アカデミア・コンソーシアムふくしまのSD合同研修プログラムで講演

仙台から新幹線で福島へ。仙台駅の切符カウンターで「先生!」と声をかけられる。JR東日本での先日の研修の受講生の女性だった。営業主任と言う名札をつけていた。
福島駅の喫茶で、福島原発の対応について国会で議員を叱咤した東大の先生を見かけた。
出迎えに見えた福島大学の千明地域連携課長と菅野人事課長によると、原発事故以来、広島大学長崎大学とは放射線の専門家の助力を得るために協定を結んでいるそうだ。

車で会場の桜の聖母短大に到着。
福島県内の高等教育機関がで構成するアカデミア・コンソーシアムふくしまの「大学教育充実のための戦略的大学連携支援プログラム」が、文部科学省の認定を受け、広域連携型学士力向上プログラム事業の一つとして企画したSD合同研修プログラムだ。アドミニストレーター養成講座。会場からはテレビ会議システムを利用して福島県内の高等教育機関に同時配信された。

講義テーマは「図解思考で問題解決力を高めよう---考える大学職員への道」。

福島大学福島県立医科大学福島学院大学、桜の聖母短大、会津大学短大、福島工業高等専門学校の6つの高等教育機関の職員が主たる受講対象で、以下の所属。
福島大学:評価室、監査室、人事課、財務課、教務課、学術情報課、地域連携課。
福島県立医科大学:総務課、学生課、病院経営課、医事課、医療連携・相談室
福島学院大学:福島駅前キャンパス、図書館業務課、総務人事課、保育課科事務室、管理課
桜の聖母短大:事務部、教学部、入試部、学長、元学長
会津大学短大:学生係
福島高等専門学校:総務課総務企画係、人事係、財務係、調達係、施設管理係、学生課入試係、学生支援係

テレビ会議システムはよくできていて、こちらの映像と声が同時に中継される。カメラは講師の動きに合わせて動いていく。上が本会場。下の分割画面が各教育機関。

この短大の遠藤静子学長は、宮城大時代に仙台で全国のカトリック学校の校長会で講演した時に挨拶をした人だった。

以下、感想から。

  • 大学の仕事は前の人が作った書類を探し出して単語を変えて使いまわしていただけだなあと思い当ってしまいました。
  • 目からウロコがボロボロ。机の上にウロコがいっぱい! 本学オリジナルを今日から生み出すべく努力します。
  • 自分の本当にすべき仕事に気づいてしまい、ショックでした。
  • 大学内部の問題解決に役立つと思います。
  • 自分がいかに自分の業務を分かっていないかがわかりました。コツは複数人であーでもない、こーでもないと話し合う中から、いろいろな意見を取り入れ作り上げrていく中江で身に付けていくものであると思いました。
  • これからの仕事のパワーがわきました。