2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

久恒ゼミ(顧客満足ゼミ)、秋の陣始まる

今日から秋のゼミが始まりました。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 久恒ゼミの志 〜どんな人材を育てたいか〜『現代の志塾』〜産業社会の問題解決の最前線に立つ人材を育てる〜 久恒ゼミ=顧客満足ゼミ 久恒ゼミの志=産業社会の問題解決の最前線に立つ人材を育てる…

「知研フォーラム」−100ページの梅棹忠夫先生追悼特集

「知研フォーラム」310号は、会長の八木哲郎さんが渾身の力を込めて編集した梅棹忠夫先生追悼特集号である。 162ページのうち梅棹先生追悼特集は実に100ページに及んでいる。今後、多くの雑誌が追悼特集を組むと思うが、知研の追悼特集はその先駆けになった…

会津若松周辺市町村の職員への講演会

会津地方振興局での二日目の講演。対象は会津周辺市町村の職員。テーマは昨日と同じ「合意学−説得型から納得型の政策形成へ」であるが、少しトーンを変えて話をする。私自身も昨日より調子がよかった。私の本の愛読者もいてサインを頼まれる。 本日の参加者。…

「合意学のすすめー説得型から納得型の政策形成へ」(会津)

会津若松市の福島県会津地域振興局地域連携室で講演を行った。 講演テーマは「合意学ー説得型から納得型の合意形成へ」。対象は県出先幹部職員等三十名。地域連携室は、縦の組織を超えて手を携えて地域の発展を図ろうという組織だ。 地域振興局長、次長、企…

「宮尾登美子展」で「平家物語」が抽選であたった

「天璋院篤姫」の原作者・宮尾登美子(1926年生まれ)さんの展示会が狛江市で開かれていることを本日の朝日新聞で知って出かけた。 小田急狛江駅の近くの泉の森会館で開かれていた展示は、狛江市の市制施行40周年記念事業の一つだ。宮尾さんは狛江市の多…

秋の卒業式

教授会は、来年度からのカリキュラムの大改革の件を中心に話し合った。 大学の教育理念「現代の志塾」、学部の教育理念「産業社会の問題解決の最前線に立つ人材を育てる」に沿っての改革なので、方向感が一致しているので議論の大きな混乱はない。 全体像が…

秋学期の授業が始まる

今日から、秋学期の授業「マネジメントデザイン2」の開始。 最初のオリエンテーションなので、ゆったりと構える。まず、冒頭は「夏休み」はどういうふうに過ごしたかと聞いた後、私の夏休みを披露。主に7日間の「北京・上海の旅」をブログを見せながら説明し…

「知的生産手帳 2011」(久恒啓一+知的生産の技術研究会)

ここ数ヶ月間準備してきた「知的生産手帳」(東洋経済新報社)の見本を入手しました。知的生産の技術研究会の40年の研究を凝縮した手帳です。人生と仕事に関するセルフマネジメントの哲学、タイムマネジメントの心構えと技術、そしてそれらを実践するための…

飯田橋のホテル・メトロポリタン・エドモントにて

夕刻からは、飯田橋ホテル・メトロポリタンエドモント。まず、18時に知研の秋田さん、東洋経済新報社の編集者の清末さんと中村さんと会う。ここ数ヶ月しっかり準備してきた「知的生産手帳」(久恒啓一+NPO法人知的生産の技術研究会)の見本ができあがり、数…

「売上25%減少、営業利益はあまり変わらず」。その理由は?

研修二日目。順調にプログラムが進み、予定通りの成果があがったと思う。以下受講者アンケートから。 普段から自分なりに考えて仕事をしていると思いましたが、今回は頭を駆使したことでものすごい疲労感をおぼえたことからすると、まだ甘かったと実感せざる…

「経営管理職」を鍛える

戸塚の自動車メーカの関連企業で「経営管理職研修」の講師をつとめる。平均年齢は48才。全員が課長から次長クラス。 この研修は昨年に続き2回目だが、自動車産業の最前線で戦う管理職の仕事の内容や問題意識をつかめるので、私にとっても意義の深い時間であ…

「梅棹忠夫 語る」−和辻哲郎・芥川龍之介・丸山真男をばっさり

「梅棹忠夫 語る」(聞き手 小山修三)という日経プレミアシリーズの新書を読んだら、私の名前が出てきて驚いた。「説明するのに図示というのは非常に大事なこと。絵で描いてわかるように示す。久恒啓一という人が図解法をやっているけど、図解法は何にでも…

多摩学研究会第一回研究発表は、「水道」と「独立の気風」

まず、9時半から多摩大総研の運営の件で、松本先生と中庭先生と打ち合わせ。 10時からは、多摩学研究会の第一回研究発表。 中庭先生の「多摩地区の水道都営一元化の意味−−多摩地域の水道水はどこから来るのか?」。 40年かけて「成長型」水道事業を整備した…

講演二つ−「ドラッカー」と「多摩大の大いなる戦略」

今日は講演を二つこなした。午後は、東京丸の内の新丸ビルの21Cクラブで、ギリークラブ(渡辺幸裕代表)での講演。テーマは「図解で身につく!ドラッカーの理論」。 ドラッカーとの縁、図解の理論、ドラッカー三部作、主なドラッカーの理論のおさらい、図…

「ドラッカー」が浜松町「談」で総合2位にランクイン

「図解で身につく! ドラッカーの理論」(中経文庫)の売れ行きに関する報告があった。8月4日刊行で、現在6万5千部。 中経の編集者から「浜松町のブックストア談で、先週ランキング2位になったそうです。http://www.bunkyodo.co.jp/danhp/hama/007-004.htm…

