白戸圭一「日本と世界の現在・未来----アフリカの視点から考える」。

多摩大リレー講座。本日の講師は白戸圭一(三井物産戦略研究所主席研究員)。
テーマは「日本と世界の現在・未来----アフリカの視点から考える」。

白戸氏は立命館大学探検部出身。毎日新聞外報部記者を20年。昨年から三井物産戦略研に。
三井物産戦略研は、現代の満鉄調査部と説明するところから講義が始まった。

問いを立てて、その答えを考えてもらうというスタイル。

最初の問いは「インターネット時代だが、どこまで世界の本当の世界を知っているか?」
インターネット時代は、バイアスのかかる知的環境の中でイメージが形成されていく。

  • アフリカ大陸は54か国。北のエジプト、ソマリアチュニジア、モロッコなど北アフリカマグレブ諸国)は中東に近い。
  • マグレブ諸国を除いた49カ国をサブサハラアフリカと呼ぶ位。これがアフリカの本体。
  • 1980年からの20年はゼロ成長、暗黒の20年。。日本は1990年から20年間はゼロ成長。世界でこれだけ長い間ゼロ成長だった地域はこの二つのみ。
  • 2002年あたりからサブサハラアフリカは平均5%の急成長。新たな油田開発が進み、中国の原油需要の増大からGDPが飛躍的に増加。
  • アフリカには日本人は7800人在留。中国派300万人。
  • アンゴラの首都ではスパゲッテュイは9000円という物価高。

二番目の問いは「アフリカに無関係でいられるか?」

  • 食糧問題、、、、。

途中で退席することになった。
後は、日本ジャーナリスト会賞を受賞した「ルポ・資源大国アフリカ 暴力の結ぶ貧困と繫栄」を読むことにする。
早速アマゾンで注文した。

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名言の暦 5月21日。

命日

  • 野口英世1928
    • 天才なんてあるものか! あるのは努力だけだ! 誰よりも三倍、四倍、五倍努力勉強する者、それが天才なのだ!
    • 忍耐、正直は最良の策である。忍耐は苦しいがその実は甘い。
    • 人は四十になるまでに土台を作らねばならぬ。
  • 田中館愛橘1952
  • 藤山寛美1990:(お前の芸が下手でも)わしはいいぞ。 せやけどな、お金を払って見に来てくれるお客さんに、そんな芸でええんか!

誕生日