秋学期の授業の打ち合わせと来週のリハーサルの手配。

大学:秋学期の授業の打ち合わせと来週のリハーサルの手配。

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「名言との対話」9月11日。谷啓「60歳になっても、まだあんなことやっている
ということをやった方が 人の励みになる」

谷 啓(たに けい、1932年2月22日 - 2010年9月11日)は、日本俳優コメディアントロンボーン奏者。

中学時代に楽器演奏では音楽隊で先頭を歩く姿に感動してトロンボーンを選ぶ。トロンボーン奏者として、中央大学在学中にバンドの「原信夫とシャープス&フラッツ」に参加。その後、ジャズコミックバンドの「フランキー堺とシティ・スリッカーズ」を経て、コミックバンドの「ハナ肇クレージー・キャッツ」のメンバーとなった。芸名の谷啓は、アメリカのコメディアンのダニー・ケイをもじったものだ。トロンボーン演奏者としての腕は確かで、奏者ランキングでは常にトップランクであった。

テレビのコント番組「おとなの漫画」、バラエティーシャボン玉ホリデー」などに出演し、追い詰められたときやCM前のオチに使用される「ガチョーン」をはじめ青島幸男のギャグ「青島だァ!」をそのまま模倣した「だぁ」、宇多田ヒカルが愛用した「ガイーン」や「ビローン」などの流行語を生み出し、人気を集めた。「ガチョーン」は日刊スポーツが2011年に実施した「お笑い史上最高の一発芸は?」アンケートにおいて、有効投票数3084票中354票を獲得して1位となっている。また「図々しい奴」の主題歌の歌手なども手がけている。「僕は夕日に向かって散歩するのが好きなんだ」と言っていた谷啓はシャイでほのぼのとした人柄も好意が持たれており、私も好きなタレントだった。俳優としても、映画「釣りバカ日誌」シリーズで西田敏行が主演するはまちゃんの上司役の佐々木課長役を演じている。この番組は今も私も楽しんでいる。

1964年東京オリンピックの際は、テレビでオリンピックの選手たちを観て「ものすごく素晴らしい」と大感動し、「それに比べてオレのやっていることは」と、欝状態におちいったという。しかし、NHK「人・物・録」では「60歳になっても、まだあんなことやっているということをやった方が 人の励みになる」と自身の仕事への誇りを語っている。

亡くなった直後の2010年9月20日には第3回したまちコメディ映画祭in台東」では『第3回コメディ栄誉賞』授賞式があった。NHK Eテレでは9月26日深夜に『美の壺』の第2回「盆栽」(2006年4月14日放送)を、そしてNHK総合テレビジョンでは10月24日に『NHKアーカイブス 谷啓 〜飄々と時代を駆け抜けた名脇役〜』をそれぞれ追悼番組として放送した。そして2010年11月19日には、第52回日本レコード大賞で特別功労賞を受賞している。このような栄誉は、「玄妙院殿谷啓雄大居士」という戒名が意味するように)という「戒名というに「奥深い悟りがあり一生懸命精進し大きな仕事を成し遂げた」ことを証明している。