仙台の聖ドミニコ学院で講演

仙台市青葉区にある聖ドミニコ学院で教職員全員を対象とした研修会で講師をつとめる。
この学院は入り口は狭いが中に入ると広く、青葉山をバックに景色もいい。カトリック系の学校で、構内には聖母マリア像があちこちに配置されていて、敬虔な雰囲気が漂う。

高校校長室で30分ほど歓談したあと、階段教室で講演をする。教員、シスター、用務員、運転手などこの幼稚園から高校までの学校の関係者が総勢で70−80人だった。始まる前に賛美歌を全員で歌う。私は前方の講師席に座ったままだったので、全員の表情がみてとれたのだが、皆さんいい顔をしていた。

講義を聴いている方たちは、こちらの冗談にもよく反応してもらって、こちらも楽しく話ができた。

私自身は、小学校から大学まで公立・国立の学校過ごしたのだが、私立学校、特に宗教系の学校は独特の理念と雰囲気があり、こういう環境で心を磨き、体を鍛えるのは素晴らしいと改めて思った。

終了後は、数人の関係者とも会食。キリスト教カトリック教団、その学校、などの現状や抱える問題点を聴いた。外から見てるだけではうかがい知れない実情も教えてもらって、世界が広くなったような気もする。

来年度の大きな研修会の講師も頼まれたので、いい機会なのでカトリックの研究もしてみたい。