研究計画発表会

インターゼミ(社会工学研究会)の6つのチームの中の4チームの研究計画発表会。来週は「多摩学チーム」と「環境チーム」。

  • 東アジアの歴史観とネットワーク。

学長コメント「昨年の研究を踏まえよ」「アジア・太平洋研究所構想との併走。留学生などを巻き込んで」」「アジアについては何も知らないというところから出発せよ」「日本は常に脱亜論と親亜論で揺れている」

  • アジアとどう向き合うか。経済を中心に。

学長コメント「どうすべきかというより、FACTをまず調べよ。ヒト、モノ、カネの動きはどうなっているのかをマトリクスに。創造的認識。相関マップ。」「バイのFTAとマルチのWTO。なぜ日本がFTAに遅れたか。多国間交渉のWTOに日本が賭けたためタイミングが遅れた。日本はEPA(包括的、、)と呼んでいる。FTAには紛争処理の仕組みが組み込まれている」「日本の法人税率を下げれば済むというものでもない。法人税を下げることが本当に回答か。そのために日本企業が投資に慎重になっているのか。税率を下げることは財政赤字の拡大につながる。それは消費税論議になる。人の言っていることを鵜呑みにするな」

  • 観光。

学長コメント「日本観光学会のサイトをフォロー」「FACTファインディング」「訪日外国人のデータ」「クールジャパンの実態」「医療ツーリズム。歯科のための二泊三日の日本への旅行の流行」「温泉だけではなく、リピーターをどうう形で受け入れるか」

  • ディズニー。

学長コメント「ディズニーの虚構を見破れ」「キャラクター、ノベルティの根底に何があるのか」「昨年の調査研究の文献を読め」「ウオルト・ディズニーとは何者か、ディズニープロジェクトとは何か」「ねずみの神話化」「経営力としてのディズニー」「なぜ生き延びてきたのか」

インターゼミ初年度の昨年と比べると、各グループとも方向感が出ており、明らかに進化しているという印象を持った。
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インターゼミ開始前の30分間は、新たに取り組むことにしているPODCASTでの情報発信「多摩大チャネル」の第一回の学長インタビューに同席。
「現代の志塾」「人づくり」「リレー講座」「インターゼミ」「旧制高校生のような生活」「受験勉強はしない」「本気」「きっかけ」「疾風怒濤の生活が待っている」「脳力」「チャンスをつかんで真剣に」「国境を超えた知的体験」、、、。

終了後は、長田先生、金先生、菅野先生と蕎麦屋で懇親会。

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本日。Twitterのフォロワー数1900超。