2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

若者には集中力や根気がある---二日間の集中講義

宮城大学の「ビジネス情報論」の集中講義の二日目。この講義は4月から隔週で7回行い、残りの7回分は30日・31日の二日間での集中講義という初めてのやり方である。「日本の論点」(文藝春秋)の2008年版の90項目、全120の論文の一つづつをそれぞれがパワーポ…

仙台の知研セミナーで講演ーー「これまでの私、これからの私」

朝7時36分の東北新幹線で東京から仙台へ。東京の暑さが嘘のように涼しい。そのまま宮城大学へ直行。 10時半から、ホームページの打ち合わせで、デュナミスの岩澤君と小林君と12時までこまから改善と修正の確認を行う。 4階受付の女性に前からあげようと思っ…

大学院の春学期が終了

昔の職場の仲間の浅山さんと品川の新高輪プリンスホテルで食事をご一緒する。仲間たちの動静がいろいろわかった。その後、品川駅の喫茶でいくつかの仕事の準備をする。16時半からは、D出版社の編集者のKさんと現在進行中の出版企画の確認と相談。18時にイ…

市町村アカデミー「財政運営」クラスと「企画事務」クラスの研修講師

千葉県美浜区に市町村職員中央研修所がある。全国の市町村職員のあらゆる研修を一手に引き受けている立派な施設で「市町村アカデミー」が通称である。この研修所からは宮城大学で勤務するようになってすぐに声がかかり、今日に至るまでずぶんと長い間通って…

「人物記念館の旅」−−−夏の計画

夏の間に訪問すべき人物記念館の候補を調べている。東北地方はほぼ制覇したので、今年からは東京以西が中心になる。東京では、吉川英治、熊谷守一、いわさきちひろ、加賀豊彦、海音寺潮五郎、野口英世、川合玉堂、土方歳三、川端竜子、村岡花子、田河水泡、…

本のまぐまぐ「話題の本情報」コーナーに私の「東京島」書評が掲載

まぐまぐのジャンル別サイト「本のまぐまぐ」( http://hon.mag2.com/ )というコーナーがある。「話題の本から隠れた名作まで!レビューや見どころなど、本に関するメールマガジンを紹介します。」とあるから、そういうジャンルの一つとしても私のメルマガ…

印税寄付プログラムChabo!参加著者の7月刊行本は5冊!

今日も暑い。午前中は、前期試験の監督業務。1年生必修の「情報学基礎」は400人を超えるので二つの会場に分けて行われた。私は一番大きな会場で他の先生のお手伝いという役割。問題配布と監督で歩き回る。 午後3時半から5時半までは、赤坂の野田一夫事…

「奇縁まんだら」(瀬戸内寂聴)--仏となった作家たちとの奇縁

奇縁まんだら作者: 瀬戸内寂聴,横尾忠則出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2008/04/16メディア: ハードカバー購入: 3人 クリック: 18回この商品を含むブログ (19件) を見る日本経済新聞に毎週連載していた「奇縁まんだら」という読み物がある。瀬…

新刊「仕事は『日曜の夜』から始めなさい!」--Chabo!マ-ク入

羽田空港から品川に出て、廣済堂の編集者と落ち合い、新刊の見本を受け取る。黒地に黄色の文字というデザインで、書店でも目立ちそうだ。滑らかな2センチ幅の線が横に入っているので聞いてみると、UV加工というのだそうで、やや重量感が出ている。 オビの…

今度の帰省の旅は、映画のシーンの逆回しのようだった

久しぶりの帰省で中津にいる。東京に転居してから初めてである。今までは仙台からだったが、久しぶりに羽田空港から福岡に飛んだ。羽田には京浜急行を使ってみたら、京浜蒲田、糀谷、穴守稲荷、大鳥居などの懐かしい駅を通り過ぎていく。 京浜蒲田は、大学を…

「悩む力」−−「性格」書評の試み

異色の政治学者・カン・サンジュンが書いた「悩む力」が売れている。在日韓国人としてのアイデンティティの問題に30歳位まで悶々と向かいあってきたカン・サンジュンは、この本で夏目漱石とマックス・ウエーバーをヒントに生き方についてのメッセージをこの…

牧野記念庭園(牧野富太郎)を訪問

世界的植物学者・牧野富太郎博士(1862年ー1957年)については、子供のころ伝記を読んだ記憶がかすかにある。学校に行かずに植物学を極めた大変偉い人という印象を持っていた。この名前は、朝倉文夫、昭和天皇などの記念館で何度か目にしたていたから、遅か…

植村冒険館(植村直己)

板橋区蓮根の商店街に「植村冒険館」という目立つ横断幕が見える。そこが数々の冒険を成功させた植村直己(1941年ー1984年)の記念館だった。梅村は兵庫県の出身だが板橋区には1984年に43歳で遭難するまで15年間をこの板橋区に住んでいた。思ったよりも立派…

「塵も積もれば山となる」----私の出版史

ビジネスマンとして本業の仕事以外の世界を持とうと考え、30歳でNPO法人知的生産の技術研究会(http://tiken.org/)に入会して以来、幸運なことに本の出版にずっと関わるという幸運に恵まれてきた。 初めての共著は32歳の時の「自分学のための知的生産術…

「マージナルマン(境界人)として生きる」

マージナルマン(境界人)。狭間を生きる。パフォーマンスと評価。真剣、本気で。部品人生、消耗人生を拒絶する力。被害者という意識ではダメ。生きるために切り売りする仕事と自分を高めていく仕事のバランスの設計。収入と誇りの一致。地政学知と語学力を…

