2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧
北京の地下鉄に乗っているのは若者が多い。ラッシュ時は特に二十代から三十代の男女で一杯です。老人をたまに見かけると、日本人。東京の地下鉄では中高年の男女が多いのと好対照。若い国だ。現在十号線まであるが片道二元均一。日本円で三十円。ホームには…
中国国際航空の午後の便で羽田空港から北京へ。現在の羽田の国際ターミナルはまことにシャビーだが、10月21日に新ターミナルができるから解消される。上海万博行きのツアーが多い。 東京北京は2600キロで三時間。最新鋭もエアバスは快適だ。ビンの上…
「図解で身につく!ドラッカーの理論」(中経文庫)とほぼ同時期に出版した「30歳からの人生リセット術」(創元社)の書評がいくつか出てきています。この本は、自分の著書の中でも比較的気に入っています。若い人に読んで欲しいと思っています。30歳からの…
塩野七生は年一巻づつ15年かけて書き続けた「ローマ人の物語」を2006年に終えた。54才から69才までの15年という歳月を捧げたライフワークである。私はこの15年間に何冊か買ってはみたが、一冊も読み終えることはできなかった。 その塩野七生が書いた「日本人…
インターゼミ箱根合宿は午前中で終了。 天津財形大学短期留学組の二人からの報告があったが、匂坂君の「目的は経済発展というものを見たいこと」という発言が興味深かった。1989年生まれであるということは、90年代初頭のバブル崩壊以降の失われた20年が人生…
箱根桃源台のホテル箱根アカデミーでインターゼミの合宿。菅野先生の車で金先生と一緒に到着。 29人のゼミ生と10人の教員、2人の事務局という構成だ。始まる前に学長と懇談。民主党代表選も話題に。驚くような水面下の動きを聴く。このあたりは金曜日の報道…
午前中は、寺島文庫ビルで寺島学長と一緒に深い縁のある企業のトップと面談。その後、いくつか学長と情報交換。明日からのインターゼミの打ち合わせも。午後は、幕張本郷で市町村職員中央研修所での講義に出講。この研修所は市町村アカデミーという通称で呼…
iPhone4を入手しました。 もう手放せなくなったiPadと新型のiPhone4で、外出時のモバイル環境は完成です。 誰かがTwitterで、「iPadは大刀、iPhoneは小刀」という表現をしていたが、二本差しの侍になって戦場を駆けていくというイメージです。 「世の中が変…
昨日の中曽根康弘の「保守の遺言」に続き、今日は石原慎太郎の「真の指導者とは」を取り上げる。 いかなる組織や集団も率いる指導者の資質と能力の高低によってその運命が決まる。指導者なき現代の日本において指導者はいかにあるべきかを論じた石原慎太郎の…
中津から、福岡空港、羽田空港、そして自宅までの時間を利用して何冊か読了。石原慎太郎「真の指導者とは」(幻冬舎新書)。司馬遼太郎「人間というもの」(PHP文庫)。そして中曽根康弘「保守の遺言」。中曽根康弘「保守の遺言」(角川ONEテーマ21…
福岡往復。博多楼で姪の結婚式に出席。親戚だけという少ない宴だったが、本当に祝う人たちがじっくりと共通の時間を持つことができる形式でなかなかよかった。新郎・新婦はともにJICAの海外青年協力隊で任地のラオスで知り合ったという仲である。新郎は…
大変お世話になった横松宗先生の未亡人を訪問。もうすぐ90才。母の親友だ。手入れの行き届いた庭がとてもいい。瑠璃マツリという淡い紫の花がとてもきれいだった。 ゆめタウンで買い物。母と今までの海外旅行の話題に興じる。中津駅前の居酒屋で中津北高校の…
中津も暑い。山国川の川向こうの太平楽という温泉施設で、昼食の風風ラーメンを食べながら母とよもやま話。亡くなった父のこと、弟、妹のこと、叔父叔母のことなど、節目の時のエピソードを語り合った。温泉にゆっくりつかった後、じっくりとマッサージを受…
朝6時40分の直行バスで南大沢から羽田空港へ。空港の書店では私のドラッカーがめだっていた。もしドラの隣に積んであった。 9時20分のjal便で福岡空港へ。予定のひとつ前の便に乗れた。福岡空港では「すごい中津」展をやっていてビックリ。 12時の電車で13時…
新宿紀伊國屋で「図解で身につく! ドラッカーの理論」が店頭でワゴン販売されているのを確認。 14時から17時半までJICA(国際協力機構)の専門家派遣前研修で講師。今回の受講生は20人。 派遣国は、タンザニア、ヨルダン、中国、エチオピア、ホンジュラ…
