を越えて、昭和の軍隊についての読書歴の一部をまとめることになった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「名言…
「図解塾」。本日のテーマは「折り紙」と「源氏物語」。 以下、塾生の学び。 本日もありがとうございました。『折り紙』と『源氏物語』でした。二つとも、偶然にも近藤富枝さんの文章でした。『折り紙』は、「紙を折ること、夢を折ること」のフレーズがとて…
株式会社イコール設立記念トークライブ「出版業界の崩壊音の中で出版の未来を語り合う会」仲俣暁生と橘川幸夫の対話 司会・石橋毅史 主催 株式会社イコール 共催 スローニュース株式会社 SHARE LOUNGE 外苑前 「近代・戦後を通して発展してきた日本の出版業…
童門冬二『童門流 人前で話すコツ』(PHP文庫)を読了。 童門 冬二(どうもん ふゆじ、1927年〈昭和2年〉10月19日- 2024年〈令和6年〉1月13日)。私はこの作家のファンで、著書は多く読んでいる。昨年亡くなっていたことを知らなかった。享年97。手元にあっ…
テレポート学校「セナリ学院」での3月22日・23日の授業の成果。 3月の知研読書会での私の報告のVOICEメモの録音をAInoteで読み込んでテキスト化(逐語起こし)し、それをedy4.0の校正モードにかけて文章にし、要約してもらった。 **寺島実郎との40年以上にわ…
もうすぐ、春の桜の景色を楽しめる季節だ。 4月の「名言との対話」の候補者。愉しみだ。 見田宗介。大川ミサヲ。奥田耕己。三好徹。田村正和。国重淳史。橋田寿賀子。相沢英之。畑正憲。白川義員。曙太郎。原田明夫。京唄子。ひろさちや。藤子不二夫A。宇田…
「教える者と教えられる者との年齢差は、20年以上35年以内がいい」と外山滋比古が『90歳の人間力』で語っている。NHKのオーディブルで聴いた。「先生と生徒の車間距離」という言葉を使っている。 近すぎると教師の圧力を感じてストレスが多くなり委縮する…
酒は飲むべきか、飲まざるべきか。私は人並みに飲むが、強くはない。人並みに舌禍事件も起こしてはきたが、進退が極まるような失態はまだない(気がする)。外ではともかく、自宅ではビール一杯ですぐに寝てしまう。2つ下の弟は酒が強いが、酒癖はそう悪くは…
『文藝春秋』にノンフィクション作家の柳田邦男氏(88歳)が「いざ100歳まで日記」を連載中だ。今回は2024年11月7日から2025年1月13日までの日記が掲載されている。構成は毎週2本のエッセイという形だ。毎日書くべき内容があるわけではないため、この頻度に…
「文芸春秋」4月号に内館牧子の連載「ムーンサルトは寝て待て」の第21回「渡辺恒雄さんは可愛かった」が掲載されている。傑作である。 最近98歳で亡くなった読売新聞の渡邉恒夫と76歳の内館牧子は横綱審議委員であった。相撲に詳しい内館は、委員長の渡邉に…
横浜で2連発。まず弟と2時間の昼食。日本酒の熱燗を飲んだので、顔が赤い。 続いてJAL成田客乗のミニ同窓会に参加し2時間。松尾君の上京に合わせて集合。向かって右から望月、山崎、松尾、堀、私。話題は「生成AI」、企業のトップ人事、、、。同期の話題:大…
寺島実郎の「世界を知る力」(3月) 3つの権威主義国家(力こそ正義と考える大国主義) トランプ2・0のアメリカ:①権威主義国家への同調②デジタル金融複合体の性格 プーチンのロシア:①KGB主導のチェキスト政権②正教大国ロシア 習近平の中国①社会主義現代強…
3月11日に訪問した日本近代文学館で『慟哭 3・11 日が日本大震災 文学館からのメッセージ』を読了した。 慟哭 3・11: 東日本大震災 文学館からのメッセージ 青土社 Amazon 61人の作家たちの肉筆の詩や短歌が掲載されている。金子兜太「被爆の牛たち水田に立…
