「年賀状の歴史」−−−人生の定点観測

k-hisatune2010-03-01

私のホームページ(図解Web)は、私自身の活動に関するデータベースになってきた。http://www.hisatune.net/
あらゆる情報を整理しながら投げ込んできたから、紙の時代だったらとうに無くなっていると思われる資料もあり、自分自身の歴史に関する資料庫になっている。ブログを書いているからこそ、日記が残っているし(それ以前の日記は残ってはいない)、授業のアンケートを整理していたからこそ、今でも参照できる。いわば自分史図書館・資料館になった。

例えば、毎年出す年賀状などは、HP作成以前の時代のものは残ってはいない。しかし、平成9年(1997年)に、勤め先を退職し大学へ職場を移すときの年賀状から、今年まで、このホームぺージの中に年賀状はすべて保管されている。
「蓄積」ということの大事さを身にしみて感じる今日この頃だが、私自身の蓄積はここ10年ほどの歴史を持つホームページという箱が大きな役割を果たしていることは間違いない。
以下は、1997年から2010年までの私の「年賀状の歴史」である。現在から見ると、年賀状は人生の定点観測という意味合いがある。http://www.hisatune.net/html/05-career/private/nenga.htm

写真は、近所の結婚式場の風景を撮影したもの。
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平成22年

新年、あけましておめでとうございます!

2010年の元旦、いかがお過ごしですか?気がついたら、21世紀も10年経ってしまいましたね。

今年は仙台から東京に移って3年目を迎えます。仕事や家庭のインフラもしだいに整ってきており、公人(仕事)、個人(ライフワーク)、私人(家庭)、それぞれの役割をバランスよく果たしながら、相乗効果をあげていこうと考えています。

年末にかけて今年の計画の遂行状況をチェックし、大晦日に今年の総括を行いました。(「今年はどういう年だっただろうか?」−−大晦日の今年の総括http://d.hatena.ne.jp/k-hisatune/20091231)その結果、今年やるべきこともはっきりと見えてきましたので、その道を着実に歩んでいこうと元日に改めて決意を新たにしています。

初詣で、どのような「おみくじ」を引くか楽しみです。

ウェブ時代を以下のメディアを駆使しながら乗り切っていきたいと思います。よろしくおつきあいください。

Twitterhttp://twitter.com/hisatune   926ツイート フォロワー573
・ブログ「今日も生涯の一日なり」http://d.hatena.ne.jp/k-hisatune/  1952日連続記入
・メルマガ「学びの軌跡」http://www.mag2.com/m/0000033275.html  707号
・ホームページ「図解Web」http://www.hisatune.net/  122万ヒット

本年の皆様のご多幸をお祈りしております。

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平成21年

新年あけまして、おめでとうございます!

旧年中はお世話になりました。
今年もよろしくおつきあいください。

今年は皆さんにとってどのような年になる予定でしょうか?
近況をお知らせいただくと幸いです。

さて、私の方は昨年は(「100年に一度」ほどではありませんが)
10年に一度の大いなる変化(仙台の宮城大から東京の多摩大へ)の対応の年でした。
そして東京での新しい生活・仕事に向けてのインフラ整備の年でもありました。

本年は、大学での新しい役割の遂行と新しいライフワークが形になっていく
最初の年となります。今年以降、「人づくり」をテーマに全ての活動を
収斂させていきます。

・「現代の志塾」を掲げる多摩大学では寺島実郎学長の就任に伴い、私にも
  学内外で新しい役割が予定されており楽しみです。
・全学対象のインターゼミ(社会工学研究会・寺島塾)を私も一緒に担当します。
・ホームゼミ(顧客満足ゼミ)は新2年生22人の加入を機会に、
  多摩大学総合研究所との連携で本格始動します。
・「図解コミュニケーション」と「ビジネスマン応援歌」に加え、
  第三の著作ジャンルとなる「人物論」の出版を開始します。
・2005年以来5年目を迎える「人物記念館の旅」は、累計300館突破を予定しています。
・生涯著作数は90冊を超えて、100冊の大台が見えてくるでしょうか。
・理事長をつとめるNPO法人知的生産の技術研究会(1970年創設)の再興を目指し、
  人づくりのための新たな仕掛けを行っていきます。
・1999年開設のHP「図解Web」をさらに進化させ、毎日のヒット数1000を当面の
  目標に精進してまいります。
・2000年より始めたメルマガ「学びの軌跡」が、累計700号を達成します。
  現在の配信数8千超から1万を目標として内容の充実を心がけていきます。
・2004年より続いているブログ「今日も生涯の一日なり」の連続記入記録は、
  当初からの目標であったヤンキース松井秀喜の連続試合出場記録(1768試合)
  を破る予定です。
・作家連合の社会貢献プログラムChabo!や日本ペンクラブなどを窓口に
  世界を広げていきたいと思います。
・新居に移り心機一転、新たな気持ちで一日一日を過ごしてまいります

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平成20年

新年あけましておめでとうございます!
皆さん、初詣はどうされますか?

