リレー講座:阿部多摩市長・八木多摩信金理事長・寺島多摩大学長の鼎談。「異次元の高齢化への対処とリニア新幹線インパクト」。

事業構想論の授業を見学。渡辺幸弘(多摩大総研客員教授)の講義。

長寿食フォーラム。食と音楽。舞浜倶楽部。グスタフ社長。ホーム運営3000項目。軟菜食・きざみ食・ミキサー・流動食。カスタマイズ。料理人。、、、。

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・ 昼食は、渡辺先生と多摩信金の長島部長と「増田屋」で。

・学長:大学院の科目の件を相談。

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 リレー講座は鼎談。阿部多摩市長、八木多摩信金理事長、寺島学長。

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寺島:多摩のDNA。江戸時代は天領。幕末の新撰組明治維新自由民権運動。戦後の多摩自由大学。ジェロントロジー

阿部市長:維新150年は、戊辰戦争150年。三多摩壮士。東京都に編入。現在のテーマは職住接近、ニュータウンのリニュアル。

八木理事長:本店は立川飛行場。昭和大恐慌後に創業。「収益よりも地域の発展」。人口422万人(10位)。企業13万社(12位)。工業出荷額4.9兆円(10数位)。大学44(4位)。2020年に人口がピーク。2040年の高齢者人口35%。人手不足が顕在化。

寺島学長:現在100歳以上は7万人。2050年には53万人。異次元の高齢化にどう対処するか?。9年後のリニア中央新幹線による中間駅インパクトをどう生かすか?。名古屋甲府5時間から30分、橋本へは40分。

阿部市長:多摩市の100歳31人(ほとんど女性)。健康寿命(東京都方式)で男83歳・女86歳(東京23区・26市で1位!)。健康寿命が高い人は読書好き。

八木理事長:金融ジェロントロジー。高齢者への金融サービスの提供がテーマとなる。

寺島学長:宗教ジェロントロジー。多摩のテーマ:食と農に無縁。死生観がない。

阿部:地元の大学との連携が大事だ。長谷工ミュージアムKDDIミュージアム

八木:全国4位の規模に成長。お客様の幸せの創造が理念。幸福度調査では高い。実感、生活、地域が高い。事業継承が課題。

寺島:シルバーデモクラシー企画。12月2日に山梨フォーラムを開催。

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 代々木:知研東京セミナー。高津玉枝さん(株式会社福市社長)。

テーマは「フェアトレード」。司法試験にパスした大阪の残華さん(28歳)も参加。

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「名言との対話」11月8日。星野芳郎「マイカー」

星野芳郎(ほしの よしろう、1922年1月13日-2007年11月8日)は、日本の技術評論家

1962-68年立命館大学経営学部教授。81-97年帝京大学経済学部教授。大学退職後は、研究と執筆に専念した。。

 東京工業大学時代の1944年「自分は文筆をもって一生を貫かう。自分はかう決心した。自分の進む道は技術評論の他にはあり得ない。文明の最尖端である技術によって、自分は文化を眺めたい、人生の底をつきつめたい」と志を立てる。

主な著書は、『技術革新』『技術の体系』『瀬戸内汚染』『反公害の論理』『技術と政治ーー日中技術近代化の対照』『日米中三国志』、『技術と政治経済』『日米中三国志』『技術と文明の世界史』など。

宇宙飛行士のアームストロングに共感し、「宇宙の中のオアシスである地球を大切にし、その美しさを保ち続けることこそ、宇宙的視点というものではないか」と語っている。技術評論の第一人者であった星野の技術評論の視点は、この宇宙的視点であった。

1961年に発表された代表的著作『マイ・カー』は、日本の本格的モータリゼーション初期におけるオーナードライバー向け啓蒙書であり、オーナー自らが運転する自家用自動車を指す「マイカー」「my car」 という和製英語を一般に普及させた。言葉の発明は、時代を動かし、時代を進める。「マイカー」という、ある時代を牽引した言葉とともに星野芳郎の名前を記憶しよう。

自然・人間 危機と共存の風景 (講談社プラスアルファ新書)