アジア太平洋への新しい視界(日総研フォーラム)

今回で7回目を迎えた日総研フォーラム。 パネリストは東大のカンサンジュン教授。ファイナンス専門家で弁護士のアーサーミッチェル氏、そしてコーディネータは日本総研の寺島実郎会長。韓国、米国の視点を交えてアジア太平洋への新しい視界を語るフォーラム…

「クライマーズ・ハイ」---ジャンボが落ちた一週間。興奮、そして恐

話題の映画「クライマーズ・ハイ」を観た。 横山秀夫(1957年生まれ)が書いた単行本を数年前読んだことがある。横山は御巣鷹山のある群馬県の地方紙「上毛新聞」の記者だった20代の最後の時代に日航機墜落事故に遭遇している。その時の経験を小説にし…

日本ペンクラブの例会に初出席

有楽町の東京会館で行われた日本ペンクラブの7月例会に初めて出席した。 定刻の17時半前に会場のエレベータに乗るとちょうど小中陽太郎先生(日本ペンクラブ理事)と一緒になった。先立って行われた理事会で私の入会申請が認められたことを知らされた。ある…

編集者の歓びを一つあげるとしたら、、、、

机の上に本が10冊ほど積みあがっている。 ここ5−6年ほどはあまり本を読まなかった。本を書くのに忙しかったからだ。若いころ作家や学者、エッセイストなどの書斎を仲間と一緒に訪ねて取材し、それを本にしてたことがある。小室直樹さんにお気に入りのテレビ…

「問題は『数字センス』で8割解決する」(望月実)

会計の本は読んだことがないが、NPO法人知的生産の技術研究会の会合で最近会うようになった30代半ばの若い公認会計士の望月実さんから著書をいただいたので読んでみた。 「問 題は『数字センス』で8割解決する」(技術評論社)という本で、オビには「数字…

「全体知」---現代世界解析講座の最終回(寺島実郎)

今年4月から始まった多摩大学「現代世界解析講座」(寺島実郎監修)も、10日で全12回が終了した。監修者の寺島さんの「前期リレー講座の総括と問題意識の確認」が12日にあった。この講座は経営情報学部の1年生は必修なのだが、社会人にも開放したと…

日経連社内報センター委員の同窓会

平成元年前後に、日経連社内報センターの委員をつとめていたことがある。ここでいろいろな業界や企業の人たちと付き合いがあった。社内報コンクールの審査員をしたり(夏休みを数日つぶして応募社内報を仔細に評価)、札幌ビールの工場見学をしたり、新日鉄…

「泣いて笑ってホッとして・・・」(浅沼ヒロシ)--1分で1冊読める

ビジネスマンが仕事をしながら一年間で何冊本を読めるだろうか。週2冊のペースで100冊読む人ならかなりの読書家といえるだろう。「泣いて笑ってホッとして」(メディア・ポート)の著者の浅沼ヒロシさんは、このペースで書評ブログを3年以上にわたって…

最新刊のアマゾンの読者書評3つ

最近著「図で考えれば文章がうまくなる」(PHP文庫)のアマゾンの書評が3つ掲載されているので以下に紹介する。 - 図解で考えをまとめてから文章を書く, 2008/6/11 By フジキセキ (大阪) まず考えをまとめてから書く事にする、考える段階と書く作業との間…

縁のあった人はみな幸せになってもらいたい−−−宮城大学での講義

宮城大学での「ビジネス情報論」という講義は隔週で行っており、7月末には二日間の集中講義を行う。 本日の講義で隔週講義の部分が終了した。集中講義では一人一人にそれぞれの分野の第一人者の論説文を与えて考えてもらう予定だ。受講生が120名ほどだから12…

鳥の鳴き声を聴くーーー仙台でゴルフ

月曜日の宮城大学での講義に備えて前日の日曜日から仙台入り。今回は朝7時36分の東北新幹線で東京駅を発って9時17分に仙台到着。駅前に車で待っている富田さんのベンツに乗り込む。青葉通りの見慣れたけやきの並木が途中で途絶える場所がある。地下鉄…

小中陽太郎先生を囲む会

赤坂の有名な中華料理屋で小中陽太郎先生を囲む会に出席。 以下参加者。詳細は後で報告。小中陽太郎http://home.c01.itscom.net/ykonaka/ 和泉育子http://ameblo.jp/izumi-salon 浅沼ヒロシhttp://d.hatena.ne.jp/pyon3/ 樋口裕一http://www.higuchi-book.co…

全国カトリック学校校長教頭合同研修会の講師(仙台)

全国カトリック学校の校長・教頭合同研修会の講師に呼ばれ、3時間ほどの時間をもらった。 聖ドミニコ学園の佐野校長とのご縁がきっかけだが、全国に散在するカトリック学校の教育責任者らが90名参集していた。講演後の昼食会で、「目からうろこ」という言葉…

青年経営者セミナー(岐阜)

メガバンク関係の主催の「青年経営者セミナー」シリーズも、関西、東京を終えて今回の岐阜で最終回。 名古屋地区の中小・中堅企業の経営者が受講者で、今回は50人規模となった。20代から40代までだが、平均年齢は30代後半だろうか。リストをみると、社…

岐阜新聞と中日新聞の夕刊記事から

講義とゼミを終えて、明日の講演のため品川から新幹線で名古屋へ。乗り換えて関が原行きに乗って20分ほどで岐阜に到着。そこからタクシーで15分かかって鵜飼で有名な長良川河畔の岐阜都ホテルに23時前に到着。途中、信長が拠点にしていた岐阜城のライトアッ…