2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ミニセミナー、ハンス・コパー、旧新橋停車場、知的生産ワークアウト

午前中は、大学で仕事。書類整理、打ち合わせ、、、。午後は、まず東京丸の内の新丸ビルの21世紀倶楽部で波頭亮さんを囲む10数名のミニセミナーに参加。週刊誌の編集長などメディア関係者などが参加。 最近著「成熟日本への進路」を巡る講演。 成長戦略(つ…

30代のための人生論

ワールドカップ、ベスト8を賭けたパラグアイ戦は、0−0のまま終わり、延長戦を経て、PK合戦であと一歩及ばず惜敗した。全般に相手の高い個人技に押され気味であったが、気迫とキーパーの好守で阻み何とか互角に戦った試合だった。仙台から富田秀雄さん来…

波頭亮「成熟日本への進路--「成長論」から「分配論」へ」

波頭亮「成熟日本への進路--「成長論」から「分配論」へ」(ちくま新書)を読了。成熟日本への進路 「成長論」から「分配論」へ (ちくま新書)作者: 波頭亮出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2010/06/09メディア: 新書購入: 6人 クリック: 86回この商品を含む…

高幡不動尊金剛寺の紫陽花祭り

高幡不動尊金剛寺の紫陽花祭りに出かけた。 3万坪の境内に、200種の紫陽花が7500株あり、その美しさは圧巻だった。 仙台から東京に出てきた2年前に訪問したのだが、この2年間で多摩地域に関しての知識が増えているので、見えるものが違っている。 その一つが…

あの記事は 何だったのか W杯 いつもながらに 勝てば官軍

読書メモ。山内昌之「幕末維新に学ぶ現在」 産経新聞に連載した内容55回分をまとめた書物。現在の政治状況を題材にしながら、幕末維新に活躍した人物の生涯を語るという趣向。賢人や豪傑の仕事ぶりの実例で歴史を学ぶことが大事だとは、吉田松陰の姿勢だった…

「参議院選挙の各政党のマニフェスト比較」

多摩キャンパスで講義とプレゼミ。九段サテライトで会議。品川キャンパスで大学院講義。大学院の講義のテーマは、「産業構造ビジョン2010」の戦略五分野、そして「参議院選挙の各政党のマニフェスト比較」。以下、受講生のアンケートから。 2つの図解を…

「稼ぎ」と「務め」のバランスの設計。戦略5分野。ダブルジョブ。

日本経済新聞「交遊抄」に書いた「幼なじみ突然現る」の反応は、ツイッターとメールで、旧友も含めて多くありました。日経ビジネスアソシエのオンラインで記事が紹介さています。 スキルアップ最前線 「自分だけの名言」ハンティング 歴史に学ぶ「金言・名言…

日経「交遊抄」(24日)に「幼なじみ突然現る」を書いた

24日の日本経済新聞文化欄の「交遊抄」に記事が出た。(この23日のブログを書いているのは24日の早朝なので、記事の出る前日ににアップすることになる) 幼なじみの樋口裕一さんのことを書いた。以下、その原稿。 −−−−−−−−−−−−− 幼なじみ突然現る 尊敬する野…

図解思考を用いた国際コミュニケーション力の向上研修(JICA)

隔月で行っている国際協力機構(JICA)の研修の講師をつとめる。テーマは「図解思考」を用いた国際コミュニケーション力の向上、で今年から専門家達の海外派遣前研修に協力することになった。「目的」には「国際協力人材に必要不可欠な「理解」、「思考…

83歳になる野田一夫先生との会合

午後、赤坂で二つの会合に出席した。両方とも私は評議員を仰せつかっている。 まず、財団法人社会開発研究センターの理事会・評議員会。野田一夫会長、岸田周平理事長、藤村専務理事。 次に財団法人日本総合研究所の理事会・評議員会。理事長と会長の交代と…

町田市小野路の「小島資料館」を訪問し小島政孝氏と会う

懸案であった大きな原稿執筆がほぼ終わった。今までのテーマの方向性を大きく変えるもので、私にとっては記念碑的な著書になるはずだ。解放感がある。調べ物が多く、本をたくさん読み込も必要もあるなど力仕事だった。日経新聞文化欄「交遊抄」の原稿も完了…

多摩大総研「マネジメント・レビューNo.4」を発刊

多摩大学総合研究所の機関誌「マネジメントレビュー」が発刊された。昨年から数えて第4号になる。毎年実績を積み上げていきたい。 今号の特集は、「地域の再定義」で、私は巻頭言で「多摩学の発見」という論考を書いている。以下、目次。 浜田正幸(多摩大…

平櫛田中「実践、実践、また実践。挑戦、挑戦、また挑戦。修練、修練

実践、実践、また実践。挑戦、挑戦、また挑戦。修練、修練、また修練。やってやれないことはない。やらずにできるわけがない。今やらずしていつできる。やってやってやり通せ前から行きたかった小平市の平櫛田中彫刻美術館を訪ねた。一橋大学の近くで玉川上…

児童文学に百年の月日を捧げた石井桃子の見事な人生

石井桃子(1907-2008年)は、児童文学の第一人者であるが、本人の名前は知らなくても、この人のつくった本を見ていない人はいないだろう。児童文学では読む子どもにとっては誰が書いたかには関心はない。 浦和高等女学校を卒業した石井桃子は、日本女子大に…