私は今年は仙台の自宅でゆっくりしているので
近所の加茂神社にいくつもりです。
一昨年の加茂神社の初詣では「末吉」、
(風さわぐ秋の夕は行船も いりえしずかに宿を定めて)
昨年の1月1日の初詣のおみくじは「吉」、
9月の宇佐神宮のおみくじは、同じく「吉」でした。
(ゆきくれて まよえる野辺のほそみちに
  さやけき月のかげはさしけり)

今年はいかなる運命となるでしょうか。
ある占星術によれば、今年は「再会」の年となるとの
ことですので、それを信じて進んでいくつもりです。

年末年始には、年始に細かく記した「今年の希望」項目を、
年末に◎○△×と総括し、翌年の年始にはやるべきことを書き出す
という作業を行っています。この習慣も28年ほど続いており、
私にとっては年末年始の大切な行事となっています。
今年は何を目標としようかと考えていますが、新しいことにも
チャレンジするつもりです。

今年は出版ラッシュが予定されています。
ここ5年ほどメインテーマだった図解コミュニケーションに加え、
昨年あたりから若手ビジネスマンを励ます本の流れがでてきました。
また3年で200館を超えた「人物記念館の旅」で学んだことも
今年は書籍として結実する予定なので、楽しみにしています。

最近「継続は力なり」の意味が本当にわかってきた感があります。
・ブログの連続記録は1200日超。(今年の目標1500日超)
・メルマガ(週2回発行・配信数8000)の発行も560号。
・「人物記念館の旅」は217館。(年内300館が目標)
    http://www.hisatune.net/kinenkan/kinekan_list.htm

また、ここ10年ほど長期低落傾向にあった健康診断の数字ですが、
ここ2年ほど反転しつつありますので、勢いを持続していきたいものです。
(皆さんは、いかがですか?)

最後に、年末に手に入れたiPod touchを休み中に使いこなせるようになりたい
と思っていじくっています、これも楽しみです。(^^:)

では、皆さん、よいお年をお迎えください。

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平成19年

新年明けまして、おめでとうございます!
本年もよろしくお願いいたします。

今年の達成可能な記録一覧です。(大きい数字から並べてみると、、、)

・ホームページ「図解Web」訪問者数      70万ヒット(現在67.7万)
http://www.hisatune.net/
・ブログ「今日も生涯の一日なり」連続記入   1000日(現在825日)
http://plaza.rakuten.co.jp/hisatune/
・メルマガ「ビジネスマン教授日記」発行    500号(現在456号)
http://www.hisatune.net/mg/mg.htm
・「人物記念館の旅」の訪問館数        200館(現在142館)
http://www.hisatune.net/kinenkan/kinekan_list.htm
・著書刊行数                 70冊(現在67冊)
http://www.hisatune.net/html/02-kenkyuu/tyosaku/index.htm
・仙台生活                  10年(現在9年)

昨年から年賀状はメルマガで発信することとしました。

今年も「継続は力なり」を念頭に、日々精進してまいります。
また、メルマガ等でもいくつか新機軸も考えています。

今年が皆さんにとって良い年でありますようお祈りいたします。
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平成18年
新年明けましておめでとうございます!
本年もよろしくお付き合い下さいますよう。
皆さん、今年はどのような抱負をお持ちでしょうか?
今年は通常の年賀状を廃止することにしまして、このメルマガや
ブログを中心として皆さんにご挨拶することにしました。
気がつけば2006年、もう2000年代の中葉ですね。
 
昨年の収穫は、ブログ日記と人物記念館の旅でした。
ブログ日記「今日も生涯の一日なり」は461日連続記入。
       http://plaza.rakuten.co.jp/hisatune/
人物記念館の旅は1月4日の福沢諭吉から12月25日の松本清張まで70近い
記念館を訪問しました。(「ほんとうの時代」という雑誌に連載中。
次回は原敬、その次は樋口一葉?)
  http://www.hisatune.net/html/05-career/private/kinekan_list.htm

