松山英樹、マスターズ制覇! 4日間のプレーで1打差という厳しいスポーツがゴルフ。
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多摩美術大学美術館「タマビ DNA 現代日本画の系譜」をみてきました。
親友でライバルの関係にあった加山又造と横山操が「多摩美」の伝統をつくったことがわかりました。
加山又造。1927年生まれ。77歳で没。7000点の索引と資料。30年に一人でればいいという考え方。「倣北宋墨山水雪風景」、「雪月花」、「猫」。カメラ。日本画家、版画家。日本画の伝統的な様式美を現代的な感覚で表現し、「現代の琳派」と呼ばれた。文化勲章。米谷、中野がでただけでよい。
横山操。「闇迫る」。1920年(大正9年)1月25日 - 1973年(昭和48年)4月1日)は、新潟県西蒲原郡吉田町(現・燕市)出身の日本画家。多摩美術大学教授。昭和を代表する日本画家である。横山の作品は煤や石灰などを画面に擦り付け、力強く轟くような漆黒と、そこからにじみ出てくるような鮮やかな色が特徴であるとされる。57歳で没。育てる人。
個人、個の力が多摩美大の伝統。二人は意見は違うが尊敬しあっていた。二人のアーカイブあり。
奥村土牛。米谷清和「横山先生からアルバイトをやめよと諭された」。堀文子。1918-2019、在任は1970-1999年。人の絵をみるが自分のは見せない人。「冬野の詩」。中野嘉之「粛粛」。平松礼二「ノルマンディエトルタ」。
加山又造については下記の本を買ったので別途取り上げたい。
長池公園の新緑。1万2千歩。
夜はデメケンのミーティング
知研の福島さんと電話。母とも電話。
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「名言との対話」4月12日、荒巻義雄「
荒巻 義雄(あらまき よしお、1933年4月12日 -)は、日本の小説家、SF作家、推理作家、評論家。
『紺碧の艦隊』の大ヒットで、いわゆる架空戦記小説の世界を代表する小説家として広く知られている。また、札幌時計台ギャラリーのオーナーもつとめている。静修女子大学(現・札幌国際大学)教授も務めた。 日本文芸家協会会員。日本SF作家クラブ会員。現代俳句協会会員(旭太郎名義)。
北海道生まれ。早稲田大学文学部で心理学を学ぶ。卒業後、家業の建築業を手伝うために北海学園大学土木学科に入学する。1970年、評論「術の小説論」ち短編「大いなる正午」を発表しデビューする。その後、 硬質な幻想SFを次々と発表。一方で、伝奇SF「空白」シリーズ、「キンメリヤ七つの秘宝」シリーズ、大河SF「ビッグ・ウォーズ」シリーズ、「要塞」シリーズ、「艦隊」シリーズなどのシミュレーション小説をなどを精力的に発表した。作品リストを眺めると、まさに怒涛の仕事量だ。シミュレーション小説の創始者である。
日本SF作家クラブ編『日本SF短編50 Ⅰ 1963-1972』(「ハヤカワ文庫)を手にした。日本SF作家クラブ創立50周年記念アンソロジーで11人の作家の作品が入っている。巻頭言は宮城大で同僚だった、日本SF作家クラブ第16代会長の瀬名秀明さんが書いている。創設者の一人である小松左京は「SFは未来を想像し、未来を描く。その想像は読者の夢やヴィジョンとなり、実際に未来を創造する力となる」との信念を持っていたそうだ。クラブが発足した1963年から2012年までの50年を、50の短編で振り返ろうとした意欲的シリーズの第1巻で、1970年に荒巻義雄の「大いなる正午」という作品が入っている。
『大いなる正午』は、奔流のような想像力で未知の世界に扉をひらく傑作だ。「大宇宙は輪廻する!」「永劫回帰する時の大流転」「大宇宙的階級制度」「高次元土木技術」「高次元泥」「時間を空間化して考える」「時空素子」「脈動宇宙の収縮」「多元宇宙」「複雑な時層帯」「宇宙的土木技術」、、。ベルグソン、アインシュタイン、ライプニッツ、スピノザ、ニーチェなどの名前も登場する。「大いなる正午とは、収縮の極より膨張の極へ到る宇宙進化の、ちょうど中心に当る時なのだ」。宇宙の分岐点を描いた作品である。
荒巻義雄公式WEBサイトの「近況報告」によれば、今もなお続々と作品を発表し続けていることがわかる。未発表、単行本未収録の作品もアーカイブされている。2014年より、『荒巻義雄メタSF全集』(全7巻・補巻)を刊行。今までに刊行した単行本は、181冊にのぼる。それも文庫は含んでいないというから、その創作のエネルギーには驚くほかはない。
そして「今後、ますます、読書人口の低下が顕著になり、出版社任せだった従来のあり方が劇的に変わるかもしれません。こうした情況下で、作家はどうすればいいか。自費出版も一つのモデルですが、クラウドファンディングという、本の文化を守りたい有志のかたがたから資金を集めて出版する方法もあることを知りました。私としては、ぜひ、成功させ、この方法を広く普及させたいと考えているのです」とクラウドファンディング「CAMPFIRE」で挑戦し、50万円の目標に対し、33人から60万円以上を集め成功している。荒巻義雄は本日で88歳。1970年のデビュー以来、半世紀を越えて、快走中である。