今秋終了の大学院生の書いた修士論文の最終試験。論文を読み、その上で各自のプレゼンテーションを受けて質疑応答する。
以下、6人の審査委員の一人として参加した最終試験の題目。大学院生は全員社会人。
- 商品の情緒的価値を高める組織やプロセスのあり方の研究
- インターネットサービスにおける贈与文化の研究
- テクノロジーに支えられた場が知の変換過程に及ぼす影響についての研究
- 企業存続の計略考、万能感と攻勢終末点に注目して
IT企業、プログラマー、外資系企業、官庁など自分の属す企業、業界を対象にとったテーマ設定が多い。
その他の題目は以下の通り。
- コンテクスト重視のマーケティングリサーチについての研究
- カーボンナノチューブにおけるオープン型研究開発モデルの研究
- 消費者間コミュニケーションの影響力増大に対応した広告コミュニケーションモデルの研究
- 加工食品流通における省エネ原単位・加工食品の流通段階における物流の原単位「省エネ法」から「カーボンフットプリント」へ
- 温暖効果ガス排出権取引戦略に関する研究
- 読者論的視点で捉えたドラッカー論
- イスラム金融会計基準と国際会計基準の関係に関する研究
- Innovation Developmenties in Developing World and Corporates Social Responsbility
- 外資系物流会社の日本における効果的な3PL展開の考察−A社の競争優位性の構築
- 低温食品業界において3PL事業者競争優位に立つための荷主企業とのパートナーシップ強化・伸展に関する研究
- 強いGEValueを持つリーダーの作り方
- 理念型中小企業の研究
現在の企業や業界の課題、時代のテーマが見えるので、kちらも勉強になるので全員分を聞きたい気持ちになる。
博士論文も一本あり教授会で審議。題目は以下。
- オーケストラ指揮者の多元的知性研究−場のリーダーシップに関するメタフレームワークの構築を通して