150214

大学院修士論文最終試験。

  • 対象者は24名。
  • 私は徳岡先生と一緒に5名の発表を聞いた。毎回思うことだが、日本経済の鼓動を聞いている感じがして好きな時間だ。24名全部の発表を聞いてみたい。以下、論文タイトル。
    • 「中国における日本の携帯電話メーカーに関する考察」。日本メーカの失敗はブランドマーケッティングの失敗と宣伝の不足になり根本原因は人材の現地化の遅れ。(日本企業は中国の現在のニーズに合っていないということは意外)
    • 「米国ロサンゼルスに於ける日本文化発信ビジネス「MALL OF JAPN」構想の事業計画」。大規模プロジェクトの推進によて日米関係に一石。(クールジャパンの中心概念は何か。美感遊創というキーワードをアドバイス)
    • 「知の相対・動的志向性に着眼した質的教化戦略への転換」。企業における知の空洞化を乗り越えようとしたした論文。(異次元の知への道程。深い洞察。方法と技術に落とし込めるか)
    • 「韓国における外国人労働者の雇用状況に関する考察」。韓国内の外国人労働者の過半を占める中国人への対処法がうまくいっていない、それを解決するコミュニケーション戦略を提示。(グローバル化は一筋縄ではいかないということ)
    • 「人的資源の統合マネジメントモデル開発による成長」。多様な人的資源を統合しようとするダイバーシティ経営。(肝は社内のコミュニケーション戦略と具体的な戦術にあるから、そこに踏み込めるか)
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修士論文最終試験の最終審査の会議

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大学院教授会。

  • 最終試験判定会議
  • 人事案件:再任審査。副学長・学長室長・総合情報センター長。
  • 研究者規程の改正
  • 研究科教授会規則再改定
  • 私費留学生学費減免
  • 春季入試
  • 院生の異動
  • 教授会日程。学位授与式、入学式。時間割。入試結果。、、、。
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  • 諸橋先生
  • 金先生
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夕刻:南大沢でゼミ生のK君と面談。自営業を継ぐということで退学する。今後の勉強などについていろいろとアドバイス。新しい人生に向かって頑張って欲しい。

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2月14日。
命日

  • 山本周五郎:お前は史記などに書いてあることを信用するか。
  • ジェームズ・クック:誰かに「ダメだ」と言われたとしてもそれは最初の一歩にしかすぎない。習得しなければならないのはその「ダメだ」と言う言葉に打ち勝つことだ

誕生日。

  • 中川一政:私はよく生きた者がよく死ぬことができるのだと思っている。それはよく働く者がよく眠れるのと同じことで、そこに何の理くつもない。
  • 佐伯泰英:ともかく一章の起承転結を考えつつ一日一節を書く。日曜日も祭日もない。盆も暮れも書く。多作の秘訣とはただそれだけだ。
  • 植木枝盛:卑屈の奴隷に安んじて共に満足する人民等は、これは国家の良民ではない。 ほんに国家の死民でござる。
  • 岡倉天心:歴史の中に未来の秘密がある。
  • 広田弘毅:風車、風の吹くまで、昼寝かな。