最近、多摩大のホームページがTwitterやブログで話題になってきた。オンリーワンを目指してこの一年、学長室所管で頑張ってきたのが実ってきたようだ。ホームページづくりは家づくりと同じだ。設計図を書き、柱を立て、間取りを決め、内装を工夫していく。 …
今日は終戦記念日だが、多摩大学はオープンキャンパスでキャンパスは賑わった。夕方5時半からは、教員ラウンジのソファに教員が10名ほど集まって、カリキュラムの抜本改革の具体的な検討を4時間ほど行った。先日の学部運営会議でできた案と初年次教育のティ…
夏は、九州への帰省、中国旅行などを予定しているが、その合間を縫って講演も結構予定されている。 8月から9月にかけての講演・セミナーは以下の通り12回。 (株)マイプリント 多摩市にある企業の社内研修。多摩市。 企業研究会 有名企業の経営企画担当課長…
浅田次郎「終わらざる夏」(上下)の読後感の続編。 カムチャッカ半島にもっとも近い千島列島最北端の小さな島・占守島(シュムシュ島)では8月15日に戦争は終わらなかった。 仮想敵ではなかったソ連が日ソ不可侵条約を破棄して8月8日に宣戦布告し参戦した。…
広島への原爆投下のあった8月6日から読み始めて、本日浅田次郎の「終わらざる夏」の上下巻を読了した。戦争という運命に翻弄される様々な立場の人間の悲しみが描かれている名著だ。何度も涙が浮かんできた。こういった日常と非日常の織りなすドラマは、ほん…
郷里の同級生・土生望君から「しあわせ農泊 安心院グリーンツーリズム物語」(宮田静一著・西日本新聞社)が送られてきた。高校の同級生の宮田君が書いた本というメッセージが入っていた。高校時代はあまり接触がなかったが、宮田君のことは帰省するたびに頑…
漢文学者・古代漢字学で著名な学者、白川静は1910年4月9日に生まれ、2006年10月30日に96才で没している。 1999年から2005年にかけて24回にわたる文字文化研究所所長としての講義がDVDで残っている。89才から95才にかけての最後の講義である。前々からこの…
国民作家と呼ばれるほど読者の多かった吉川英治(1892-1962年)の記念館を青梅に訪ねた。 この記念館のある場所は当時は西多摩郡吉野村といった。多摩という名称は随分と広い地域を指しているのだと改めて実感した。野村という庄屋の家を自宅として…
人生という長い時間をどのようにマネジメントしたらいいのだろうか。まず、20歳までが「青春」、40歳までが「朱夏」、60歳までが「黄秋」、80歳までを「白冬」とわける中国の古来からの人生の区切り方がある。0歳から80歳までを20年刻みでわけるものだ。20…
品川サテライトで、秋期終了予定者修士論文最終試験。 私のチーム(審査員)は、松本忠雄先生、今泉忠先生、望月照彦先生、浜田正幸先生。今期は14人の社会人院生が審査を受けたが、私のチームは3人を担当。今期の修士論文題目をあげてみる。30代を中心とし…
青山のアイビーホールにて、社団法人企業研究会の企業グループマネジメント研究部会で講演。 この社団法人は60年の歴史を持つ団体で、37にのぼる業種の会員で構成されている。日本を代表するビッグビジネスのトップが理事をつとめている。http://www.bri.or.…
午前中は、学長室ミーティング。前期試験の沈教授の試験監督の手伝い、「BICS、世界の工場」などが試験のテーマでした。午後は、永山のマイプリントでの2回目の研修講師で、13時から19時まで。受講者は、システム課、ネット企画課、経営企画、人事課、購…
メディア向けに始めた「現代の志塾 多摩大教授陣リレー講座」の第一期の統一テーマは「グローバルビジネスとニッポンの進路」。 多摩大学長室(久恒・高野・山本)とギリークラブ(渡辺さん)の協力で開催するもので、九段サテライトで月に1-2回の講座を続け…
秋に向けて出版準備を進めているが、佳境に入ってきた。一つは、手帳である。知的生産、知的生活を送るための手帳を開発している。30年に及ぶ知的生産の技術研究会、そしてビジネスマン生活で学び、考えてきた「時間」に関する哲学と技術の総集編となるだろ…
新企画Podcast「多摩大チャンネル」は、音声配信による大学の広報活動です。 第1回は「寺島実郎学長に聞く」で、教育にかける思いを語っていただきました。 第2回は、「表現力の多摩大」をテーマに、小論文の樋口裕一教授と図解の私の対談という企画となりま…