電子ブックの当たり年になりそうだ

研究室にP出版社の編集者がみえる。脱稿した「人生戦略本」の原稿を説明しながら渡す。
今まで考えてきたことを体系化した内容であるのだが、分量が多いのがやや気になるところだ。この部分は相談ということになる。内容からみて12月に刊行することになる。

次の大型企画についても前々から相談があり、そろそろ取り組むこととなった。

先日D出版社からは、人物論関係の本の企画の相談があった。こちらも決まったら気合を入れて取り組みたい。

今年は、電子ブックの当たり年になりそうだ。
各出版社から、過去に出した書籍の電子化に関わる契約の申し出が集中している。
各社とも社内体制が整い、電子出版への取り組みが本格化してきた様子だ。
8月中に一つ出る予定になっていたが、まだ連絡がない。電子書籍は形がないので、著者に連絡することを忘れている場合も多い。

この流れの中でカードブックという新手の電子ブック化のアプローチがある。
いわゆる電子書籍とは違って、本を分割、要約し、ごく簡単な形でスマートフォンで気軽に見ることができるようにしたものだ。
ひとつダウンロードして読んでみたが、ポイントだけをシンプルに読むことができるので、電車の中で読むのは都合がいい。新しい形態。韓国語版、台湾語版なども視野に入っているので広がりもでてきそうだ。
私の著書の多くをシリーズでカードブック化するということであり、面白いのでやってみることにした。
また、私の授業を受けたメンバーで構成する多摩大・図解アルチザンでも、一つカードブックの企画が進行中。

朝の散歩で、鳩の鳴き声と姿を捉えた。