大学。『全集』第一巻の見本を入手。知研東京セミナー。ZOOM読書会。

朝:大学で授業の準備など。

15時半:荻窪日本地域社会研究所で、待望の「全集」の見本を入手。完璧な仕上がりになっていて満足。書店に並ぶのは8月上旬。

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 17時半:代々木で知研東京の幹事会。

 18時半:知研東京の7月セミナー。「ZOOMの使い方」。講師は力丸さん。クラウドファンディングで寄付をもらった力丸、根岸の両氏に見本を贈呈。

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 21時30分頃に自宅到着。橘川幸夫『参加型社会宣言』のZOOM読書会に途中から参加。全部で60数人が参加。6グループで感想を述べあっている。私は主宰の田原さん、著者の橘川さんのメイングループにアサインされていた。13人で語り合う。仙台、北海道からの参加者も。新しい形の読書会だ。読書会の時代になるかもしれない。

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「名言との対話」7月22日。都千代「何かしらねぇ。おいしいものを食べることかしら(笑)」

 都 千代(みやこ ちよ、1901年明治34年〉5月2日 - 2018年平成30年〉7月22日)は、長寿者。

 昭和天皇と同年生まれで20世紀の始まりの年に誕生。日本人として田島ナビ田中カ子に次ぐ歴代3位の長寿記録保持者。歴代日本最長寿の田島が2018年4月21日に死去して以来、死去するまで長寿日本一・世界一となっていた。世界最高齢になった時点では孫が理事長をつとめる医療法人が運営する横浜市内の介護老人保健施設に入所していた。

日本抗加齢医学会による雑誌『アンチ・エイジング医学』の2015年10月号において紹介された。好物はうなぎワインクリームソーダ。趣味は夫との海外旅行。ギネス・ワールド・レコーズによれば、会話好きで怒ったことがなかったという。趣味は習字。美味しいものが好物で、寿司うなぎなどをよく食べていた。

 最後の数年は記録づくめだ。イチローなどのスポーツ選手が記録を積み上げるのを髣髴とさせる。2015年12月5日:国内2位の長寿だった石黒喜代子の死去により、日本で2番目の長寿、世界で5番目の長寿となる。2016年5月12日:世界で4番目の長寿となる。2017年4月15日:世界で3番目の長寿となる。9月15日:世界で2番目の長寿となる。10月25日:116歳176日で猪飼たねの死去時年齢を超え、日本人として歴代単独3位の長寿記録保持者となる。2018年3月10日:歴代の世界長寿記録保持者の中で上位10傑に入った。4月21日:田島ナビの死去により、116歳354日で世界及び日本最高齢の人物となった。5月2日:117歳の誕生日を迎えた。5月30日:117歳28日で大川ミサヲの死去時年齢を超え、日本人として歴代単独2位の長寿記録保持者となる。都千代はどんどん長寿者を追い抜いていく。そして、7月22日:117歳81日(満117歳没)で死去した。

115歳時のインタビューでは、「クリームソーダが好きで、お習字は昔から習っていて、今も書いてます」「 何かしらねぇ。おいしいものを食べることかしら(笑)」「うなぎは大好きねぇ」と語っている。

家族談:まるで女神のよう。おしゃべり好きで辛抱強く、怒ったところをほとんど見たことがなかった。話をしていると楽しくなる相手だった。趣味の1つは習字。子どもの頃から習い始め、最近まで字を書いていた。そしておいしい食事が大好きだった。よく寿司やうなぎを食べに出かけていた。

都千代の場合、超長寿の秘訣は、趣味と食事であった。明治、大正、昭和、戦後、平成、そしてあと少しで令和の時代を迎えるところまで生きたこのスーパーセンテナリアンの生涯は壮大な感じがする。