郡山で水難

東京駅で梅棹忠雄先生の訃報に接し秋田さんと弔電の文案を練る。巨星墜つ、とはこういう場合に使う言葉なのだろう。知研も四十年にわたり顧問としてご指導いただいた。ご冥福をお祈り申し上げます。

T出版社と大型企画の進行打ち合わせ。どんな形になるか楽しみだ。

久しぶりの東北新幹線で東京駅から郡山へ。物凄い雨が降っていて、駅の階段は滝のように水が流れている。明日の会津大学での講義のために乗り換えで会津若松へ向かう予定だったが、大雨のために、出発できないという車内放送。一時間半待ったが、見込みがないとのことなので、ホテル確保に走る。

駅を出ると、道路が川のようになっている。多くの人が途方に暮れている。コンビニは入り口には土嚢が積まれている。大通りをわたるにも、靴を脱ぎ裸足でズボンをたくし上げて歩くしかない。覚悟を決めて水のなかに入っていく。商店街は土嚢で水を掃いたり、水をふせいだりと大騒ぎだ。

やっとホテルに入ることができた。