生涯現役。

生涯現役の人たち。

歌人岡井隆バーテンダーの山崎達郎。エッセイストの荒垣秀雄。経済史学者の盛田稔。ブライダルの桂由美日本画家の中一弥。シンガーソングライターのシャルルアズナヴール。ジャーナリストの佐藤正忠。エコノミスト長谷川慶太郎。実業家の青山五郎。舞台装置の朝倉摂。女性解放運動の奥むねお。落語家の桂歌丸。歌手の村田英雄。官僚の鈴木俊一、、、。

ジョージ川口のことを調べていて「生涯現役」と言うキーワードを見つけた。このキーワードでできるだけ多くの人を探してみよう。

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「名言との対話」6月15日。ジョージ川口「ドラムは命。死ぬまで現役」

ジョージ川口(1927年6月15日から2003年11月1日)は日本のドラム奏者。

京都生まれ。日本ジャズドラムの草分けであるサックス奏者川口養之助を父に持ち英才教育を施される。

戦後の1953年に中村八大、松本英彦小野満とともにビッグフォーを結成し、ジャズブームを先導し人気を博した。自身のリーダーバンド「ジョージ川口&スーパーバンド」のドラマとしても活動した。

日本人離れした立派な口ひげがトレードマークであった。スピードとパワーに溢れた豪快なドラムソロが持ち味であった。ジャズドラムスの神様と呼ばれた。

渡辺貞夫山下洋輔、日野皓正ら一流のジャズマンを発掘育成した。1956年にはジャズ界から初めて芸術選奨文部大臣賞を受賞している。

射撃競技の趣味が高じて1964年の東京オリンピックではクレー射撃の国際審判員を務めている。

「ドラムは命。死ぬまで現役」は、2005年のNHKのテレビ番組「あの人に会いたい」での言葉である。この番組では家族で渡った満州での音楽体験やパイロット時代の墜落事故、終戦後に帰国した日本で結成した伝説のバンド「ビッグフォー」の思い出など、波瀾万丈の人生を語っている。川口は亡くなる数日前までコンサートに出演していた。まさに生涯現役であった。