今年は、どんな年になるかなあ。
人物記念館の旅、100館を踏破 
外国旅行は中国中心
大型問題作を数冊発刊
雑誌連載の増加
ドラッカー学会  http://www.drucker-ws.org/
ゴルフ三昧
中国語会話
HP・メルマガ・ブログの世界
、、、、、、、、、、。

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平成17年の年賀状

新年あけましておめでとうございます

教育:「一年の計は殻を樹うるに如かず
     十年の計は殻を樹うるに如かず
     百年の計は殻を樹うるに如かず」(菅仲)

研究:「地上にもともと道は無い。歩く人が多くなればそれが道になる」(魯迅

地域貢献:「己の立てるところを深く掘れ、そこには必ず泉があらむ」(高山樗牛

最近、個人記念館の旅を始めました。
  宮沢賢治新渡戸稲造三浦綾子井上靖後藤新平、齊藤実、司馬遼太郎、齊藤茂吉、結城豊太郎、浜田廣介、原阿佐緒吉野作造棟方志功土門拳・・・・・。

久恒啓一
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2004年の年賀状
あけましておめでとうございます。
教育: 凡庸な教師はただしゃべる。良い教師は説明する。
すぐれた教師は自らやってみる。
偉大な講師は心に火をつける。(ワード)
研究: 第一に余は生来極めて平凡な人間である。唯幸いにして余は余自身の誠に平凡な人間であることをよく承知して居った。平凡な人間が平凡なことをして居ったのでは、此の世に於いて平凡以下の事しか成し得ぬこと極めて明瞭である。(浜口雄幸
地域貢献: おもしろきなき世をおもしろくすみなすものは心なりけり(高杉晋作
学内: 人を相手にせず天を相手とせよ、天を相手にして己を尽くして人を咎めず、我が誠の足らざるを尋ぬべし。(西郷隆盛
毎日の生活: 病気にかからぬ方法、身体をいためない方は、常にこころをゆかいに保つということである。(本多静六

 以上、今年の目標です。今年もご厚誼のほどお願いいたします。
ご活躍とご多幸をお祈りしています。


久恒啓一
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平成15年の年賀状おみくじ

あけましておめでとうございます

 昨年は「図で考える人は仕事ができる」(日本経済新聞社)がベストセラーになり、新聞、雑誌を中心としたマスコミ出演、そして講演の殺到など大きな渦の中に巻き込まれていくのを楽しみました。またその余波として昨年末から始まった出版ラッシュは今年拍車がかかる予定ですが、工夫して何とか乗り切りたいと考えています。
  また昨年から地域活性化のためのプロジェクトへの関与が増えてきてノウハウ蓄積のサイクルが回り始めました。住宅メーカー、大型ショッピングセンター、地域活性化、中央官庁、、、、、、。
 今年の最大のテーマは昨年開発した「図で考えるキャリア開発」プログラムの実践です。3月から、通信教育とスクーリングを中心とした独自のキャリアカウンセラー資格(伯楽)の講座が始まります。また昨年末に仙台で立ち上がったキャリアカウンセラーの専門集団であるNPOキャリア開発研究機構(理事長)を通じて、キャリアを切り口とした地域活性化に挑戦します。
  今年もご厚誼のほどよろしくお願いいたします。

久恒啓一
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平成14年の年賀状

寒中お見舞い申し上げます

寒さ厳しき折柄
     皆々様のご健康をお祈り申し上げます
                 平成十四年厳冬

昨年夏に父を亡くしましたため
新年のご挨拶をご遠慮しておりました。
十二月に「図解仕事人」(光文社新書)を出版いたしました。
郵便局のミスで、大学にいただいた年賀状が返却されるケースが多く、ご迷惑をおかけいたしまして、申し訳ございませんでした。

宮城大学事業構想学部

久恒啓一
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平成13年の年賀状

あけましておめでとうございます

  20世紀の最後の4年間は仙台で宮城大学の創設に関わり全力で走ってまいりました。昨年は建学面ではキャリア開発室長として第一期生の就職を担当しました。幸い内定率も好調に推移しています。教育面では初めて持ったゼミ生と地域プロジェクトに力を入れマスコミを賑わせました。県内のまちづくりにも関与し、高清水町長期総合計画への充実した提言をゼミ生とともに提唱することができました。4月からは大学院設置に伴いビジネスコミュニケーション論を担当、事業構想学部では新たに経営管理論(マネジメント論)に挑戦します。研究面では「できる!ビジネス図解。」「大胆図解図解 日本の白書最新版」(以上同文館)、「インターネット勉強法」(KKロングセラーズ・1月発刊予定)の三冊の著作著作を刊行できました。もう生活の一部となっているホームページも5 万件のヒットを越えました。本年は日経ビジネスなどいくつかの雑誌での連載も始まります。この4年間ご指導いただいた野田一夫学長の勇退宮城大学も新しい時代を迎えます。家族は、今年、長女が大学に、長男が高校に進む予定で、全員元気に暮らしています。21世紀も
皆様のご健康とご活躍をお祈りします。

