フェルメールセンター銀座

大学院教授会終了後、銀座松坂屋近くにできた「フェルメールセンター銀座」に向かう。
分子生物学者・福岡伸一先生が監修の「フェルメール 光の王国展」を見る。
フェルメールの作品が所蔵されている美術館に赴いてフェルメールの作品を観賞する」という原則をもって全作品を巡る旅を始め、事情が許さないもの以外の34作品を4年かけて見て回る。
この企画展は、フェルメールの生涯の全作品37点をデジタル技術を使ったリ・クリエイトという手法をもって「再創造」し展示している。350年前の現物は美術館にあるが、それは350年前のものだ。再創造は、この年月の間に失われたものを再現し描かれた当時の本物に挑んだものだ。素晴らしい展覧会だ。
フラッシュを炊かなければ写真撮影も自由だった。こういう美術館のあり方の可能性を感じた。
顕微鏡発明者・ルーウェンフックとの関係、パトロンのライフェン、、。
「真珠の首飾りの少女」はやはり傑作だ。訪問記は別途書くことにする。

夕刻は、インターゼミ(社会工学研究会)。
冒頭にあいさつの後、各グループワークに入る。私の担当の地域(震災)班の中に入る。

学長が18時半に出張から到着し、一階のカフェで懇談会を開催。ほぼ全員が集まった。
私は司会。各グループから簡単な報告をしてもらい、最後に学長からコメントをもらい、そのヒントを生かして来週の研究計画発表会につなぐことになる。

外国でのフィールドワークに伴う責任体制をどうする?」
「台南はオランダ領」「国姓爺合戦(近松)」「中華民族の成功という意味」「ゴビ砂漠、モンゴルから送電網で」「バイオマスが重要」「バイオリファイナリー」「シェールオイル」「東亜経済人会議」「文献リストの提出」、、。


20時過ぎに終わって、金、菅野、長田、バートルという教員メンバーで懇親会。