若新雄純「創造的脱力」(光文社新書)を読了。
副題は、かたい社会に変化をつくる、ゆるいコミニュケーション論。
創造的脱力 かたい社会に変化をつくる、ゆるいコミュニケーション論 (光文社新書)
- 作者: 若新雄純
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2015/11/17
- メディア: 新書
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常識を破る様々な企画を実践している若い著者による新しい動きがわかる刺激的な本だ。
以下、面白い考え方や企画についての言葉をピックアップしてみる。
壊すのではなく緩める。週休4日、月収15万円のゆるい就職。選択肢を提案し社会にグラデーションをつくる。人生の主権を取り戻す。鯖江市JK課。ゆるい市民。プロい市民。グラデーションのあるまち。困ったね。なんとなく。ゆるい移住。違和感を大事に。居心地のいいゾーン。多数派の枠からはみ出した社会的な少数派。ニート株式会社。事業の目的は一切の事業。カオス。普通に代わるものを作り出すのは想像以上に難しい。原始的プロセス。レンタルニート。ニー活。期待値を下げるビジネス。就活アウトロー。脱力的な空間。落とし所なんてなくていい。戸惑いやグダグダ感。ナルシスト採用。軸と柔らかさ。休みの充実は新しい報酬。働き方の選択枝。グラデーションがあっていい。人生の主権を取り戻す。キャリアストレッチ。中身はかたく、外側はやわらかい。部分的に脱力する。当たり前のものをいちど手放してみる。
こうやって並べてみると、既存の常識を根本から疑う不思議な納得感がある。そして実際にこの考え方を持って組織人や若者を巻き込み実行に移し、社会の話題を集めているのが素晴らしい。
宮城大学の学生だったこの人の派手なパフォーマンスは記憶にある。
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中津泊。夜は母と焼肉屋で食事。
「名言の暦」11月20日
命日
- 若槻礼次郎1949:もし自分の尽力によって、なんとか纏(まと)まりがつくならば、自分の生命と名誉の如きは、何とも思わない
- 福田恒存1994:教育と教養とは別物です。教養を身につけた人間は、知識階級よりも職人や百姓のうちに多く見いだされる。
- 斎藤茂太2006:人を集めよう。幸福が集まる。
- 北の湖2015:
生誕