世田谷美術館

砧公園の一角にある世田谷美術館を先日訪れました。蘆花公園の世田谷文学館は常連になっているのですが、こちらは初めてです。予想以上に本格的な美術館でした。美術愛好家の女性達が多く、本格レストランもあり、素敵な場所です。http://www.setagayaartmus…

短歌の批評を受ける−−「なるほど」

今年の正月に上京していた母に感化されて、短歌に挑戦しており、時々その気になって詠んでいる。思いついたまま推敲をせずにこのブログに「今日の一首」として載せているが、それが初めて活字になった。郷里中津の文化総合誌「邪馬台」の「邪馬台歌壇」に初…

「見た、会った、聴いた−−生身の梅棹忠夫先生」から2

2009年7月に「梅棹忠夫著作目録(1934-2008)」が届いた。2008年6月の「梅棹忠夫先生の米寿を祝う会」の出席者に配布したものだ。先生の米寿を記念してつくられたものである。梅棹先生の現在までの全著作が網羅されているだけあって、総ページ603ページの堂…

「借りぐらしのアリエッティ」と「TOILET」

映画を二本観た。南大沢(八王子)の東宝シネマでスタジオ・ジブリの「借りぐらしのアリエッティ」。 小人の世界。小人の視点から見た人間の世界と自然の細やかな世界は面白いが、物語自体には山もないし、やや説教調が感じられて、ジブリとしては成功した作…

「見た、会った、聴いた−−生身の梅棹忠夫先生」から

知の巨人・梅棹忠夫先生が亡くなられた。創立以来顧問をお願いしてきたNPO法人知的生産の技術研究会では、機関誌「知研フォーラム」の次号で「梅棹先生追悼特集」を組むことにしている。私は「見た、会った、聴いた−−生身の梅棹忠夫先生」というタイトル…

「はちおうじ志民塾」−「地域コーディネーター養成講座」

学部運営委員会。カリキュラム改革が進んできており10月には全体ができあがる予定。 中経出版の女性編集者来訪。「図解で読み解く!ドラッカーの理論」が好調という報告。毎週のように増刷が続いていて、すでに6万5千部ほどになっているとのこと。文庫と単行…

「33歳からの勉強のルール」(水谷隆弘)-泥臭く、格好悪く、粘り強

「33歳からの勉強のルール」(水谷弘隆)。33歳からの勉強のルール (アスカビジネス)作者: 水谷弘隆出版社/メーカー: 明日香出版社発売日: 2010/09/11メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 14回この商品を含むブログ (4件) を見る42才の…

劇団四季「サウンド・オブ・ミュージック」を家族四人で観る

東京・浜松町の劇団四季専用劇場「秋」で「サウンドオブ・ミュージク」を家族四人で観た。 日本演劇文化の一大拠点としての[春][秋]の2劇場があり、[春]は海外大型ミュージカルのロングランを、[秋]は四季オリジナルミュージカルからストレートプレ…

市町村アカデミーの「政策企画」クラスで講義と演習

千葉県幕張の市町村アカデミー(市町村職員中央研修所)で講義。 今回は「専門実務研修課程」で、テーマは「政策企画」である。受講生は全国市町村の政策企画担当者。 この課程は約一週間の泊まり込み合宿スタイル。全国の自治体の政策企画を担当する中堅公…

韓国企業の強みと弱み-金美徳教授

九段サテライトで行っているメディア向けの「多摩大教授陣 現代の志塾講座」の2回目は、金美徳教授に「北東アジアを知ることとは」というタイトルで講義をお願いした。テレビ局、新聞社、銀行などの受講者。内容は日本・中国・韓国・モンゴル・北朝鮮・ロシ…

釣魚台(国賓館)で昼食という幸運

朝7時40分、北京に到着。 天安門広場の毛主席記念堂を見物。部屋に入ると献花台の後方に、花に囲まれた白い座像が我々を迎える。ほほえみを浮かべた在りし日の毛沢東だ。背後の絵は中国の山々の雲。次の間に移ると毛沢東の死に姿が、水の堀と花に囲まれてい…

魯迅、孫文、周恩来。

3日のテレビで中国人民抗日戦勝利記念日という番組をやっていた。抗日記念館での行事であったが、胡主席、習副主席も参加。 万博へのタクシーの運転手は、自分の車を持っており、万博期間中は休みを取らずに一日16時間働いている。一ヶ月で日本円で12万…

上海万博。二日間で13館を巡る

上海万博二日目。 オマーン館。中東の小国だが、私にとっては思い出のある国である。二十代に北海道で勤務していた頃、北海道開発局や北大の学生、olなどと一緒にけんきゅうをしていた。オマーン王国の研究ー中東の近代化と日本の役割、というレポートをまと…

上海万博。日本館以下6館を巡って考えたこと。

寝台新幹線で上海に朝7時39分に到着。上海南駅も大空港のようだ。寝台新幹線は2008年12月に開業。1500キロを10時間で結ぶ。椅子席5000円、四人部屋寝台1万円、飛行機2万円。四人部屋の下段は730元、上段は655元。1元は13-15円。 …

北京大、精華大、鳥の巣、大書店、寝台新幹線

地下鉄の10号線と1号線と4号線を乗り継いで北京大へ向かう。 ラッシュは過ぎているが、若い人が多い。携帯とゲームに半数が没頭している風景は東京と同じ。古い一号線は冷房車は一台おき。 西?という駅でおりて、北京図書ビルディングという大きな書店を来訪…