早朝はブログ書き。午前は立川でカラダケア。昼は目黒で橘川さんと陰謀。午後は東京でアルチザン美術館。夜は代々木でNPO法人知研の幹部会、続いてセミナーに参加。深夜、帰宅。以上のスケジュルーでした。
さかのぼって、記録してみます。
知研セミナーは小野恒さんの「みんなで本を書こう!」でした。共著を含め3冊の著書を持つ小野さんのお話は参加者に勇気を与える内容でした。専門の土木の本、前立腺ガンの体験記、ビジネスマン7人の回顧録の執筆のプロセスと反応を披露いただきました。岡山の伊藤理事にも参加いただきました。
東京駅から歩いて10分ほどの「アルチザン美術館」は、前身のブリジストン美術館を改装して2倍の面積を持つ美術館に生まれ変わって2020年にオープンした。今回初めての訪問だ。「M式「海の幸」森村泰昌」ワタシモノガタリの神話」展をみてきた。
「世の人々の楽しみと幸福(しあわせ)のために」が石橋の信条。幸福をしあわせ」と読ませている。
目黒のアトレ内にある「活美登利」で昼食。鮨はここ。
喫茶「集」で橘川さんと情報交換。
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午前は、立川でカラダケア。最近の疲れがとれた。
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早朝の5時から2時間は、e-bookの第5弾の記事と、昨夜のZOOMセミナーなどのブログ記録、そして「名言との対話」では昨日が誕生日のポッカコーポレーション創業者の谷田利景の「あなたの会社の魅力を堂々とお客様に言うことができますか」という名言をめぐるエッセイを書く。
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「名言との対話」11月19日。ラリー・キング「何を話すか話す。話す。話したことを話す」
ラリー・キング(Larry King、本名:Lawrence Harvey Zeiger、1933年11月19日 - 2021年1月23日)は、アメリカ合衆国のブロードキャスター。
テレビ、ラジオのトーク番組に出演し続けた全米で人気ナンバーワンのキャスタートして有名な人。ホストをつとめたCNNテレビの生番組「ラリー・キング・ライブ」は、最高の視聴率であった。「USAトゥディ」紙、「ダイヤモンド」誌に寄稿する名コラムにストでもあった。今年2021年に87歳で亡くなった。
大きめの縁眼鏡・いかり肩・捲り上げた袖・サスペンダーがトレードマーク。「トークの帝王」「マイクの名匠」の異名を持つ話術の名人であった。
『話し上手のコツ』(東急エージェンシー)を読んだ。
会話上手な人はつねに新しいことを学ぼうという姿勢がある。会話が成立するためには自分のことばかり話してはいけない。相手の立場に立つのが上手い人を「コミセレター(共感者)」とラリーは呼んでいる。
「誰にでも理解できる表現を使える人こそ、本当の話し上手」「準備なしで発言するな」「自身がないと態度に現れる」「準備が大切」「話は簡潔にしろ、おバカさん(Keep it Simple,Stupid.)。KISSの原則」「ユーモア」、、、。
差別的表現についての説明は参考になった。二グロといわれていた黒人は、1960年代にはブラック、そし1980年代からはアフリカン・アメリカンと呼ばれるようになった。メキシコ系、スペイン語系の人々は、ヒスパニック、そしてラティノへ。アメリカ・インディアンは、ナエイティブ・アメリカンへ。オリエンタル(東洋人)はエイジアン(アジア人)へ。そして、日本人は戦争中に使っていた「イエロー・ヘリル(黄禍)」や「ジャップ」という差別用語を使ってはならないというい戒めが載っている。
「これ以上うまくは書けないという記事は、まだ一度も書いていない」というワシントン・ポストのシャリー・ポヴィッチの発言を紹介して、話すことについても同じだと語る。満点はないということだろう。常に技術を磨いたことでトップに立ったのである。こういったエピソードは、いたるところで聞く。例えば写真家の岡田紅陽は「「一生に一度でいいから会心の一枚を撮ってみたい」といい、切り絵画家の宮田雅之は「完璧な作品はない」という。小説の林真理子も同じことをいっている。どの分野でも名人と呼ばれる人の姿勢は同じである。
プレゼンテーションで多くの失敗を重ねてきた私は、ラリー・キングの、「何について話そうとしているのかをまず話す」「みんなに話す」「話した内容をまとめ、おさらいして話す」という順番のアドバイスはは非常に役に立った。
話し上手の最高のコツは「今から何を話すか話す」「話すことを話す」「今まで話したことを話す」という順番だと短く理解しておこう。