JEN(ジャパン・エマジェンシー・NGOs)の事務局長の木山啓子さんと昼食。10数年ぶりか。JENは世界で登場国で活躍している認定NGOだ。 Chabo!(印税寄付プログラム参加著者連合)の会合の一員になっていた頃に何回か会っている。 2010年には飯田橋の事務…
3月の「知研セミナー」は、「アクティブ・シニア革命」というビッグ・プロジェクトの発表会。 東京、横浜、千葉、名古屋、大阪、岡山などから20名ほどが参集してくれた。 編集長の私からは、「久恒イコール『アクティブ・シニア革命』プロジェクト」の全貌を…
本日12日の朝日新聞の「オピニオン&フォーラム」の「交論」の「『音楽語り』は今」に、橘川幸雄夫さんが登場している。 インタビューの語り口は、「だったんだ」「来たよ」「見えたね」「すごいもんだよ」「なんじゃないかな」などで、実にロックだ。肩書は…
「3・11」の日。朝の仕事をかたずけて、夫婦で都心へ向かう。まず、駒場東大前の日本近代文学館「海、山、人、黙(もだ)すーー震災と言葉」展。 個々の作品には心打たれるものはあったが、東日本大震災という巨大な悲劇を盛るには、俳句や短歌は器が小さ…
今日は誰の命日か、誰の誕生日か、という視点で、ここ10年近く毎日を過ごしてきた。今年は来年以降、どういう視点でやっていくかを考えながら、日々を過ごしている。 3月10日(命日):1970年・金子みすゞ(詩人)。1934年・武藤山治(経営者)。1936年・夢…
スーパーボランティア・尾畠春夫さんのインタビュー「ボランティアが生きる証」をNHKラジオ深夜便で聴いた。私はこの人を時間をかけて書いた本を読んで感銘を受けている。 尾畠さんは85歳の今も災害があると駆けつけている。昨年は輪島。今は魚のために別府…
「サンデー毎日」2025年3月16日号を購入。「私大総集編!大学合格者高校別ランキング」の特別号ということもあるのだろうが、特別価格770円だったことに驚いた。 サンデー毎日 2025年3月16日号 [雑誌] 作者:サンデー毎日編集部 毎日新聞出版 Amazon 寺島実郎…
ユーチューブで、昨日会った早川洋平さんの「INTEREVIEW」を見る。 「INTERVIEW」(早川洋平)ー東浩紀(批評家・作家)「誰もが自らを「訂正」し続けている」【INTERVIEW#235】誰もが自らを「訂正」し続けている│東浩紀さん(批評家/作家) 「INTEREVIEW」…
早川洋平さんと15年ぶりに新宿で会食。30歳の若者は45歳になっていた。SNSでの活動は目に入っていたが、その後の活躍ぶりをじっくりと聞く。『アクティブ・シニア革命』を渡した。 15年ほど前の多摩大時代にPODCAST番組「現代の志塾 多摩大チャンネル」をプ…
図解塾を開催。 宮脇綾子(40歳から)。三岳晋(78歳)。西村京太郎(649冊)。久世光彦(森繁)。中村正軌(JAL/直木賞)。小山やす子(かな書)。火坂雅志(図の勝負)。 発表会:テーマ「鬼」「幕の内弁当」「松」 塾生の学び。 本日もありがとうございま…
福岡の三岳晋さんから『私の人生戦略 78歳からの挑戦』(令和5年刊行)」という本が送られてきた。 安藤忠雄。作山宗久。森信三。稲盛和夫。小島直記。佐藤一斎。中村天風。河村幹夫。佐治晴夫。五木寛之。井上富雄。本多静六。土屋公三。酒井雄哉。田中優子…
昨日みた『宮脇綾子の芸術』展は素晴らしかった。NHK「日曜美術館」で紹介されたので、混んでいた。多くは女性である。 宮脇綾子は切り貼り中心のアップリケを芸術にまで高めた女性である。「創作アップリケ」と本人はいう。「布絵」の作家である。高いデザ…
今日は、宮脇綾子から始まり、宮脇綾子で終わった日となった。 午前:東京ステーションギャラリーの「宮脇綾子の芸術」展。 とても込んでいた。先週のNHK「日曜美術館」で放映されたためのようだ。女性がほとんど。あたたかい、やさしいアップリケ。心温まる…