多摩キャンパス

  • 「問題解決学入門」での講義。テーマは「私の問題解決人生」。1時間。1年生。
    • 以下、アンケートから。「自分の意見」「自分の武器」「自分を変える」「勇気」「一生懸命」「共感」「前進」「挫折」「行動力」「図解思考」「信頼」「真面目」「メモ」「スピード」「経験」「自分の言葉」「人間革命」、、、。
  • 渡辺客員教授と懇談

湘南キャンパス

  • 「教育内容説明会」:高校の進路指導の先生方への入試説明会。19校・25社で計59名。
    • 安田学部長に続き、経営情報学部の説明を行う。


  • グローバルスタディーズ学部10周年記念シンポジウムでの学長講演。200名。

    • 勤労者世帯可処分所得:日本の格差問題は、中間層の没落の進行。40歳から60歳の壮年期の貧困の進行。この20年間の累積で1600万円の消失。本来なら700万円の貯金があったはず。
    • この要因は産業間の移動:この15年間で製造業(280万人減)・建設業(153万人減)。この人たちが広義のサービス業(583万人増)に移動。広義のサービス業は100万円年収が低く359万円。広義のサービス業で増えたのは医療福祉(介護・タクシー・ガードマン・宅配)が330万人、宿泊飲食業が20万人。年収は200万円低い。
    • 家計消費構造の変化:この15年間で消費が月3万円減少。年36万円。9.4%減。増えたのは諸雑費、通信、自動車関連費と保健医療関係。減ったのは小遣い、交際費、仕送り金と授業料・教養娯楽・書籍・酒・外食。内向の時代。不安感の表れ。衣料は4642円の減少(26.3%減)。食は1728円の減少(2.8%の減)。住は2884円の減少(13.3%の減)。食はあまり減っていない。ユニクロ、シマムラ、ニトリなどが好調。
    • サービス産業の高度化がテーマ:観光の産業化。2015年のインバウンド1974万人、2020年に3000万という目標。一人当たりGDPが5000ドルで海外団体旅行。1.5から2万ドルで個人旅行。アジアの国々が離陸態勢。ハイエンド統合型リゾート(IR)が重要。衣料、教育、会議、食と農、インダストリアルツーリズム、歴史、カジノ。インダストリアルツーリズム:日本は苫東プロジェクト(メガソーラ・植物工場・自動運運転テストコース、、)、四日市モデル。
    • 藤沢:圏央道インパクトと中央リニアのリンク。
      • 圏央道(藤沢インター)は日本海と太平洋をつなぐ。日本海物流の時代(この10年で日本海港湾13の成長率は43.7%増・全国平均13.9%増)。浜田・酒田・金沢・舞鶴・秋田・直江津・伏木富山・博多・堺・新潟。米中貿易の増加が原因。太平洋港湾は世界ランキングで落下。28位東京、48位横浜、51位名古屋、56位神戸、60位大阪。太平洋の空洞化。
      • 中央リニアは11年後に名古屋。19年後に大阪まで延伸。中間駅インパクトが大きい。相模原から品川10分、公布10分。東京西地区の16号線沿いの巨大なニュータウン・マンション群。核家族、夫婦二人、単身者へ。田舎の高齢者は役割がある。首都圏の高齢者が問題、やることがない。参加型・参画型高齢社会をどう設計するか?
  • 帰りは栢原入試委員長と一緒に話ながら。