中津の文化総合誌「邪馬台」2017年春号が届く。
評論・詩・旅行記・随筆・随想・評伝・研究・短歌・川柳・俳句・創作。
私は随想に「読書悠々」を連載している。
13回目の今回は「追悼・弔辞・辞世・死生観・遺言・レクエイム(鎮魂)」。
嵐山光三郎「追悼の達人(新潮社)。荒俣宏監修「知識人99人の死に方」。池内記「亡き人へのレクエイム」。坪内稔典「一億人のための辞世の句」(展望社)。、、。
高校同級生の松田俊秀君の初めての投稿「ビジネス川柳」(不良長寿)が秀逸。
丸投げをしたいができぬ五十肩
還暦後ひましに落ちる酒場力
たばこ部屋トップとヒラのかきねなし
遺言書金庫の中で出番待ち
(「出る杭を 育てたあげく 追い越され」「捨てられぬ 昔の肩書ある名刺」「プレミアム 金曜午後は ビールデイ」「買えば下げ売れば爆あげ 株の罠」、、)
裏表紙は「団塊坊ちゃん青春記」の広告。
「副学長日誌・志塾の風」170320
学長:近況報告
2016年度卒業式
- 卒業証書・学位記授与。代行。
- 寺島学長:経営情報学部276名。多摩大卒業生8467名。2013年度入学生ストレート卒業率70.1%。自立=かせぎ(経済)+つとめ(貢献)。3つの環境:異次元の高齢化。アジアダイナミズム。ネットワーク情報技術革命。人間はどうあるべきか。人間とは何か。ゼミ中心の手作りの大学。考えるクセ。学び続ける。
- 田村理事長:現代の志塾。高い志。少子化時代とは一人一人の役割が大きくなる時代。大きなチャンス。松陰の言葉「夢、、、計画、実行、成功」。
- 米倉後援会長:自分の力だけが頼り。磨き続ける。志。チャンスは均等。アジアの時代。インターネット時代はどんな手も打てる。強く、やさしく、しなやかに。
- 片山同窓会副会長:勉強の連続。正解がない問題。ゼミ。本を読もう。山口瞳「新入社員諸君!」素直。
- 久恒副学長:学部長として並走。現代の志塾。私立大学改革ランキング1位。人生100年時代。センンテナリアン。川田龍吉(男爵いも)。幕末から60年安保。24548日。4556日。阿久悠の26年7ヶ月日記。続ける。人生は読書。第一人者。バージョンアップ。人材より人物。教養・人格・晩成。鍛と錬。万日は28年。
- 謝恩会:乾杯と優秀者表彰を担当。ゼミ生と懇談。
「名言との対話」3月20日。高橋由一「油絵は写真に勝る」
高橋 由一(たかはし ゆいち、文政11年2月5日(1828年3月20日) - 明治27年(1894年)7月6日)は江戸生まれの日本の洋画家。由一は本格的な油絵技法を習得し江戸後末期から明治中頃まで活躍した、日本で最初の「洋画家」といわれる。
「油絵は写真に勝る」というこの言葉は、高橋由一の大型の傑作「鮭」を見たときに納得できた。縦長の画面に縄で吊され、なかば身を欠くき取られた鮭を描いた作品は西洋の模倣ではなく、日本の油絵だと話題になった。写真では表現できない迫力ある生命の「真実」が見る人の胸を打つ。