「知研フォーラム」333号が届く。
「発想法」特集。70年代、80年代のセミナーの再録。今読んでも面白い。
私は連載「読書悠々5−−「戦後」必須の名著3冊」を投稿。
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「名言との対話」6月25日。宮城道雄。
- 「修行中は馬鹿になっていなければ上達しない。馬鹿という言葉を言い換えれば、ものに拘らない素直なことである。理屈っぽいのが一番修行の妨げになる」
- 宮城道雄(1894年(明治27年)4月7日 - 1956年(昭和31年)6月25日。)箏曲演奏家、作曲家。神戸出身。失明後、八歳で二世中島検校に入門。大正六年(一九一七)上京。尺八の吉田晴風らとともに「新日本音楽」運動を起こす。洋楽を取り入れた新傾向の作品を作り、演奏技巧を拡大。レコードや放送に活躍した。代表曲「水の変態」「春の海」「さくら変奏曲」など。
- 「私は明けても暮れても自分の心を磨き、わざを高めることにすべてを向けてまいりました。生活そのものが芸でなければならないという信念で生きてまいりました。」
- 「私は思う。音には白い音、黒い音、赤い音、黄色い音というように、いろいろな音がある」
- 宮城道雄のいう「馬鹿になれ」とは「素直になれ」ということである。私の経験でも、伸びる人か否かはすぐにわかる。若いときに素直な人は必ず伸びる。素直な心、それを素心という。