神保町で連休中に読む本を物色。三井記念美術館の河鍋暁斎展。

神保町を楽しむ。連休中に読む本を物色。

日本橋の三井本館になる三井記念美術館で開催中の「河鍋暁斎展の能・狂言画」展。

河鍋暁斎(1831-1889年)。古河生まれ。3歳でカエルを写生。7歳、歌川国芳の画塾に入門、9歳、神田川で生首を写生。11歳、狩野洞白に入門。19歳、「洞郁陳之」の号をもらう。25歳、安政の大地震に遭遇し翌日に仮名垣魯文の戯文に鯰絵を描き人気。
40歳、酔いにまかせて描いた風刺戯画で捕えられ牢に入る。41歳、むち五十の刑を受けて放免、画号を「暁斎」と改める。
58歳、美術学校教授依頼のため岡倉天心フェノロサ来宅。59歳、胃がんのため死去。

27歳で鈴木基一の次女と結婚するが29歳の時に妻死去。二度目の妻を娶るが30歳で死去。37歳で3度目の結婚。長女豊(後の暁翆)誕生。

43歳ウイーン万博、46歳フィラデルフィア万博、47歳第1回内国勧業博覧会、54歳パリ日本美術縦覧展に出展。

妖怪や風刺画の絵師として独自の存在感をのある河鍋暁斎は作域の広い絵師だった。能・狂言を描いた作品は一人舞台だった。その展覧会。