2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「独学」考。

独学者たち。 いずみたく。谷川健一。孔子。オードリー・タン(唐風)。田中菊雄。盛田稔。 高橋和巳。山本周五郎。江崎利一。仁木悦子。石田英一郎。山崎豊子。流政之。 清川泰次。川内康範。五味康佑。中江藤樹。中村修二。永山則夫。粟津潔。栗栖継。 半…

『図解コミュニケーション全集』第2巻「技術編」の表紙デザインが決定しました。

『図解コミュニケーション全集』第2巻「技術編」の表紙デザインが決定しました。 3月10日過ぎから配本です。「原論編」より100ページ以上多い660ページという大冊。曼荼羅のデザインは全巻を通じて用いる予定で、今回はブルーを基調としました。 推薦は、師…

ポッドキャスターという新世界をもう少し探検するか。

岡田正宏さんの『声で想いを伝える ポッドキャストマーケティング』(日本地域社会研究所)のZOOM出版記念パーティに参加してみました ポッドキャスト人口は国内1123万人。14%がつき1回以上。20代から60代。学習系。情報感度が高い人。自由に使える金が…

出版ラッシュの年か。

以下、本日の動き。今年は何度目かの出版ラッシュになりそうな情勢。 C出版社の「全集」第2巻のゲラチェック。明日、手渡し。3月刊行。 C出版社の写真の選定。明日、共著相手のM君と相談。 P出版社と新企画のやり取りが始まった。 N出版社との大型企画…

図解塾ーーテーマは「サイバーセキュリティ」

夜の20時から22時過ぎまで、1月の図解塾の2回目を実施。テーマは「サイバーセキュリティ」。新聞の2面にわたる特集を題材に12の要人の発言をそれぞれ図解して発表し、質疑応答、講評していく2時間。以下、受講生の学びです。 ありがとうございました。改めて…

「偶然と必然」考

人生における「偶然と必然」について考えをめぐらしてみたいと思います。偉人たちはどう言っているのでしょうか。 まず「偶然」について。田辺聖子「幸福な人は自慢屋であり、教訓家になることが多い。偶然の結果、健康や成功に恵まれたにすぎないのに、自分…

陳舜臣『中国名言集 弥縫録』(中公文庫)ーー「弥縫」から「有終の美」まで104の名言の名解説

陳舜臣『中国名言集 弥縫録』(中公文庫)。 「びほうろく」と読む。「弥縫」から「有終の美」まで、104の名言が豊富な知識の下敷きのもとに解説されています。1項目は1600字で原稿用紙4枚ほど、それが一定のリズムで続いています。とりあえずこの中の41項目…

追悼!安野光雅。ーー安野光雅展(新宿紀伊国屋)。「井上ひさしと安野光雅」展(仙台)。「絵のある自伝」。 「絵本 平家物語」。

安野光雅さんが、2020年12月24日に亡くなった。享年94。代表作には「ふしぎなえ」、「ABCの本」、「天動説の絵本」、「旅の絵本」、「繪本 平家物語」、「繪本 三國志」や司馬遼太郎の紀行「街道をゆく」の挿画などがある。また多くの業績に対し、ブルックリ…

週一回のヨガのレッスンで体調・心調を整えています----人間は習慣の束である。

朝:メンズ・ヨガで9時から1時間。3人しかいないので、個人レッスンのようで丁寧に教えてもらっています。参加すると体調・心調(?)もよくなる。この習慣も7-8年になるかもしれません。ずっと続けていきたいと思います。 習慣が変われば人格が変わる。習…

「この授業を受けてあなたはどう変わりましたか」ーー「立志人物伝」全15回を終えての感想集

本日で「立志人物伝」の授業15回が終わりました。以下は、「この授業を受けてあなたはどう変わりました」かというテーマで、受講生が書いてくれた感想です。全員ではありませんが、締め切りの24時の前の21時半までにアップしてくれたものです。150人ほどの感…

人生鳥瞰図。全集2巻。リモートインタビュー。

今週初めて午後は都心。荻窪と永田町で一仕事。 午前:14回目の授業:人生鳥瞰図のレポートに取り組む時間。 14時半:荻窪の出版社:「全集」第2巻の進捗状況を確認。見本2月25日あたり。配本3月11日あたり。奥付は3月28日。クラウドファンディングのリター…

図解塾・課外授業:テーマは「ライフプランの実際」ーー図解塾塾生と深呼吸学部生が20名ほど参集。

図解塾・課外授業。テーマは「ライフプランの実際」。図解塾塾生と深呼吸学部生が20名ほど参集していただきました。今回は47歳までの「ビジネスマン編」。 井上富雄の20年計画。二刀流。新・孔子の人生訓。コストとリスクではなくチャンス。幸福とは自由の拡…

吉川英治『三国志』ーー散歩。iPhone。youtube。朗読。

紅梅。 このところ、散歩しながらiPhonで吉川英治『三国志』の朗読をユーチューブで聴き続けています。1時間ほどの朗読が全部で121まであります。ようやく19まできました。俳優・ナレーターの西村俊彦による朗読です。朗読ユーチューバーという肩書になって…

「あしたのために あしたのジョー展」(世田谷文学館)

世田谷文学館「あしたのジョー展」のオープンの16日に見てきました。 「週刊少年マガジン」の1968年1月1日号から1973年5月13日号まで続いた、漫画史に輝く名作です。同じマガジンで連載していた梶原一騎の「巨人の星」と双璧の作品です。この時期は私の大学…

寺島実郎の「世界を知る力」(東京MXテレビ)ーー中国と正対する意思

寺島実郎の「世界を知る力」(東京MXテレビ)をみました。1時間で以下の内容を説明するから、やはり速足となっています。リレー講座でも聴いているから深い理解ができたようです。 ロンドンエコノミスト「2021年の展望」:「悪いことばかりじゃないよ」。…