2001年 元旦 久恒啓一
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平成12年

あけましておめでとうございます

 早いもので宮城大学に奉職して三度目の正月を迎えました。この3年間は学長室長、後に学生部長として尊敬する野田一夫学長を補佐しながら「21世紀の新しい公立大学の建学」に向けて全力疾走の日々でした。幸い基礎も固まり2001年には第一期生が社会に登場します。教育の面では、「知的生産の技術」教育の分野での成果もあがりつつあり、又サービス・マネジメントの分野のゼミを持つなど新しい分野も開拓中です。研究の面では、「大胆図解 日本の白書」「ビジネス自分史」など著作三冊とCD-ROM2巻を上梓することができました。地域への貢献の面では、委員長を務めている県民サービス向上委員会が軌道にのり始め、宮城県の行革の中心課題であるサービス行政への転換の試みを推進していくつもりです。今年は、昨年までの基礎の上にさらに充実した仕事に挑戦したいと考えています。昨年2月に個人ホームページを開設し、ライフスタイルに大きな影響を受けました。私の日常の活動や皆様とのコミュニケーションをこの場で十分にとることができる体勢が整いました。ぜひ覗いて下さい。

平成十二年 一月
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平成11年

あけましておめでとうございます

宮城大学に奉職し二度目の正月を迎えました。(1)「学生とともに成長する教育者」(2)「地域とともに歩む研究者」(宮城県行政改革推進委員・県長期総合計画審議会専門委員・通産省気仙沼市の各種委員・バリアフリー国体の提唱など)(3)「二十一世紀の新しい公立大学モデル建設への参画」を3本柱に多忙で充実した日々を送っております。尊敬する野田一夫学長をアシストしながら今年も頑張ってまいります。また開学直後の忙しさにかまけておりましたが、本年は著作もいくつか上梓する予定です。家族(妻・高一女・中一男)もすっかり仙台が気に入り、安定した生活を取り戻しました。今年もご支援・ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。

平成十一年 元旦

宮城大学 事業構想学部 教授 久恒啓一
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平成10年

あけましておめでとうございます

宮城大学に奉職して九ヶ月が過ぎました。この間、野田一夫学長をアシストしながら、疾風怒濤の日々を送っております。素晴らしいハードに、独立採算を目指す優れた経営ソフトが加われば、まさに「二十一世紀の新しい公立大学」の誕生となります。また日本航空時代の経験や「知的生産の技術」研究会での活動が役に立つということで、宮城県行政改革推進委員への就任教育という仕事の素晴らしさを実感する毎日です。ただ今のところ思ったより忙しく、本を書く時間のないのが悩みです。家族ともども仙台での生活も気に入っており、新しいライフスタイルの確立に挑戦してみるつもりです。ぜひ一度お寄り下さい。ご案内いたします。

宮城大学 教授 久恒啓一
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平成9年

あけましておめでとうございます

さて、小生この度転身を決意し、本年三月末を持って勤務先を退職することとなりましたのでご報告致します。ご縁があり、本年四月仙台に開学予定の宮城大学宮城県立・野田一夫学長)の教授として奉職することになりました。家族ともども仙台に転居する予定です。勤務先の日本航空株式会社におきましては、社内外の皆様に大変お世話になり、思う存分仕事を楽しむことができ感謝致しております。昭和四十八年の入社以来主として労務・広報・経営革新をテーマに勉強させていただきました。また今回の転身のきっかけとなりました「知的生産の技術」研究会(梅棹忠夫顧問・八木哲郎会長)においては十七年間にわたり素晴らしい仲間たちと活動を重ね、「図解の技術」(日本実業出版社)などの著作を上梓する幸運にも恵まれました。転居は三月末を予定しており連絡先が決まり次第改めてご連絡致します。それまでは自宅にて準備をしております。今後ともよろしくお願い申し上げます。
平成九年 元旦 久恒啓一