日経ビジネスアソシエ「歴史に学ぶ金言・名言」に登場

日経ビジネスアソシエ 6月15日発売号のメイン特集は「歴史に学ぶ 金言・名言」です。 私のインタビュー記事4ページで、名言2P、人物記念館の旅2Pとなりました。 * 福沢諭吉/岡本太郎/市川房枝 … 久恒啓一 [多摩大学経営情報学部 教授] (032p) * […

「ノンちゃん雲に乗る」(石井桃子)

「ノンちゃん雲に乗る」を久しぶりに読んでみた。東京府の菖蒲町の8つになるノンちゃんという女の子の物語。 ある朝起きたらお母さんが親戚の家に行ってしまっていたので泣きながら歩いていて、大きな大木に行き着きました。その木に登って見ると、水たまり…

プロジェクトマネジメント人材はどこにいるか−今北純一セミナー

欧州にわたってグローバル企業で仕事をし、そこで感じたことを著書という形で日本に向けて発信している今北純一さんを囲む小さなセミナーに参加した。今北さんは、旭硝子、英国オックスフォード大学を経て、スイス・バッテル研究所、フランス・ルノー公団、…

徳を育む人間学(学)と、知識・技術を学ぶ時務学(芸)

人間学を学ぶ月刊誌「致知」を愛読している。7月号もいい記事が多かった。7大タイトル制覇の最強棋士・張う(1980年生まれ)インタビューより。 相手を尊敬することが、結果的には自分を強くすることに繋がっていくと思います。 「どんな時でもいいかげんな…

 研究計画発表会

インターゼミ(社会工学研究会)の6つのチームの中の4チームの研究計画発表会。来週は「多摩学チーム」と「環境チーム」。 東アジアの歴史観とネットワーク。 学長コメント「昨年の研究を踏まえよ」「アジア・太平洋研究所構想との併走。留学生などを巻き…

研究計画発表会−−インターゼミ(社会工学研究会)

本日は16本のTweetでした

本日は、2年生以上の大きな講義、1年生のプレゼミ、会津大学からの来客、品川の社会人大学院での講義と忙しい日でした。Twiiterでのつぶやきは「RT」も含め16本と多かった。自宅のパソコン、iPad、iphoneでつぶやきました。新しいものから順番に並べてみま…

「平成21年度 事業報告」−教育・研究・社会貢献・管理運営

平成21年の事業報告は以下の通り。 ◎教育 ○講義:マネジメントデザイン1(必修)−−図解の技術の習得・「日本の論点」を受講生全員で全図解。問題解決力を身につける講義。 ○講義:マネジメントデザイン2(必修)――ライフマネジメント論の講義・自分のロー…

「身辺的利害を超えて、国や社会の在り方のために立ち向かう気迫」

GIN総研フォーラムは寺島実郎さんの「2010年上半期の体験と発見−頭の中でのつながり」というタイトルで、丸の内の日本興業倶楽部で行われた。1860年にアメリカにわたった咸臨丸の快挙から数えて、2010年の今年は150周年にあたる。50周年の1910年は日韓併…

野上弥生子「一葉よりは、、ずっとよい仕事をしているつりもり」

野上弥生子は、1885年5月6日に大分県臼杵町で生まれ、1985年3月30日に逝去している。あとひと月少しで百才になるところだった。 酒、味噌、醤油業を営む臼杵の小手川酒造に生まれ作文が上手だった弥生子は15歳で上京し明治女学校に入学。卒業と同時に同郷…

「残業はするな、前業をせよ!」(だいわ文庫)を発刊

「だいわ文庫」のシリーズに「残業はするな、前業をせよ!」が加わった。9日に発刊される。この文庫本のオビに「社会を泳ぎだした人にこそ読んで欲しい」とあるように若いビジネスマンに向けて仕事の心得を説いたものだ。私の「仕事術」関係の本の中では気に…

川喜多映画記念館と鎌倉文学館の「虚子展」

今日は、鎌倉の人物記念館を攻める。 鎌倉市川喜多映画記念館。 2010年4月にオープンした新しい記念館。ヨーロッパ映画の輸入と日本映画の海外への輸出を仕事にした夫妻を記念して建てられた記念館だった。 川喜多長政(1903年生まれ)は、府中四中、北京大…

10時40分から学部運営会議。学部運営に関する方針、課題を議論し、方向を決めていく会議だ。諸橋学部長、杉田教務委員長、斉藤T入試委員長、今泉FD委員長、菅野学生委員長、そして私(学長室長)が参加。金子さんが書記。村山就職委員長と矢内事務長は欠…

「売れないものをお作りなさい。必ず売れます」(天心が平櫛田中に)

平櫛田中は、すぐれた木彫彫刻家として有名だが、107歳という長寿を全うしたことでもよく話題になる。また、この田中(でんちゅう)さんは、「六十、七十、洟垂れ小僧 男盛りは百から百から」というよく聞く言葉を語った人物でもあった。 「日本美術」は…

インタビュー(アポの取り方)の方法を体験で学ぶ−−ホームゼミ

午前中は、学長室ミーティングの後、遠隔地にいるビジネスパートナーとウェブ会議を試してみた。同じ資料と互いの映像を見ながら議論を進めたが、ほとんど問題なく意思疎通ができた。簡単な装備(小型カメラなど)でできるので便利だ。昼休みは、趙先生、今…

森繁久彌−役者はその人物の持つ魅力が第一で、それを役者の華

世田谷文学館で、第11回世田谷フィルムフェスティバル「名優・森繁久彌」を見た。森繁久彌(1913-2009年)は、「世田谷区船橋に在住」とパンフにある。 「この度、ボクの古い映画を上映して下さるとのこと、少し照れくさいが、わたしの仲間だった久世光彦さ…