「大いなる多摩学会」設立総会が立川のたましん事業支援センターにて開催された。
約80名の参加。
以下、次第。
- 研究プロジェクト報告
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- 「健康まちづくり産業」プロジェクト
- 「創業支援プラットフォーム」プロジェクト
- 「湘南藤沢におけるインバウンド」プロジェクト
- 「ビッグデータ活用による 大いなる多摩創生」プロジェクト
- 名刺交換会
- 理事会・幹事会・アドバイザー会議の第1回合同会議(議長)
多摩大の総力を挙げて設立した大いなる多摩学会。
会長は寺島実郎学長。
発案者・命名者である私は、理事・副会長を仰せつかった。
「名言との対話」7月16日。中野孝次。
- 「自分になりきるとは、自分だけの言葉を持つことだ。自分の言葉ばかりで物を言うようになったとき、人ははじめて真の自分を獲得し、自分を全肯定できるのだ。」
- 中野 孝次(1925年(大正14年)1月1日 - 2004年(平成16年)7月16日)は日本の作家、ドイツ文学者、評論家。元國學院大學教授。
- 「ガン日記」は2004年2月28日体調への不安から日記は始り、入院に向かう3月18日に「風強し、暖。今日よりい約2ヶ月半、初めての病院生活と医療的拷問との日々始まるか、と思う。しかし、すべてそのときそのときに応ずればよしと覚悟は定まりてあり。」で日記は終わっている。そして3ヶ月後の7月16日に食道ガンで中野孝次は亡くなっている。享年79歳。
- 「顧みて幸福なる生涯なりき。このことを天に感謝す。わが志・わが思想・わが願いはすべて、わが著作の中にあり。予は喜びも悲しみもすべて文学に託して生きたり。予を偲ぶ者あらば、予が著作を見よ。予に関わりしすべての人に感謝す。さらば。」(遺書)
- 借り物の言葉で自分を飾る。人の意見を自分の所感として述べる。そういう段階には自分という存在はまだない。自分だけの得がたい経験、葛藤の中から身についた書物の言葉、尊敬する人物からの啓示、関心領域を深掘りして得た知識と知恵、そういうもので構築された自分。自分自身が信じる強い言葉を得たときが、自分が自分になったときだ。