2月分の「名言との対話」の人選と本の注文。

「大正から昭和へ」の誕生日編の2月で取り上げる人と本。 多湖 輝 「頭のいい子が育つ親の習慣 」(中経の文庫) 。青木 日出雄「ガンを見すえて生きる―告知からの出発」森 政弘 「人がいい人」は「いい人」か―ロボット博士の人間探求 桃井 真「ケネディにつづ…

追悼「半藤一利」ーー「根拠なき自己過信と底知れぬ無責任」が昭和の教訓。

半藤一利さんが亡くなりました。このブログで半藤さんの書いた本や語りを以下のように記してあります。追悼の意味で、掲載します。「根拠なき自己過信と底知れぬ無責任」、それを昭和史の最大の教訓と考えたい。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー…

近藤節夫『八十冒険爺の言いたい放題』ーー旅は人生を拓く

友人の近藤節夫(1938年生)さんの『八十冒険爺の言いたい放題』(はるかぜ書房)を読了しました。いただいた本には「旅は人生を拓く」との私あてのメッセージも自筆で書かれていました。 著者は小田急に入り、旅行会社設立に参加し、世界中79ヵ国を旅してい…

「図解塾入門」第2期を開始しました。

「図解塾入門」(ZOOM)第2期を今日から始めました。受講生は15名。月2回プラス課外授になります。20時から2時間です。 以下、受講生の学びです。 本日はどうもありがとうございました。第1期から今日まで何をしました?と真っ先に指名されて、恥ずかし…

「好奇心」紀行。

星新一(SF作家)「「学問のもとは、好奇心。好奇心を育てるようにしておけば、優れた人物も、自然に育ってくる」 緒方貞子(政治学者)「人間は仕事を通して成長していかなければなりません。その鍵となるのは好奇心です。常に問題を求め、積極的に疑問を…

ラジオ「おしゃべり放送大学」で使う「図解塾」PR用のインタビューを受けました。

深呼吸学部のラジオ「おしゃべり放送大学」のインタビューを受けました。「図解塾」のPR動画をつくるのだそうです。インタビュアーは名古屋の鬼頭恭子さん。図解を使わないで、音声だけで説明するのはなかなか骨が折れます。以下、事前のメモ書き。 YAM…

インスタに「後姿探検隊」をアップする新習慣。

「後姿探検隊」というテーマで2019年1月から写真を撮って、インスタグラムにアップするという習慣があります。テーマが決まると焦点が定まってきて、意欲が湧いてくるから面白い。2年後の2021年1月現在で400枚ほどになっています。人間の後姿は実に面白いも…

テーマをもらうということはありがたいことです。

「名言」をめぐる、あるプロジェクトに関与しています。私の心の琴線に触れて集めてきた言葉は、今更ですが「激励系」が多いことに気がつきました。自分自身を励ます言葉を集めきたのでしょう。「癒し系」の言葉は実に少ないのです。偏った傾向があります。…

一都3県の緊急事態宣言の初日ーー午前は多摩で授業。午後は都心の出版社。

緊急事態宣言最初の日。 授業の後、永田町の大手P出版社で新刊本のための会議と取材を行いました。15時からは事前の打ち合わせ。16時から、IT企業につとめる50代のビジネスマンをモデルにして、「人生鳥瞰図」をもとに取材と質問。ある程度、自由に語っても…

リレー講座は寺島実郎「2021年の展望」

2020年度最後のリレー講座は、寺島実郎「2021年の展望」でした。今回も重要な分析と新しい視座がふんだんに盛りこまれた刺激的な講座でした。 コロナの1年:専門知のパラドックス。42万人死亡の予測。しかし実際は3575人にとどまった。呼吸器系疾患の2019年…

「同姓同名」の混乱で新視点。

今日の「名言との対話」は、高木俊介を取り上げました。高木俊介(たかき しゅんすけ)という人が1月6日生まれだったので、高木俊介『こころの医療宅配便』(文芸春秋)を取り寄せ、読み終わったところ、人違いであることがわかってショックを受けました。同…

「三角イメージ体験法」と「図解コミュニケーション」をつなぐ「〇△▢」ーー藤原勝紀編「創造の臨床事例研究」を読んで。

藤原勝紀先生から『創造の臨床事例研究』と題した小冊子が送られてきました。 6歳年長の藤原さんは、九大教授から51歳のときに京大教授に転じた心理学者です。臨床心理学の草分け的存在で、現在は臨床心理士試験のトップで、学会の会長でもある人です。私は…

宮城谷昌光『孔丘』を読了。聖人・孔子から人間・孔丘へ。改めて『論語』に向かいたい。

年末から読み進めていた宮城谷昌光『孔丘』(文芸春秋)を読了しました。 著者の宮城谷昌光は、中国をテーマとしたすぐれた小説を書き続けている人です。46歳と遅いデビュー以来、新田次郎文学賞、直木賞、芸術選奨文部大臣賞、司馬遼太郎賞、菊池寛賞、毎日…

「誕生日」考。

本日、1月3日はわたしの誕生日です。今年の6年目の「名言との対話」は、「大正から昭和へ」というテーマで、その時代に生まれた人を取り上げることにして始めました。今日は、「誕生日」に関わるエピソードを記してみたいと思います。 誕生日と命日が同じ日…

「だ・である」調から「です・ます」調にギアチェンジします。

ブログの文体は、今までずっと「だ・である」調で書いてきました。今年から「です・ます」調にギアチェンジをしてみましょうか。 2005年に刊行した『図で考えれば文章がうまくなる』 (PHP研究所)で、以下のように書いています。 「私自身は、以前は「だ…