高松;菊池寛記念館。イサムノグチ庭園美術館。

高松空港でアクアを借りて四国の旅に出発。

菊池寛記念館。

この人は学歴的にはずいぶんと回り道をした人だった。
東京高等師範明治大学早稲田大学、一高、京都帝国大学。28歳で京大を卒業。
28歳「父帰る」、32歳「真珠夫人」で流行作家。35歳、文藝春秋社設立。47歳芥川賞直木賞創設。51歳菊池寛賞創設。55歳大映社長、満州文藝春秋社長。59歳公職追放、死亡。
「私は頼まれて物を言ふことに飽いた」(文藝春秋創刊の辞)
「作品が残るか」
「私はさせる才分無くして文名を成し、一生を大過なく暮らしました。多幸だったと思ひます」
「河童忌や 集まる人も やや老いぬ」

イサムノグチ庭園美術館
石の彫刻家。

今回の旅は、吟行にしたいな。

今日の一句。
鰯雲 屋島の朝日 鷲掴み(吐鳳)