10時:橘川先生:無限教師。音の図書館。大いなる多摩学会。
10時40分:ビジネスコミュニケーションの授業3回目。「私はこんな人です」というテーマで図解演習。
13時30分:教学マネジメント会議「カリキュラムの現状と課題」「教務・教育上の問題点」「教学マネジメント会議の組織化」。
14時30分:戦略会議「入試」。経営情報学部。グローバルスタディーズ学部。大学院。テーマは質の向上。来年度の数。
15時30分:大学運営会議
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【名言との対話」(平成命日編)」4月20日。竹内均「前進あるのみ」
竹内 均(たけうち ひとし、1920年7月2日 - 2004年4月20日)は、日本の地球物理学者。
竹内均はあこがれの寺田寅彦の孫弟子を自認していた。独特のふちの厚いメガネがトレードマークでテレビでもユーモアあふれる語り口で親しまれた。東大定退官後は科学雑誌「Newton」の初代編集長をつとめ科学知識の普及にも功績があった。
専門の地球物理学のみならず、一般科学から「修身」など人の生き方についてまで生涯で450冊の著書を刊行している。量産の秘密は書くことの5倍のスピードになる口述筆記だった。通勤で新書1冊を読み、読書メモもテープレコーダを活用、内容を要約して保存する。1時間で新書1冊は10枚のまとめになって蓄積をしていく。
執筆のノルマは毎月300枚以上を自身に課していた。あるテーマに関して3-4枚の断片を積み上げていく。100集まれば著作となる。売れる売れないに関係なく、自分の勉強のために原稿の形でストックしていくのである。
・独創というのは、すべての要素や知識、情報を収集し、可能なかぎり組み合わせて、その中からベストなものだけを選び、誰も考えつかなかった考えやイメージをつくり出すこと。
・仕事を遊びにする一つの方法は、その仕事を遊びと感じられるまで、その仕事に打ち込んでみること。
私もビジネスマン時代には竹内均の書いた「修身」型の著作愛読者だった。。過去に読んだ本のエキスを縦横に用いていることがわかる。ひたすら前進し、ひたすら蓄積していく、そしてそれを様々なメディアを通じて発表し、世の中に影響を与え続けていく。「前進と蓄積」がこの人のライフスタイルであった。知的鍛錬の継続によって人生を最高に生きることができるのだ。