2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

総務省行政評価局東北管区行政評価局で講演

総務省に行政評価局という組織がある。 「政府部内における行政の改革・改善機能」を担う局で、政策評価、行政評価・監視、独立行政法人評価、行政相談を担当している。本省には209人の職員がおり、地方支分部局に877人の職員がいるから、総勢で1000人を越え…

最高裁判所に出講

最高裁判所で講義のため東京日帰り。平成19年度採用の一種試験採用職員(いわゆるキャリア採用)に対する講義。 受講生は人事局、経理局、判事部などの各局に配属されていて、今後は書記官研修で地方の裁判所に散っていく。その後、7-8年経つと再び最高裁に…

「通勤時間「超」活用術」(知的生きかた文庫)の出足が好調

知的生き方文庫に加えてもらった「通勤時間「超」活用術」(三笠書房)が好調のようだ。 先週水曜日の2月20日発売だが、今週初めには大きな増刷がかかった。出足がいい。 30代の編集者によるとこれほど出足がいいのは初めての経験だそうだ。25日(月)には毎…

「顧客満足ゼミ」同窓会(仙台)が発足!

宮城大学での私のゼミは「顧客満足ゼミ」という名前で呼ばれていた。 事業構想学部では基本的には業界別の縦割りのゼミを開いているのだが、私のゼミはどの業界にも通じるCSという考え方を身につけるゼミである。ゼミ生は8年間で80名だから、年平均10名ほど…

「真・日本人」紀行

日経新聞の文化欄で「人物記念館の旅」を取り上げてもらったことで旧友たちからの連絡が入り始めた。 高校の同期生、ビジネスマン時代の同期生、知研の仲間、仙台でお世話になった方々、新聞社の知人、雑誌社の編集者、出版社の編集者、音楽界の重鎮、記事で…

娘の受験をテーマとした短歌ができた

娘が大学卒業後、3年間看護専門学校で学んだが、本日は看護師の国家資格の試験日だった。 早朝から家族全員で動き始め、9時から午後5時までの試験を終えて、全員で泉ケ岳の「やまぼうし」で打ち上げの食事をして、泊まった。土日にNHKで短歌と俳句の全国…

「私の伊勢物語」(久恒啓子)--母の新著が届く

一人で九州に住む80歳の母親から、「私の伊勢物語」(久恒啓子著・短歌新聞社)が届いた。 母は歌集を3冊ほど出しているのだが、10年前の70歳になって初めての著作「万葉集の庶民の歌」に続く2冊目の単著である。 60代の10年間を費やした本と、70代の…

日経文化欄で「人物記念館の旅」について書く(2月22日付け)

日本経済新聞の最終面の文化欄にこの3年没頭してきた人物記念館の旅を載せてもらった。 - 人物館 見えた縁の糸 全国220館以上を巡り、生き方と志に触れる旅 日本の成り立ち知る つながり、縦も横も 「もう一花」に励まされ 写真は、福沢諭吉旧居(大分県中津…

お知らせ:宮城大学を本年度で退職します

突然ですが、開学以来11年間勤務した県立宮城大学を3月末で退職し、仕事の拠点を東京に移すことになりました。 1年後の法人化を控えた大事な時期でもあり、心苦しい点もあるのですが、転出先の事情、家族の事情もあり、考えた末の結論です。 転出先は、…

「知的生き方文庫」に加えてもらった。「通勤時間「超」活用法」

新著の発刊日。 三笠書房から出した本を書き改めて、知的生き方文庫に収録してもらった。タイトルは「通勤時間「超」活用法」。 部数も比較的多く、書店での仕掛けも準備しているとのこと。本日、発刊。

「知研フォーラム」が300号に達す--人物に関する文献が良かった

「知研フォーラム」が300号に達した。NPO法人知的生産の技術研究会は1970年から38年目になる勉強会だが、「知研ニュース」「ちけんだいがく」「知的生産の技術」「知研フォーラム」と名前を変えながら、ずっと会誌を発行してきた。平均すると年8回の発行…

「2008年世界潮流の世界潮流を予測する」(寺島実郎セミナー)

東京東中野のテラハウスでNPO法人知的生産の技術研究会のセミナーがあったので、日帰りで参加。講師はNPOの顧問をお願いしている寺島実郎さんで、テーマは「208年の世界潮流を予測する」。毎年恒例となったセミナーである。事前に寺島さんとくつか案件…

「安宅コレクション 美の求道者・安宅英一の眼」(福岡市美術館)

福岡市美術館で開催中の「安宅コレクション 美の求道者・安宅英一の眼」を観た。 総合商社安宅産業は経営危機から昭和52年(1977年)に伊藤忠商事に救済合併されたが、残っているのは会長だった安宅英一(1901ー1994年)がつくりあげた東洋磁器の1000点に及…

映画「母べえ」(かあべえ)

福岡。私にとっては博多といった方がしっくりと馴染む名前だ。 今回の帰省では、母と博多に出かける。午後、福岡市美術館で行われている「美の求道者・安宅英一の眼 安宅コレクション」を観て、夕刻はキャナルシティのシネマで山田洋二監督の「母べえ」(か…

大江医家史料館

中津に帰省。鷹匠町の大江医家史料館を訪問。 中津は蘭学発祥の地であるが、この史料館は村上医家史料館と並ぶ施設だ。 初代大江玄仙以来、代々御殿医を勤めた大江家には「医は仁術ならざるの術、務めて仁をさんと欲す」という戒めの言葉が残っている。 大江…

辞世の句

はらからはみな床辺にありがとう 我れ逝くもこの秋空は変わりなし 底のなき大空に向けはばたかん ゴミばかり残して天寿を全うすこの句は92歳で亡くなった横松宗先生の辞世の句である。 この先生は90歳の卒寿のお祝いの会で、新しい著作を配った人だから…

「あらたにす」ーー朝日・日経・読売の読み比べサイト

朝日新聞、日経新聞、読売新聞が共同してつくった新聞読み比べサイト「あらたにす」をigoogleに登録して見始めた。朝日と日経は自宅でとっているが、読売の記事もこのサイトで読めるので少し便利になった。このサイトの特徴は「比べる」という点である。 「…

知研仙台の「団塊シリーズ:これまでの私、これからの私」。講師は仙

NPO法人知的生産の技術研究会の仙台支部は、「団塊世代シリーズ」と銘打ってセミナーを開催している。統一テーマは、「これまでの私、これからの私」である。 毎回、団塊世代を中心として興味深い話が聞ける。今回は、仙台放送取締役の志伯知伊(しはく)さん…

日経新聞文化欄を読んでいますか?

この3年の私自身の最大のトピックは「人物記念館の旅」を始めたことだろうか。 200館を越えたところだが、先日嬉しい申し込みがあった。日本経済新聞の最終面の文化欄へ、このテーマでの登場の依頼があった。 この欄は面白い人が毎日のように出て好奇心…

31歳のときの日記が出てきた---最初の子どもの誕生のこと

書斎の片付けをしていたところ、昔の日記が出てきた。 31歳から32歳にかけての毎日の事柄や感慨が数行程度記されていて、懐かしくなった。仕事のこと、知研活動のこと、異動のこと、事故のこと、出版のこと、などが 書かれている。 結婚して、仕事がようやく…

「知的生き方文庫」にラインナップ

三笠書房から2月末に出る文庫本の見本が届いた。この文庫本は「知的生き方文庫」というシリーズの中に加わる。 以前出した本の内容を書き加えてバージョンアップしたもので、 「通勤」というテーマを扱っているが、基本は時間の使い方の本である。 モノトー…

「横山大観」(国立新美術館)と、「伊勢物語」(出光美術館)

六本木の国立新美術館で開催されている「没後50年 横山大観--新たなる伝説へ」を観る。 大観は明治元年生まれで、1958年に90歳で亡くなっているから2008年の今年が50年目である。無我、村童観猿翁(卒業製作)、迷児(釈迦・孔子・老子の三教にキリストを加…

「脳力のレッスン2」(岩波書店)---寺島実郎出版記念会

丸の内の日本工業倶楽部で行われた寺島実郎さんの「脳力のレッスン2」の出版記念会に出席した。岩波書店の総合雑誌「世界」に連載中の作品を書籍化したものである。「脳力」(のうりき)とは、物事の本質を考え抜く力、と定義されている。 寺島さんの本は単…

卒業論文発表会・修士論文最終試験

火曜日は、卒業論文(学部)発表会。水曜日は、修士論文(大学院)最終試験。 指導している学生と院生は、準備が十分だったのでいい発表となったと思う。

「音読書」-----電子書籍による著作の配信へ

「著作物の電子書籍配信のお願い」という文書がある出版社から届いた。すでに発刊している書籍を、電子書籍、あるいはウェブまたはモバイル上で配信するとのことである。 電子書籍は、コンテンツプロバイダーの増加、取次店、取次代行店の増加で、以前よりも…

「R25」の取材を受ける---自分発見

「R25」という首都圏のフリーマガジンの取材を受けた。このマガジンからの取材は、2005年に続いて2度目である。首都圏の鉄道、コンビニ、飲食店などに置かれているが、発売と同時に一気になくなってしまうというほど人気が高い。60万部に達するというこら…

「弘道館」の創始者---水戸斉昭・烈公と徳川慶喜

水戸藩の藩校として有名な弘道館を訪ねた。 日本最大規模の藩校というだけあって敷地は広い。5万4千坪というと、私の勤務する宮城大学が6万坪だから、ほぼ同じ面積である。東京ドーム4個分という。長州萩の明倫館の4倍、加賀藩の明倫堂の3倍のスケールである…

「義烈館」--義公・水戸光圀の大プロジェクト「大日本史」編纂事業

黄門様という名前で知られている水戸光圀(1628−1701年)は、実は諸国を漫遊してはいない。 光圀の業績の最たるものは、「大日本史」の編纂事業を始めたことだ。 この本は着手から完成するまで実に250年の歳月がかかっているから、空前絶後の大事業だ。 歴史…

全国市町村職員中央研修所(市町村アカデミー)で講義

毎年、千葉県幕張にある全国市町村職員中央研修所(市町村アカデミー)に出講している。 この大きな研修所は総務省(旧自治省)所管で、全国の市町村の職員を継続的に教育してきた機関である。立派な建物、整った設備で、宿泊設備も整っており、2ヶ月程度の…